国際連合によると、2023年に世界の至る所で平均気温が最高値を記録したことを3月に発表後、2024年4月23日火曜日にアジア地域の温度が急激に上昇したことを発表している。
フィリピンの首都マニラでは日曜日に、熱波の到来のために2日間、全ての公立学校(47000校が対象)での対面授業を中止とすることを決定した。教育省は、フェースブックを通じて熱波の予測と運輸機関のゼネストの発表を鑑みて、4月29日、30日の2日間はリモートでの授業にすると発表した。...
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国際連合によると、2023年に世界の至る所で平均気温が最高値を記録したことを3月に発表後、2024年4月23日火曜日にアジア地域の温度が急激に上昇したことを発表している。
フィリピンの首都マニラでは日曜日に、熱波の到来のために2日間、全ての公立学校(47000校が対象)での対面授業を中止とすることを決定した。教育省は、フェースブックを通じて熱波の予測と運輸機関のゼネストの発表を鑑みて、4月29日、30日の2日間はリモートでの授業にすると発表した。
アジア大陸ではとりわけ、フィリピンが気候変動に最も影響を受けやすい国にあげられるという。首都マニラでは土曜日に38.8℃の記録的な温度を示し、不快指数は45℃に達した。マニラから北北西のカミリンク市では同日、フィリピンにおける40℃以上の最高温度を記録した。このため、この日は、多くのフィリピン人が冷房の完備したショッピングセンターに駆け込んだという。
バングラデシュでは、同様に熱波のため数日間、教育機関は休校していた。しかし、日曜日からは熱波が継続しているが、数百万人の生徒へのクラスでの授業を再開した。なお小学校については、大事を取って短縮授業に切り替えているという。
一方、ミャンマーでは最高気温が中西部の都市、チョクで45.9℃に達し、太陽が沈むと直ぐ人々は公園の木陰に凉を求めている。ミャンマーでは市民間の紛争によるインフラへの攻撃と旧式の電力供給網が原因して停電がひんぱんに起こっていて、ガソリン燃料による緊急発電設備がない地域では、1日に8時間以上も停電が続き、エアコンが使えない状態が続いていて、この間は暑苦しさを我慢しているという。
その他、タイでは北部地方で44.1℃に達し、ベトナム南部では43.2℃に至り、インドでは数日中に44℃近くの気温になることが予測されている。
気象専門家によると、気候温暖化に対する何らかの対策を現時点から講じないと、熱波の訪れる期間は今後さらに長く、強烈に、ひんぱんに起こることになると警鐘を鳴らしている。
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