厚生労働省によると今月１３日から１８日にかけてインターネットのオークションサイト、ヤフオク！にハンセン病患者の情報をまとめたと見られる資料が出品されていた。
資料は長野県の大町警察署が明治３２年に作成したものと見られ、患者の名前や住所、生年月日、病状など中身の一部が閲覧できる画像が掲載されていた。
入札はないままオークションは終了し、出品はすでに削除された。
ハンセン病を巡っては感染力が極めて弱いことが判明したあとも法律に基づいて患者を強制的に隔離する政策が平成８年まで続けられ今も差別や偏見に苦しむ人たちがいる。
田村厚生労働相のコメント。