特に、レバノンでは、これまでにない最悪の経済危機にみまわれている最中で、今回の爆発事故は、まさに、泣きっ面に蜂という状況にある。
支援の手を差し伸べている国を挙げると、米国、カタール、フランス、イランおよび、レバノンと現在、敵対関係にあるイスラエルなどである。
爆発の翌日、8月5日水曜日のベイルートは、爆発により全てが破壊されて何も残っていない悲惨極まりない景色が広がっていた。...
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特に、レバノンでは、これまでにない最悪の経済危機にみまわれている最中で、今回の爆発事故は、まさに、泣きっ面に蜂という状況にある。
支援の手を差し伸べている国を挙げると、米国、カタール、フランス、イランおよび、レバノンと現在、敵対関係にあるイスラエルなどである。
爆発の翌日、8月5日水曜日のベイルートは、爆発により全てが破壊されて何も残っていない悲惨極まりない景色が広がっていた。この爆発事故での人的被害は、レバノン赤十字社の調査によると、100人以上の死亡と、4000人以上の負傷者を数えている。
救護班たちは、ベイルート港の事故現場周囲の煙が立ち込めている、ガレキの中から犠牲者を見つけようと必死に探索を行っている。
爆発事故の規模の大きさが、メデイアを通じて世界中に伝えられてから、多くの国から、レバノン国民に対して連帯の声が寄せられている。
レバノン政府のハッサン・ディアブ首相は、友好国に向かって、緊急な支援の訴えた後、近隣の各国の指導者から支援の提案が次々と出されている。
例えば、フランスは、レバノンの旧委任統治国であるが、最初に援助を提案した国々の1つで、「レバノンに寄り添って」支援すると宣言した。
マクロン大統領は、火曜日の夜から救護班(55人の救護者と15トンの支援物資)と6トンの保健衛生物資を送り、さらに水曜日から10人の救急医療班を2機の飛行機でレバノンに派遣すると約束した。
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