ＳＭＢＣ日興証券・野地慎が電話で解説。
ドル／円予想レンジ：１０３．３０円～１０４．２０円。
昨日のニューヨークは買い戻しが続いていたドルに売りが出る形。
ドル円も若干値下がり。
長期金利上昇でドル高の関係が復活しつつある。
１２月の小売売上高にも注目。
債券市場をにらんだ展開が続きそう。
注目ポイント：米国・バイデン次期大統領の関心はユーロと人民元。
バイデン政権の為替政策にも関心が高まっている。
「ドル円への“口出し”ない？」ＦＲＢ（連邦準備制度理事会）実効為替レートのウエート：ユーロ圏、中国、メキシコ、カナダ、日本。
バイデン政権が国内産業を保護する可能性にかんがみれば、対ヨーロッパ、対中国での通貨安けん制は行われる可能性がある。
ユーロや人民元など円以外の通貨がバイデン政権からの圧力で上昇しやすくなれば総じてドル安傾向になりやすく重要となってくる。
「ドル円はドルインデックスの下落と連動」。
バイデン次期大統領が雇用回復が遅れる中、保護主義的になりヨーロッパや中国の通貨安をけん制する可能性は低くはない。
最終的に円高圧力になる点も注意。
その場合、夏までに直近安値の１０２円台を割り込むことも十分予想。
トランプ政権、トランプ大統領について言及。