自殺防止委員会は、第3波のコビッド19感染流行が、日本人の精神衛生面に対し悪影響が出始めており、警告を発している。 最新の月間での自殺に関する統計結果では、最悪の状況を物語っている。
すなわち、月間自殺統計によると、昨年2019年の同時期に比べて、自殺者が15%から20%増加しており、女性の場合40%増加し、30才以下の若い女性の場合、75%の増加を示している。
日本の自殺者のほとんどは、パート的な仕事に付いていて、解雇された人たちで、失業手当の恩恵を受けない職に従事していた。...
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自殺防止委員会は、第3波のコビッド19感染流行が、日本人の精神衛生面に対し悪影響が出始めており、警告を発している。 最新の月間での自殺に関する統計結果では、最悪の状況を物語っている。
すなわち、月間自殺統計によると、昨年2019年の同時期に比べて、自殺者が15%から20%増加しており、女性の場合40%増加し、30才以下の若い女性の場合、75%の増加を示している。
日本の自殺者のほとんどは、パート的な仕事に付いていて、解雇された人たちで、失業手当の恩恵を受けない職に従事していた。
特に、コビッド19感染流行が始まってからは、女性の貧困率は著しく増加しており、それに伴って、女性の自殺率も増加している。
自殺防止委員会の1人は、「多くの人は、私たちに相談することを避けている。
というのは、委員会が満員状態であることを知っていて、我々の事務所でウイルス感染するのではないかと不安に思っているためだ。」と語った。
自殺防止委員会の他の1人は「日本では、自分自身を語ることには慣れておらず、個人的な悩みは、集団の中では、打ち消される傾向がある。さらに、精神的なストレスは、自分の弱さによるものとして、自分で囲い込む癖がある。このような精神的な問題に対する社会の見方を変えていかなければならない。」と述べた。
とりわけ、日本の子供や青少年の自殺率は、去年に比べて、2倍となっているという現状を見ると、若者が、悩みがあれば身近な人に意中を打ち明けて相談できる環境づくりがなお一層必要と考えられる。
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