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記録的猛暑のダメージ次々と…葉物野菜が高値 乳牛の搾乳量は1割ダウン 北海道 (19/08/23 11:00) (再生)
北海道は暑さも和らぎ、秋の気配が感じられるようになってきましたが、この夏の記録的な暑さで動植物に影響が出ています。中には来年を心配する声も上がっています。 8月に生い茂るはずなのに、赤く変色している木の葉。 札幌では葉が枯れて変色した街路樹があちこちで見られます。この原因は? 日本樹木医会 北海道支部 真田勝顧問:「木の葉は気孔から蒸散しているので温度が上がらないが雨が少なかった。そこに暑さが加わると葉の温度が高くなってしおれる」 記録的な猛暑となった今年の北海道。5月には佐呂間町で39.5℃と道内の観測史上一番の記録となりました。 また、札幌では7月後半から8月にかけて、68年ぶりに10日連続の真夏日。それだけでなく3日連続で最低気温が25℃を上回る熱帯夜となりました。 暑さの影響を受けたのは、木々だけではありません。 吉井庸二気象予報士:「こちらの青果店では、暑さの影響で、葉物系の野菜が品薄ということです」 今年は、7月下旬から8月上旬の高温で農作業が行えなかったことに加え、特に葉物野菜は葉が傷んでしまい、例年に比べて収穫量が減りました。 札幌市中央卸売市場の取引価格は、去年の同じ時期に比べて、ホウレンソウは約1.5倍、ニラは3倍の高値となっています。 サンQ青果 奥山善彦代表:「ホウレンソウ、小松菜、ニラ、三つ葉に関しては、仕入れることが出来ない状態で、代わりに他の青みを置いて店頭に並べているような状況が続いています。生産状況にもよるので、はっきりしたことは言えないが、1~2週間は物がない状態が続いていくのではないかと思います」 また、思わぬ害虫被害も出ているといいます。 サンQ青果 奥山善彦代表:「暖かいと日陰を探して虫も中に入ってこようとするんですよ。葉っぱをかじらない虫ならいいが、中には葉っぱをかじる虫が中に入り込んで来る」 さらに影響は動物にも…。 今川純子記者:「暑さもおさまり元気にえさを食べている牛たちですが、今年の夏は30℃を超える暑さが続き、大きな影響を受けたと言います」 暑さの影響で牛が食べるエサの量が減ったり、免疫力低下で乳房炎にかかったりして搾乳量が1割近く減少。 江別市の牧場では1日あたりの出荷乳量が1トンほど減りました。さらに今後の牧場経営にも関わる大きな心配事も考えられると言います。 Kalm角山 山崎潤統括マネージャー:「これだけ暑い時期が続くと、ものすごく繁殖に影響が出て、そもそも受精するための発情がこないとか、発情がきても妊娠までたどり着けないっていう状態があるので、牧場としての経済にも影響が出てくる。(Q.来年以降にもそういう影響が?)出てくる可能性があります」 この夏の猛暑の影響はもうしばらく続きそうです。


「世界ゾウの日」 上野動物園・多摩動物公園でイベント (再生)
密猟や生息地の環境破壊などで絶滅が危惧されているゾウの現状や、東京都立動物園の保全の取り組みを知るイベントが「世界ゾウの日」(8月12日)前後に、台東区の上野動物園や日野市の多摩動物公園であった。【撮影・斉藤三奈子】2019年8月19日公開
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