JCCテレビすべて
最新のTV情報
2018年08月17日(金)
最新TV速報
【最新のTV情報】
2018/08/13
BSジャパン 【Newsモーニング・サテライト】
今日の経済視点・プロのこだわり
関連動画
語り継ぐ戦争 玉音放送で価値観が180度変わった 杉浦正健・元法相 (再生)
(終戦を告げる昭和天皇の)玉音放送は、疎開先の愛知県岡崎市の父の実家で聴いた。「堪えがたきを堪え」は分かった。祖母が「負けたんだよ」。頭の中が真っ白になった。負けるはずがない日本がなぜ……。国民学校5年の僕は信じられなかった。 空一面を飛ぶB29に度肝を抜かれ、夕日より空を赤く染めた名古屋空襲の夜、集落そばの田んぼまで一面火の海にした岡崎空襲は忘れがたい。学校では退役軍人の指示で、匍匐前進をさせられた。すべては勝つためだ。いずれ兵士になり僕も死ぬつもりだった。 米軍の宣伝ビラもまかれていたし、原爆後、空襲も減っていた。でも「負けそう」なんて漏らせば、「非国民」とののしられる時代だ。なのに、陛下が「負けた」と放送するとは……。 夏休み明け、びっくりしたのは、忠君愛国を説いていた教師が、民主主義を語り、教科書(の軍国調部分)に墨を塗るよう指示したこと。情けなかった。     * 教師の苦衷を考えたのは、ずっと後です。東京大学に入り、父に言われ、日教組出身の旧社会党参院議員、成瀬幡治氏に会いに行った。父は戦前、岡崎や名古屋で教員や校長をし、戦後も教育委員会に勤め、成瀬氏は父の部下だった。 父は偉いなと思ったが、けげんな気持ちも残った。「資本論を読みなさい」という日教組の幹部から、「お父さんに世話になった」と言われたんだから。管理職なのに、なぜ? 後で父が話してくれた。 大正末から教壇に立ち、たくさんの教え子を戦場に送った。多くが骨になって帰ってきた。もう二度と戦場に送ってはいかん。だから日教組頑張れ、なんだ、と。 父も妻子を疎開させ、校長として単身で名古屋に残った。無理がたたって結核になり、4年間休職。手術で片肺になり苦労した。 何より教育者として痛恨の思い。それは、墨塗りを指示した教師たちにもあったんじゃないか。 その後、僕も学生運動をし、(マルクス経済学者の)山田盛太郎教授のゼミに入ったり、学生運動をしたりした。だが、1956年のハンガリー動乱で、旧ソ連軍の戦車が市民を抑える姿を見て、社会主義はだめだと思った。 妻の父は戦争中、旧ソ連のスパイだったゾルゲの裁判で、官選弁護人を務めた。日本の南進情報をつかんで旧ソ連に流し、ある意味、日本を負けさせたわけですが、戦後、「堂々とした男だった」とよく思い出を語ったものだ。     * 日本はなぜあんな無謀な戦争をしたのか。どうやって戦争を防ぐのか。戦後、ずっと考えてきた。 弁護士を経て衆院議員になったころ、派閥の安倍晋太郎先生(安倍晋三首相の父)の外遊に同行し、政治家になった動機を伺った。 「学徒動員で戦場に行った。俺は帰ってきたが、優秀な友人たちは、戻ってこなかった。ああいう国にしちゃいかん」と。
関連ページ
いま経済は
気になる話題


▲画面のトップへ
ランキング 注目番組 注目パーソン
最新の画像  江戸川シーズンズ
最新の画像  江戸川シーズンズ
最新の画像  江戸川シーズンズ
最新の画像  江戸川シーズンズ
最新の画像  江戸川シーズンズ
最新の画像  江戸川シーズンズ
最新の画像  江戸川シーズンズ
最新の画像  江戸川シーズンズ
最新の画像  江戸川シーズンズ
最新の画像  江戸川シーズンズ
人気ランキング
注目番組