なお、米国政府は、先ごろ、国内の全ての航空会社に対して250億ドル（＝約2.75兆円）の資金援助を行ったが、その見返りに航空会社側は、9月末までは従業員の解雇は行わないと約束していた。

しかし、業績回復は、予想より遅れており、7月での、ユナイテッド航空の業績は、前年度に比べて、マイナス75％の業績落ち込みとなっている。...

なお、米国政府は、先ごろ、国内の全ての航空会社に対して250億ドル（＝約2.75兆円）の資金援助を行ったが、その見返りに航空会社側は、9月末までは従業員の解雇は行わないと約束していた。

しかし、業績回復は、予想より遅れており、7月での、ユナイテッド航空の業績は、前年度に比べて、マイナス75％の業績落ち込みとなっている。

ユナイテッド航空で計画している人員の削減は、全ての職種に及んでおり、パイロットから、空港における荷物取り扱い係まで対象としている。

ユナイテッドが、米国の航空会社大手の中で初めて、解雇を予定している従業員数の詳細を発表したこととなる。

一方、米国の他の各航空会社も、ユナイテッドに見習って、従業員の解雇計画を近々発表するものと予想される。