米経済誌のフォーブスは17日、2017年版の米長者番付上位400人を発表した。これによると、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が24年連続で1位となり、トランプ大統領は前年の156位から248位に後退した。
フォーブスが17日に発表した長者番付によると、上位400人の合計の資産額は2兆7,000億ドル(約302兆円)で、昨年の2兆4,000億ドルから増加した。上位400人の内の大半は、テクノロジー関連企業の関係者や銀行家等が占め、女性は50人だった(昨年51名)。
第1位は24年連続でマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏となり(資産総額890億ドル(約10兆円))、2位にはインターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムの創業者、ジェフ・ベゾス氏だった(同815億ドル)。...
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フォーブスが17日に発表した長者番付によると、上位400人の合計の資産額は2兆7,000億ドル(約302兆円)で、昨年の2兆4,000億ドルから増加した。上位400人の内の大半は、テクノロジー関連企業の関係者や銀行家等が占め、女性は50人だった(昨年51名)。
第1位は24年連続でマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏となり(資産総額890億ドル(約10兆円))、2位にはインターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムの創業者、ジェフ・ベゾス氏だった(同815億ドル)。3位は著名な投資家でバークシャー・ハサウェイを率いるウォーレン・バフェット氏(780億ドル)、4位はインターネット交流サイト(SNS)最大手のフェイスブック創業者、マーク・ザッカーバーグ氏(710億ドル)で、この1年で最も資産を増やしている。5位にはオラクル共同設立者のラリー・エリソン氏(590億ドル)が入り、1位から5位は前年と変わらなかった。
トップ10とその資産総額は次のとおり。1. ビル・ゲイツ(890億ドル、前年対比+80億ドル)、2. ジェフ・ベゾス(815億ドル、同+145億ドル)、3. ウォーレン・バフェット(780億ドル、+125億ドル)、4. マーク・ザッカーバーグ(710億ドル、+155億ドル)、5. ラリー・エリソン(オラクル共同設立者、590億ドル、+97億ドル)、6. チャールズ・コーク(コーク・インダストリーズ、485億ドル、+65億ドル)、7. デビッド・コーク(同、485億ドル、+65億ドル)、8. マイケル・ブルームバーグ(ブルームバーグ創業者、468億ドル、+18億ドル)、9. ラリー・ペイジ(グーグル共同創業者、446億ドル、+61億ドル)、10. セルゲイ・ブリン(同、434億ドル、+59億ドル)
トランプ大統領(31億ドル)は、ニューヨーク・マンハッタンの不動産価格の下落等により、資産を6億ドルほど減らし、前年の156位から248位に後退した。2015年の総資産額は45億ドルだったので、2年間で31%も下落したことになる。大統領の資産の半分はニューヨークの不動産で、トランプタワーなどがある市中心部の市況下落が響いた。フォーブスによれば、所有するゴルフ場の価値の下落や利用者の減少、大統領選挙の選挙運動に6,600万ドル、訴訟対応に2,500万ドル費消したこと等がさらに影響しているという。
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