医療現場のひっ迫が深刻化する中、日本医師会の中川俊男会長は今日、菅総理と会談。
現場の危機感を伝えた。
欧米に比べはるかに感染者が少ない日本。
国内に８０００以上もの病院があるにもかかわらず、なぜ医療崩壊の危機が叫ばれているのだろうか。
日本の医療機関のうち８割を占めるのが民間病院。
このうちコロナ患者の入院が可能なのはおよそ２割しかない。
なぜコロナ患者を受け入れる民間病院は少ないのだろうか。
大谷医師は、民間病院の多くが２００床以下の中小規模の施設で、そこには専門医や機材などがなく、コロナ患者に対応するのは難しいと話す。
また仮に金銭的な支援があったとしても、コロナ患者に対応できる医師を確保することはできないとする。
昨日、現状の医療制度の問題について問われた菅総理は、記者が質問した医療制度の根本の問題については明確に答えなかった。
菅総理は医療崩壊の深刻さを把握していない。
首相官邸の映像。
池袋大谷クリニック・大谷義夫院長のコメント。