変異ウイルスのワクチンの完成にはまだ時間がかかる。
今後もさらに別の変異ウイルスが登場するだろうと、国内外の研究者たちは口をそろえる。
変異ウイルスがどのような場合に生み出されるかがわかりはじめている。
ケンブリッジ大学・ラビンドラグプタ教授は「免疫不全の患者や高齢者はウイルスが体内で持続することで変異する可能性があるので、ワクチン接種を勧めたい」、テキサス大学・ジェーソンマクレラン准教授は「多くの人がワクチン接種をすることがかぎ。ソーシャルディスタンス、マスクの着用が重要」と話す。
国内で開発されているワクチンはこれからが勝負。
国にはワクチン開発への強力な支援を求めたい。
解説・矢島ゆき子解説委員。
画像提供：国立感染症研究所。