春近し(その37)
3月6日、自宅から江戸川に出て、市川側の土手を行徳橋の方へ南下した。
数分走ると、華やいだ懐かしいピンクの桜並木が目に入ってきた。
カワズ桜だろうか、この時期に満開の桜は・・・。少なくてもソメイヨシノではないようだった。
ピンクの色が濃いように思われた。それだけ一層鮮やかな桜であった。
春もそこまでやって来ていると感じた。
その日は、行徳橋の下を潜って、夏にはボートが一面に展開していた地下鉄東西線の鉄橋辺りを走ってみた。...
全部読む
3月6日、自宅から江戸川に出て、市川側の土手を行徳橋の方へ南下した。
数分走ると、華やいだ懐かしいピンクの桜並木が目に入ってきた。
カワズ桜だろうか、この時期に満開の桜は・・・。少なくてもソメイヨシノではないようだった。
ピンクの色が濃いように思われた。それだけ一層鮮やかな桜であった。
春もそこまでやって来ていると感じた。
その日は、行徳橋の下を潜って、夏にはボートが一面に展開していた地下鉄東西線の鉄橋辺りを走ってみた。
この時期は、やたら堤防の工事が多かった。
通行止めで、川沿いの砂利道に下りると、貸しボートの古びた狭い桟橋がいくつも存在した。
対岸はどうだろうと、行徳橋まで戻り、渡ってみた。
実際に渡ってみると、こちら側も同じく工事中が多かった。
やはり、川沿いの砂利道を走るしかなかった。
その辺りの景色は、まだ冬の景色だった。
引き返して見ると、旧江戸側を渡る橋では、多くの人々が竿を垂れて釣りに興じていた。
「釣れるのかな」と気配を伺って見ると、ぴんと糸の張った竿を吊り上げている光景があった。
江戸川区側を今度は北上した。
ポニーランドを過ぎ、ここでも工事にあっちこっちで出くわし、土手を登ったり下ったり何回もした。
いつものように市川橋を渡ろうとしたが、そこに至る道がなくなっていて、自転車を引き階段を上った。
工事を急ぐのか、急斜面をショベルカーが右往左往していた。
市川橋下のモトクロス練習場を横目に見ながら、帰路を急いだ。
閉じる
久しぶりのサイクリング(その36)
2月28日、その日はもう3月の気温だった。
市川の住まいから江戸川に出ると、椿に綺麗な花が咲いていた。
千葉街道を突っ切り、そのまま松戸方向に走った。
里見公園の下を抜けると、矢切隋道から、矢切りの渡しまで一気に走った。...
全部読む
2月28日、その日はもう3月の気温だった。
市川の住まいから江戸川に出ると、椿に綺麗な花が咲いていた。
千葉街道を突っ切り、そのまま松戸方向に走った。
里見公園の下を抜けると、矢切隋道から、矢切りの渡しまで一気に走った。
矢切りの渡し付近には、休憩所が設けられ、数人の人々がベンチで談笑していた。
川の向こう側には、「柴又の寅さん公園」が見えた。
江戸川のその辺りの河原はゴルフ場になっていた。
スマホのシャッターを切り、また松戸方向に走った。
ボートの音が聞こえ、この季節なのに水上スキーを楽しんでる輩が目に入ってきた。
暫らく田園風景の中を走ると「新葛飾橋」に到着した。
水戸街道であった。その向こうには常磐線と千代田線が走っていた。
久しぶりのサイクリングだったので、その日はそこで引き返した。
閉じる
梅の花がもう開いた(その35)
1月17日、この日は10時頃自宅を出て、市川側の土手を里美公園を経て、じゅんさい池まで自転車を飛ばした。
この時間になると、寒さはそれほど感じなかった。
じゅんさい池では、もう梅が蕾どころか小さな花が咲き始めていた。...
全部読む
1月17日、この日は10時頃自宅を出て、市川側の土手を里美公園を経て、じゅんさい池まで自転車を飛ばした。
この時間になると、寒さはそれほど感じなかった。
じゅんさい池では、もう梅が蕾どころか小さな花が咲き始めていた。
「今年は確かに暖冬だ」とその姿から実感した。
池では、鴨が水面に広がって遊泳していた。
あるところでは、なぜか鴨に加えて、鯉までもその姿を現していた。
池とはあるが、実際は大きな庭園のようなものであった。
その庭園を静かに散歩すると、キジバトが木の枝に止まっているのが見えた。
写真にすると黒っぽい鳥に見えるが、実際は尾の部分が黄金色に輝いていた。
シーンとした静寂の中、散策する人々の気配が少し感じた。
冬の侘びの中に、鴨が泳ぎ、梅林やソメイヨシノ、松の木などが綺麗に調和し、居心地の良い静けさを醸し出していた。
出口のところでは、池の入水のところで、カラスが行水している有様が目に入り、興を感じた。
閉じる
「隅田川シーズンズ」内の検索