江戸川を突っ切り・平井大橋から荒川に入り朝霞・志木まで足を延ばす(その67)
10月10日、その日は朝9時15分に出発し、彩湖を目指して荒川を遡った。
荒川の河原のサイクリングロードは、横幅が10メートル位あり、広く整備されている。
空は一面どんよりして、秋の爽快さはどこにも感じなかった。
以前も戸田橋まで行ったことがあったので、途中までの道筋には記憶があった。...
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10月10日、その日は朝9時15分に出発し、彩湖を目指して荒川を遡った。
荒川の河原のサイクリングロードは、横幅が10メートル位あり、広く整備されている。
空は一面どんよりして、秋の爽快さはどこにも感じなかった。
以前も戸田橋まで行ったことがあったので、途中までの道筋には記憶があった。
東北線の下をくぐると、川向うには比較的高いビル群が見えた。地図から言うと川口あたりだろうかと思った。
岩淵水門の赤いゲートを過ぎると、河原で大勢の人々がバーべキューなど楽しんでいる広場が見えた。
そこからは、田園風景が広がっていった。
戸田橋を越えると更に、田園色が強くなってきた。
荒川に沿って、葛飾区、墨田区、足立区、北区、板橋区、練馬区と走り、荒川を渡らないのに、地名はなぜか「埼玉県」和光市になっていた。
東京都と埼玉県の県境はどこなんだろうかと考えてみたが、はっきりしなかった。
一つ発見があった。隅田川は岩淵水門で、荒川から分流して下流に流れるものと考えていたが、実は朝霞辺りの上流にも続いていたのだ。
ただし名称が「新河岸川」に変わり朝霞辺りで、土手の上を走ると並行して細い水脈が流れていたが、それではないかと推察した。
実は、行く前にグーグルマップで、「彩湖」について少し調べてみた。直感でなんとなく明媚なところだろうと感じていた。
ところが、朝霞水門を渡っても、荒川を彩湖側に渡る橋が見当たらなかった。
手元のスマホで、国道40号線を渡れば、何とかなりそうかと思ったが、その日は帰りの予定時刻が迫っていたので、彩湖は次回にお預けとした。
帰路は荒川沿いの土手の上の見晴らしが良いところで、リコーのシータを初めて取り付けてみた。
360度撮影できるというものだが、撮影してみると、すぐに電源がなくなったので、もう一度アクションカメラに戻した。どんな映像が取れているのか、楽しみだ。
(360度で撮影した映像。YouTubeに移動します。)
帰りは、向かい風が吹き、気温も低くなり、体力が消耗したので、ゆっくりしたペースで走った。
自宅には午後2時ごろ着いたが、その日はかなり疲弊した。
秋の気候は、変わりやすく、一定しない。その日は一面どんよりした空だった。
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(その67)荒川河川敷/隅田水門/岩淵水門/朝霞水門
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360度映像 朝霞水門付近で撮影(YouTubeに移動します。)
今話題の「海の森」を目指して、旧江戸川、新川、荒川河口橋、若洲を走り、ゲートブリッジに到着、帰りは新左近川親水公園経由で(その66)
10月2日、その日私は、湾岸の「海の森」を目指して、「夏の名残」を探し、市川から江戸川土手づたいに走った。
荒川河口橋までは、先週とほぼ同じ経路を通った。荒川河口橋は、何回通っても難所であった。
そもそも、橋本体そのものに辿り着くところまで、坂が急な上、道路がでこぼこで、エネルギーが消耗してしまった。...
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10月2日、その日私は、湾岸の「海の森」を目指して、「夏の名残」を探し、市川から江戸川土手づたいに走った。
荒川河口橋までは、先週とほぼ同じ経路を通った。荒川河口橋は、何回通っても難所であった。
そもそも、橋本体そのものに辿り着くところまで、坂が急な上、道路がでこぼこで、エネルギーが消耗してしまった。
本体に着くと、そこからは舗装が良く、結構な上り坂にしても何とか登り詰められた。
河口橋を下りる時は、結構スピードが出てしまった。
広々とした荒川河口には、湾岸マリーナからクルーザーが間断なく出てきていた。
くだり切ると、もうそこは新木場という地名になっており、広い湾岸道路を横切り、しばらくまっすぐ行くと「若洲海浜公園」に着いた。
若洲海浜公園近所では、ヨットの練習所があり、白い帆のヨットが何隻も海面の上を滑るように走っていた。
まだ、夏を感じさせた。
少し走ると、ゲートブリッジが目に入ってきた。
その麓の公園の中を走ると、その橋の遊歩用のエレベーターに到着した。
その日は、運悪くエレベーターが故障し、止まっていたので、止む無く歩いて8階まで階段を登った。
空は少しガスっていたが、東京湾と湾岸の景色が一望できた。爽快感を感じた。
遊歩道を歩いて、「海の森」が、一望できる場所まで行った。
今オリンピックのボート会場として「風の問題や予算の膨張」に関して注目されている場所であるが、橋からの眺めはすこぶる良かった。
具体的には、会場として相応しいかどうかは、判断できないが、風光は極めて良い場所であると思った。
まだ、整備工事は、それほど進んでいないように思われたが、「風の影響や海の塩っけがもたらす影響」は、ちょっと見では判断できない。
ゲートブリッジの袂に降りてみると、大勢の釣り人が群れをなして楽しんでいた。中でも子供たちが、大はしゃぎで楽しそうだった。
ここにも、夏がまだ残っていた。
帰りは、経路をジグザグして走り、若洲公園にも寄ったが、そこには花壇があり、もう秋の花が咲き誇っていた。
若洲公園からは、葛西臨海公園やディズニーランドが遠くに見えて、海に浮かぶヨットやクルーザーがまだ夏の名残を残していた。
帰路、初めて「新左近川親水公園」を通り、葛西を抜けて、旧江戸川に辿り着き、そのまま帰宅した。
季節は、まさに晩夏から初秋の様相を呈し、秋がそこまでやってきている予感と夏の名残が交差し、少し郷愁を感じさせる趣であった。
出発時刻は9時で、帰宅時間は14時頃であった。汗はそれほどかかなかった。
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