1月13日付米国
『ワシントン・イグザミナー』は「イランの大物司会者が航空機事故後、“噓”を謝罪し国営放送を辞職」との見出しで以下のように報道している。
イラン国営TVの司会者が今日、先週起きた800人乗り航空機ボーイング737へのテヘラン上空での空爆をめぐる噓を理由に退職した。司会者は、「自国の人々の殺害は信じられないかった。テレビで13年噓をついていたことを謝罪する」と述べたと報じられた。...
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1月13日付米国
『ワシントン・イグザミナー』は「イランの大物司会者が航空機事故後、“噓”を謝罪し国営放送を辞職」との見出しで以下のように報道している。
イラン国営TVの司会者が今日、先週起きた800人乗り航空機ボーイング737へのテヘラン上空での空爆をめぐる噓を理由に退職した。司会者は、「自国の人々の殺害は信じられないかった。テレビで13年噓をついていたことを謝罪する」と述べたと報じられた。
イランのジャーナリストは、イラン政府のメディア支配により、空爆を巡る事実を報道することに苦心してきた。
事故後イランが通信網を世界から遮断しようとする動きに、トランプ大統領は、イランのインターネットを復活させよと迫った。イランは最初、飛行機事故の責任を取るのを拒んだが、飛行機が空爆される映像が公開されると、イラン政府はミサイルは意図せず発射されたものだと主張。
モハマド・ジャバドザリフ外相は、「軍による内部調査の結果、米国の冒険主義による人為的ミスが惨事を招いたとした。
同日付米国『FOX』は「国営イラン放送で少なくとも2名の司会者が退職:“13年の嘘を許して”」との見出しで以下のように報道している。
ウクライナ航空機撃墜事故の隠ぺいに端を発するデモに見舞われる中、国営メディアの少なくとも2人のイラン人ジャーナリストが退職しており、またもう一人が、「13年私はみなさんに噓をついていた」と支援者に謝罪した。ジェラーレ・ジャバリさんは現在は削除されているインスタグラムで、「イランに人々がなくったのは信じられない、こんなに知るのが遅くなったことを、13年噓を行ったことをお許しください」等と述べた。
また司会者のサバ・ラッドは21年もジャーナリズムを去ると述べた。
月曜に政府への抗議デモが行われた後、司会者らが退職している。多くのデモ隊は、政府が最初に責任を否定したウクライナ旅客機撃墜の後、政府指導者の追放を求めた。
イランでは、政府が支配しているメディアに対し、好意的でない人もいる。
イランのジャーナリスト協会は声明文で、「国営メディアは、誤情報を報道してから、国民の信頼を失った。他のメディアはこの状況に抵抗をしたのだが、イラン・イスラム共和国の国営テレビがこれに組したのだ。国民は公的データやジャーナリストを信用できないのだ。」等としている。
国境なき記者団は、イランをジャーナリストに最も抑圧的な国の一つにランク付けている。イラン 政府によるニュース統制は容赦がなく、1979年のイラン革命以来、860人のジャーナリストが投獄または処刑されている。
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