【隅田川シーズンズ】
東京スカイツリーにペンギンや金魚の鑑賞に行く(その214)
先ず、クラゲの入った水槽があり、見ると蛍光色のクラゲが泳いでいた。 暗い空間で、ビデオカメラを回すと、ファインダーに白い姿がふわふわと表れてきた。 熱帯魚などを鑑賞していると、ペンギンの島が見えてきた。 多少モノクロ調にはなるが、30頭位のペンギンが島に立っていたり、水の中で泳いでいたりした。 丁度、餌をやる時間なのか、女性の飼育員が数人出てきて、ペンギンと戯れながら、自分の手から小魚をペンギンにやっていた。 その時、ペンギンの名前を呼びながら、何やらペンギンと会話をしていた。 その声が、装着している収音マイクから聞こえてきた。 暫らく、その場で鑑賞してから、大きな水槽へと向かうと、そこには人面魚のような魚が泳いでいた。 急にその魚がこちらに向かってくると、なぜかギョッとした。 中には、綺麗な色と柄でボディラッピングされた熱帯魚も泳いでいた。 カメラで追いかけると、逃げ出してしまう者もいた。 金魚もランチョウや出目金など、あの特徴のある赤いべべ着た、伝統的なものもいた。 どの水槽の前も、小さな子供たちが歓声を上げて、楽しんでいた。 3連休の中、雨の日が続き、この水族館には、子供連れの家族が、集結してきているように感じた。 僅か1時間もしない内に館内は、相当な人で一杯になっていた。 時計を見ると、11時半を回っていたので、その日は、そろそろ引き上げることにした。 外に出ると、まだ雨は止まず、沢山の観光客が、続々と集まってきていた。 最早、東京スカイツリーは、展望台だけが売りではなくなってきたのかとふと思った。 その日は、来た道を、同じように辿り、帰宅への途に就いた。 戻る |