山田真貴子広報官が総務審議官だったおととし１１月に菅首相の長男側から７万円超の接待を受けていた問題。
加藤官房長官が「（接待内容は）和牛ステーキ、海鮮料理」と説明。
山田広報官は２０１３年、安倍首相（当時）から女性初の内閣総理大臣秘書官として辞令を受け、女性初の官房長や総務審議官を歴任、去年９月に女性初の内閣広報官に就任した。
会見前には音声機材のチェック、総理会見では司会進行を務め、質問する記者を指名するなど会見を取り仕切っている。
若者に向けた動画メッセージでは「イベントやプロジェクトに誘われたら絶対に断らない。飲み会も断らない」と発言している。
山田広報官は、すでに総務省を退職し現在は特別職のため国家公務員倫理規定の処分対象にはならず。
今回の問題をうけて１か月分の給与の６割を自主返納するとしている。
菅首相は緊急事態宣言解除をめぐり諮問委員会を開き、その後記者会見を行う見通しだが、これまで通り山田広報官が取り仕切るのか。
菅首相は「私から官房長官に指示して厳重注意をした。今回のことについて真摯に反省しているため今後も職務を頑張ってほしい」と発言。
立憲民主党・柚木道義衆院議員、今井雅人衆院議員、安住淳国対委員長、共産党・塩川鉄也衆院議員のコメント。
衆院内閣委員会、総理官邸、インドネシア・ジャカルタ、官邸、野党国対連絡会議の映像。