桜三昧・上野、墨田公園、箱根山(戸山公園)、目黒川、千鳥ヶ淵、新宿御苑を巡る(その144)
24日、その日の午後2時ごろ、JR上野駅の公園口に降り立った。...
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24日、その日の午後2時ごろ、JR上野駅の公園口に降り立った。
駅前から凄い人込みだった。外国人の観光客が多いのに先ず驚かされた。
数分歩くと、桜並木のメインストリートに出た。白っぽいピンクの桜はほぼ満開の様子であった。
前に、着物姿の若い二人連れが歩いていた。
話の言葉から中国人だと気が付いた。
その広い桜並木道は、人を流す川に化していた。
その流れに、身を任しつつ広小路の方に、歩いた。
中には、鼻眼鏡を付けたホビー犬や怪しげな英語を操る老人など、面白い光景も見られた。
上野の山を下りると、丁度都バスが停留所に止まっていたので、その列に並び浅草へと向かった。
バスは、「浅草1丁目」で止まったが、次の停留所「浅草6区入口」で降りることにした。
その停留所から伝法院通りを歩いていると、やおら2階のベランダで忍者芝居のパフォーマンスが目に入ってきた。
様々な浅草風の店を眺めながら、そのままスカイツリーの見える方向を目指して歩き墨田公園入った。
道端は、ブルーシートの上で、歓談する人の坩堝と化していた。
隅田川とスカイツリーによって形捉えたその中に、桜の花が混じって咲いていた。
25日その日は、朝早く、7時30分ごろの総武線に乗って、市川駅から新大久保駅までい行った。
前日に、TBSテレビで新宿の「戸山公園」の桜が一番だという放送を見て、山手線内で標高が一番高いという築山「箱根山」に登り、桜の海を鑑賞した。
小規模ではあったが、それなりの風景であった。
池尻大橋に足を向け、そこから目黒川沿いに歩き、川にかかる「中の橋」や「なんぶ橋」等の橋から川に枝垂れる桜を鑑賞した。
そして半蔵門線の九段下駅に降り、雑踏の中、皇居・千鳥ヶ淵を人をかき分け、歩きながら、堀に枝垂れる桜の美しさを堪能した。
堀の水には、ボートが何隻も浮かび、極上の日本情緒を醸し出していた。
その日は、更に「新宿御苑」に向かい、大木戸門より中に入り、本格的な大スケールの桜劇場を味わった。
筆舌に表しがたい荘厳な白とピンクの桜の競演に、人々はブルーシートを広げ、その上で思い思いに楽しんでいるように見えた。
この季節、いやこの瞬間しか味わえない「桜の大見え」をこの6か所の空間で楽しんだ。
「桜の季節は短い」のが何とも言えない。
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春の気配を探し、靖国神社、千鳥ヶ淵、北の丸公園、そして皇居東御苑を歩いた(その143)
3月18日、水温む頃とは良く言ったもので、朝起きてもさほどの寒さではなかった。...
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3月18日、水温む頃とは良く言ったもので、朝起きてもさほどの寒さではなかった。
9時過ぎに、市川駅からJR総武緩行線に乗って、秋葉原で都営新宿線に乗り換え、「九段下」まで行った。
久しぶりに、九段下駅に降りると以前と様子ががらりと変わっていることに驚かされた。
それでも「靖国神社」の大鳥居まで、辿り着き、「春の訪れ」のバロメーターである『桜の開花』をスマホに収めた。
その神社の境内を抜けて、裏の池まで行くと、デカイ錦鯉の群れを見つけた。
そこから、千鳥ヶ淵に足を進めると、随所に満開になった桜の木が眼に入ってきた。
それにしても、ソメイヨシノではなく、「寒桜」「彼岸桜」といった早咲きの桜だった。
木蓮の花やキンモクセイの花なども随所に咲いていた。
暫らく歩いたところで、引き返し、「北の丸」公園へと歩を進めた。
武道館を過ぎた辺りに、様々な草木や花が咲いていた。
本格的な早春もまだ訪れていない季節の中で、際立つ花を見つけるのは、結構難しいが、色の鮮やかな花を探しながら、しばらく歩いた。
時折、色鮮やかな桜の木を見つけたが、やはり早咲きの桜であった。ソメイヨシノが咲き誇るには、まだ1~2週間先のようだった。
とはいうものの早春は目の前に迫っている雰囲気は、ありとあらゆる気配から感じ取れる季節にはなってきていた。
北の丸から、向かいの乾門が見えたが、そこから中に入れるのは、来週の土曜の24日からのようだった。
少し歩くと、東御苑への入り口があり、そこから皇居内に入っていった。
中に入ると、見晴らしの良い広場と時折、早咲きの桜や椿、そして雪柳などの木々が彩を放っていた。
その日は、そのまま大手門から出て、東京駅に向かい、JR総武快速で市川駅まで帰宅した。時計を見ると12時半頃であった。
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地下鉄東西線で木場へ、そして大横川の河津桜、木場公園の植物を・・・(その142)
3月11日、朝9時ごろ総武線に乗り、西船橋駅で東西線に乗り換え、木場駅で下車した。...
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3月11日、朝9時ごろ総武線に乗り、西船橋駅で東西線に乗り換え、木場駅で下車した。
出口1番から出ると、すぐに大横川が見え、その両側に桜の花が咲き、満開の様子が目に入ってきた。
川の土手に出ると、色の濃い桜の花が迎えてくれた。
花をよく見ると、大型の大輪だった。
残念ながら空はどんよりとして、手が寒く感じていた。
バックには、スカイツリーがそびえたって、桜並木にまた違った色を添えていた。
暫らく、その並木道で、スマホによる撮影を楽しむと、隣にある「木場公園」へと入っていった。
木場公園は、仙台堀川を跨ぐ、大きな吊り橋で2つのエリアに分かれていた。
園内には、植物園もあり、数人の人々が草取りなどに励んでいた。
眼に入ってきた大きな桜の木の下に入ってみると、ヒヨドリと思われる鳥が、何羽もその蜜をついばんでいた。
少し季節外れとなってきた「梅の花」もまだ咲き残っていた。
地面には、水仙などの花が咲いていた。
南天の木を鑑賞しながら、ゆっくり歩いて、スカイツリーに重ねるように見える吊り橋を渡った。
北側のサイドには、「東京現代美術館」があったが、工事中であった。
木場公園を出て、少し歩いたが、東京メトロの「清澄白河」駅に辿り着き、2駅先の錦糸町でJRに乗り換えた。
その日は、すぐやってきた、快速線千葉行きに乗り、2つ目の市川駅まで戻った。
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