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2024年05月04日(土)
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【あの一言】
分析「ほほえみ外交」北朝鮮にどう向き合う
慶應義塾大学教授・添谷芳秀
今後、米国がどう動くかということで、決定的に日本の対応が左右される。対話が失敗したという議論があるが、これまでの国際社会の試みは対話と圧力を一緒に組み合わせてやってきてそれが失敗しているということであり、対話と圧力をどう組み合わせるかという新しい課題がある。
2018/02/18 NHK総合[日曜討論]

拓殖大学大学院教授・川上高司
潮目はまだ変わっていない。しかしながら今後、北朝鮮と韓国との話し合いが展開されていく中で、米国が北朝鮮を先制攻撃するタイミングを逸した場合には、米国と北朝鮮の対話という局面に入ってくる可能性もある。その時に日本にとって最悪なのは、今持っているミサイルをとりあえずフリーズするという話になること。これは何としてでも避けたい。
2018/02/18 NHK総合[日曜討論]

南山大学教授・平岩俊司
米韓軍事演習が行われた場合、北朝鮮が対抗措置に出てくる可能性は十分注意する必要はあるが、一方で南北関係を維持することで自分たちに有利な方向に持っていけるという判断があれば、韓国側の顔を立てて関係を維持する可能性も十分ある。
2018/02/18 NHK総合[日曜討論]

静岡県立大学准教授・奥薗秀樹
韓国としては朝鮮半島問題の当事者であるという思いが非常に強い。今、当事者として主導的な役割を果たせるチャンスに来ているという認識がある。どこかの時点で米朝の交渉の場に北を誘導して、運転席を米国に譲るタイミングを図っている。
2018/02/18 NHK総合[日曜討論]

慶應義塾大学教授・添谷芳秀
1番大きいのは米国。何らかの接触や対話が前提条件になるということは、韓国政府も踏まえている。米国の反対を押し切ってまで南北会談をやることはあり得ない。南北首脳会談は単独で存在する現象ではなく、環境が大事になる。環境の中には日本の外交もある。北朝鮮は日本に対しても拉致問題などで曲球を投げてきたりしてくる可能性もある。
2018/02/18 NHK総合[日曜討論]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
今の状況は、戦争をどうしてもやりたくない韓国、そこに付け入ろうとする北朝鮮。日本、米国はできるだけ同じメッセージを北朝鮮、そして特に韓国に対して送っている構図。この状況を中国が遠目で黙ってみている。ロシアもいつでも入れるようにしている。東アジアの1つの政治合戦が曲がり角に来ている。
2018/02/18 NHK総合[日曜討論]

静岡県立大学准教授・奥薗秀樹
五輪そっちのけで北に至れり尽くせりの接待をする政府の姿を、韓国国民は冷めた目で見ている。保守層とか中道層が政権の支持から離脱していく契機になりかねない局面。
2018/02/18 NHK総合[日曜討論]

静岡県立大学准教授・奥薗秀樹
文政権は金大中、盧武鉉の流れをくむ革新政権。北朝鮮が対話路線になったことで対北朝鮮融和政策をようやく推進することができる。自らの政権のカラーを出せる時が来たということで、掴んだ手は絶対に離したくないと考えている。
2018/02/18 NHK総合[日曜討論]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
文在寅韓国大統領は戦争を回避し五輪を成功させるという確信を持ってやっている。対話を促進して揺さぶりをかけようとする北と、圧力をかけるべきだという日米の間で日本外交は一種の正念場を迎える。
2018/02/18 NHK総合[日曜討論]

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