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【いま政治は】
行き詰まる原発輸出・原発政策見直しを] (4件/週)

09/29 04:57 NHK総合・東京 【時論公論】
日本の原発が抱える根本的な問題に菅内閣はどう対応するのか。
日立の輸出撤退は菅内閣発足の前日に発表された。
しかし菅総理は就任後の会見で「引き続きエネルギーの安定供給もしっかり取り組んでいく」と述べてはいるが、原発を今後どうするのか具体的な言及はまだない。
ただ、原発はこれまで政府が決めた方針に民間が従う国策民営で進められてきたわけで、輸出に限界が見えた今、今後も原発に頼るというのであれば原発の安全廃炉を支える技術、人材を国内でどう確保していくのか、政府が責任もって具体的な道筋を示さなければならない。
一方で技術や人材の確保が難しいのであれば今後も原発に頼るのかどうか、エネルギー政策上の位置づけを再検討することが不可欠。
政府は、これまでもたびたびエネルギーを議論する場を設けてきてはいる。
しかしそれは再生可能エネルギーの導入や最近では石炭火力の廃止などが中心で原発に関して集中して議論する場は限られてきた。
その結果、福島の事故で原発を取り巻く環境が大きく変わっても課題が先送りされたままで、原発反対派からはもちろん推進側からも原発をどうするか位置づけをはっきりさせることを求める声が高まっている。
原発輸出に行き詰まった今こそ政府は原発政策を集中的に議論する場を設け、技術や人材を中心に国内外の情勢を分析し原発の位置づけ、見直しを急ぐことが求められる。
解説・水野倫之解説委員。

09/29 04:50 NHK総合・東京 【時論公論】
日立製作所は英国への原発輸出について経済合理性がないとして撤退することを今月、正式に決めた。
原発輸出は安倍内閣で成長戦略の柱と位置づけられてきたがこれで契約が見込める案件はすべてなくなった。
菅内閣は安倍内閣の継承を掲げ今後も原発の再稼働を進める方針とみられる。
解説のポイントは、総崩れの原発輸出、原発輸出の背景、原発政策の見直しを。
日立は英国中部の島に原発を2基建設し2020年代前半に運転開始することを目指して準備を進めてきた。
ところが世界的に原発の安全基準が強化され建設費が当初見込みの倍近い3兆円に膨らむ見通しとなった。
そこで日立は英国政府に対しCO2を出さない原発は温暖化対策にも役立つとして電力の高値買い取りを要請。
しかし英国では同じくCO2を出さない再生可能エネルギーが広まり価格も下がっていたことから、原発だけ高値で買い取るのは困難との判断があった。
結局、価格で折り合えず追加の支援も困難となり去年、いったん事業を凍結。
ことしに入って新型コロナの影響も深刻となり正式に撤退を決めた。
政府は2000年代半ばから原発の輸出推進の方針を打ち出し、これに応える形で日立、東芝、三菱重工の原発メーカー3社が米国のメーカーを買収するなど事業拡大を進めていたやさきに起きたのが福島第一原発の事故。
世界で安全規制が強化され建設費は1基1兆円以上に高騰各国の計画が軒並み暗礁に乗り上げる。
東芝は米国での計画遅延で1兆円を超える損失を出して経営危機に陥り、海外の原発事業から撤退を余儀なくされた。
リトアニアとベトナムも日本への発注を撤回。
三菱重工が受注を決めたトルコの計画も事業費が膨らんで継続は難しい情勢で、契約が見込める日本の原発輸出はすべてなくなった。
解説・水野倫之解説委員。

09/28 23:37 NHK総合・東京 【時論公論】
日本の原発が抱える根本的な問題に菅内閣はどう対応するのか。
日立の輸出撤退は菅内閣発足の前日に発表された。
しかし菅総理は就任後の会見で「引き続きエネルギーの安定供給もしっかり取り組んでいく」と述べてはいるが、原発を今後どうするのか具体的な言及はまだない。
ただ、原発はこれまで政府が決めた方針に民間が従う国策民営で進められてきたわけで、輸出に限界が見えた今、今後も原発に頼るというのであれば原発の安全廃炉を支える技術、人材を国内でどう確保していくのか、政府が責任もって具体的な道筋を示さなければならない。
一方で技術や人材の確保が難しいのであれば今後も原発に頼るのかどうか、エネルギー政策上の位置づけを再検討することが不可欠。
政府は、これまでもたびたびエネルギーを議論する場を設けてきてはいる。
しかしそれは再生可能エネルギーの導入や最近では石炭火力の廃止などが中心で原発に関して集中して議論する場は限られてきた。
その結果、福島の事故で原発を取り巻く環境が大きく変わっても課題が先送りされたままで、原発反対派からはもちろん推進側からも原発をどうするか位置づけをはっきりさせることを求める声が高まっている。
原発輸出に行き詰まった今こそ政府は原発政策を集中的に議論する場を設け、技術や人材を中心に国内外の情勢を分析し原発の位置づけ、見直しを急ぐことが求められる。
解説・水野倫之解説委員。

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