ユナイテッド航空のボーイング７７７型機のエンジンが離陸直後に炎上したトラブル。
調査の様子を紹介。
損傷しているのは「ファンブレード」と呼ばれ、エンジン内部で回転する部品。
国家安全運輸委員会の会見で「根元が折れていたファンブレードについて、現場の予備調査では金属疲労と損傷が一致する」。
米国の国家運輸安全委員会は、「ファンブレード」と呼ばれる部品２２枚中２枚が損傷し、このうち１枚は金属疲労によるものとみられるとしている。
故障があったのはボーイング７７７型機で多く使用されている米国のプラット＆ホイットニー社のＰＷ４０００型エンジン。
去年１２月にエンジントラブルが発生した日本航空機にも同じタイプのエンジンが搭載されていた。
この時の調査でもファンブレードの金属疲労が確認された。
共同通信によると、韓国のアシアナ航空、大韓航空などでも同型のエンジン搭載の航空機を運航停止。
国土交通省は「安全確保のため」として同じタイプのエンジンを積んでいる日本航空１３機と全日空１９機について運航を停止するように指示。
米国・ワシントン、那覇空港の映像。