安倍首相・今後2週間・イベントの中止か延期を()
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、安倍総理大臣は政府対策本部で、大規模なスポーツイベントや文化イベントについて今後、2週間程度中止か延期、または規模を縮小するよう求める考えを示した。
世界各地で感染拡大・経済影響に“警戒感”(2月26日)
新型コロナウイルスの感染拡大は世界各地に深刻な影響を与えている。イラン保健省・ハリルチ次官。会見中もしきりにひたいの汗をぬぐう場面があり、その後、新型コロナウイルスの感染が確認されたという。
イランでは連日、感染が確認されているほか、死者15人と中国についで多くなっている。そして韓国は感染者は970人を超え、死者は10人となった。韓国ではテグにある新興宗教団体の教会で集団感染し急速に感染が拡大している。...
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新型コロナウイルスの感染拡大は世界各地に深刻な影響を与えている。イラン保健省・ハリルチ次官。会見中もしきりにひたいの汗をぬぐう場面があり、その後、新型コロナウイルスの感染が確認されたという。
イランでは連日、感染が確認されているほか、死者15人と中国についで多くなっている。そして韓国は感染者は970人を超え、死者は10人となった。韓国ではテグにある新興宗教団体の教会で集団感染し急速に感染が拡大している。
韓国政府は信者の名簿を入手し全員調査する方針を示しているが、詳しい経緯は明らかになっていない。一方、日本政府は入国申請前の14日以内にテグと慶尚北道チョンド郡に滞在歴のある外国人について特段の事情がない限り、入国を拒否する措置を実施する方向で調整に入ったことが分かった。
きょうの対策本部の会合で具体的な対応を検討することにしている。米国・トランプ大統領は「日本から帰国した人を隔離することは問題ない」としたうえで、新型コロナウイルス対策として25億ドルの緊急予算を拠出する方針を示した。
中国では再び感染拡大に備え、各地の大都市に大規模な臨時病院の建設が進められていた。一部メディアによると臨時病院は広東省広州や陝西省の西安など10の都市で建設中だという。
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対策は・感染拡大に備え…基本方針を決定(2月26日)
政府はきのう感染拡大に備えた対策の基本方針を決定した。
その主な内容。感染拡大の防止策を講じ、患者が増加するペースを可能な限りを抑えるとして、国民や企業に対して、発熱など風邪の症状が見られる場合には休暇を取得したり、外出を自粛したりすることやテレワークや時差出勤の推進を強力に呼びかけるとしている。
また、イベントの開催は現時点で全国一律の自粛要請は行わないものの感染の広がりなどを踏まえ、開催の必要性を改めて検討することなどを求めている。...
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政府はきのう感染拡大に備えた対策の基本方針を決定した。
その主な内容。感染拡大の防止策を講じ、患者が増加するペースを可能な限りを抑えるとして、国民や企業に対して、発熱など風邪の症状が見られる場合には休暇を取得したり、外出を自粛したりすることやテレワークや時差出勤の推進を強力に呼びかけるとしている。
また、イベントの開催は現時点で全国一律の自粛要請は行わないものの感染の広がりなどを踏まえ、開催の必要性を改めて検討することなどを求めている。さらに、臨時休校などについて学校が適切に実施するよう都道府県から要請することにしている。
一方、今後患者数が大幅に増えた地域では重症化した患者向けの医療体制を確保するため、症状が軽い人は自宅での安静療養を原則とする。
このほか、診療時間や動線を区分するなどの対策を講じた上で一般の医療機関でも患者を受け入れるとしている。
今後感染の拡大をどう防いでいくのか。
対策の基本方針では、感染した人の集団クラスターが各地で発生した疑いがあり、感染拡大の防止にはクラスターが新たなクラスターを生み出すことを防ぐことが極めて重要だと指摘している。
このため、厚生労働省はクラスターが発生した疑いがある北海道にきのう感染症専門家の対策チームを派遣した。
加藤厚生労働大臣はほかの地域でも発生の恐れがある場合には派遣を検討する考えを示した。政府は感染拡大の防止には地方自治体との協力が欠かせないとして一層連携を強化していく方針である。
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きょうも・NYダウ平均株価・一時900ドル超下げ(2月26日)
25日のニューヨーク株式市場は新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から売り注文が広がり、ダウ平均株価の値下がり幅は一時900ドルを超え、前日に続いて大幅に値下がりしている。
25日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は現在は前の日に比べて、700ドル90セント安い27259ドル90セントで取り引きされている。
ダウ平均株価は前日に1000ドルを超える値下がりを記録しているが、依然新型コロナウイルスの感染拡大への懸念が根強く、25日も売り注文が増え、前日に続く大幅な値下がりとなっている。...
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25日のニューヨーク株式市場は新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から売り注文が広がり、ダウ平均株価の値下がり幅は一時900ドルを超え、前日に続いて大幅に値下がりしている。
25日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は現在は前の日に比べて、700ドル90セント安い27259ドル90セントで取り引きされている。
ダウ平均株価は前日に1000ドルを超える値下がりを記録しているが、依然新型コロナウイルスの感染拡大への懸念が根強く、25日も売り注文が増え、前日に続く大幅な値下がりとなっている。
投資家のあいだではリスクを避けようという動きが一段と強まり、より安全な債券市場に資金が流入して米国の10年物国債の金利は過去最低の水準まで下がっている。
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財務省と日銀と金融庁・幹部会合へ(2月25日)
新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に深刻な影響を及ぼすという懸念からきょうの東京株式市場で株価が大幅に値下がりしたことを受けて、財務省、日銀、金融庁は午後5時30分から幹部が集まって会合を開くことを決めた。
金融市場の不安定な動きについて意見を交わし、今後の対応を協議するとみられる。
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