新型コロナウイルスのワクチンをめぐって、新たなスケジュールが示された。
ワクチン接種を担当する河野規制改革相は高齢者向けのワクチンについて、６月末までに全国の自治体に配送できる見通しとなったことを明らかにした。
一方高齢者への接種を終える時期については、「それぞれ自治体の計画通りに進めてもらえればよいかと思う」と話した。
計画を立てる自治体からは様々な声が聞かれた。
島根県では丸山知事と県内の町村長が意見交換し、県の担当者がワクチンの配送スケジュールなどについて説明。
佐賀県の山口知事は、政府が４月１２日から限定的に開始するとしている高齢者への接種について「医療従事者への優先接種と高齢者への接種が同時並行となる可能性が高いと認識している。
本当に接種がスムーズに進むのか懸念を感じている。
まずは医療従事者に接種してもらいたいと国にも提言をしていきたい」と述べた。
長崎市新型コロナウイルスワクチン接種事業室・若村隆室長、島根県津和野町・下森博之町長のコメント。
長崎県長崎市、島根県松江市の映像。

スタートまであと１か月となった五輪聖火リレー。
大会組織員会から新型コロナウイルス対策ガイドラインが公表されたが、政府の新型コロナウイルス対策を批判し聖火リレー中止について言及した島根県・丸山達也知事が厚生労働省に要望書を提出した。
丸山達也知事は自民党竹下派の竹下亘会長と会談し、竹下会長は聖火リレーについて知事が決めるべきではないと指摘。

新型コロナウイルスワクチンをめぐって新たなスケジュールが示された。
長崎市にきのう開設されたコールセンターでは市民からの「高齢者への接種はいつ始まるのか」などの問い合わせが寄せられた。
新型コロナウイルスワクチン接種事業室・若村隆室長は「みなさんの不安や疑問に丁寧に答えていく」と話した。
ワクチンをめぐって昨日新たに示されたスケジュールについて河野規制改革相は「６月末までに６５歳以上の高齢者全員に２回接種分のワクチンを自治体に配送完了できるというスケジュールでファイザー社から供給を受けることが大枠の合意」と話した。
河野規制改革相は高齢者向けのワクチンについて６月末までに全国の自治体に配送できる見通しとなったことを明らかにした。
一方、高齢者への接種を終える時期については「それぞれ自治体の計画通りに進めて頂ければよいかと思う」と話した。
島根県では丸山知事と県内の町村長が意見交換し、県の担当者がワクチンの配送スケジュールなどについて説明した。
津和野町・下森博之町長は「供給量といつ供給されるのか確実なところが情報として入ってきていない。
いろいろな体勢を組む上で支障をきたしている状況」と話した。
また佐賀県・山口知事は政府が４月１２日から限定的に開始するとしている高齢者への接種について「医療従事者への優先接種と高齢者への接種が同時並行となる可能性が高いと認識している。
本当に接種がスムーズに進むのか懸念を感じている。
まずは医療従事者に接種してもらいたいと国にも提言をしていきたい」と話した。
先週から行われている医療従事者への新型コロナウイルスワクチンの先行接種について、副反応に関する情報が厚生労働省の専門部会で明らかになった。
おとといまでに２万１８００人余が１回目の接種を終了、副反応疑いの症状は３人（０．０１４％）。
いずれもじんましん、悪寒、脱力、発熱の症状が出たがすでに回復している。
接種後の死亡やアナフィラキシーの報告はなし。
松江市の映像。