米国大統領選・1億人近くが既に投票済ませる(11月3日)
米国大統領選挙は日本時間の3日夜8時から、各州で順次、投票が始まる。
最新の支持率は、バイデン候補50.9%、トランプ大統領44.4%(リアルクリアポリティクス)になっている。
新型コロナウイルスの影響で、期日前投票が記録的な伸びを見せ、投票率が上がることも予想される中、トランプ大統領と民主党のバイデン候補は、最後の訴えを続けている。
トランプ大統領は、投票日の前日となった2日、勝敗を左右する激戦州など5か所を回った。...
全部読む
米国大統領選挙は日本時間の3日夜8時から、各州で順次、投票が始まる。
最新の支持率は、バイデン候補50.9%、トランプ大統領44.4%(リアルクリアポリティクス)になっている。
新型コロナウイルスの影響で、期日前投票が記録的な伸びを見せ、投票率が上がることも予想される中、トランプ大統領と民主党のバイデン候補は、最後の訴えを続けている。
トランプ大統領は、投票日の前日となった2日、勝敗を左右する激戦州など5か所を回った。バイデン候補は、接戦となっている州など4か所で演説を行った。
今回の選挙では、新型コロナウイルス対策で郵便投票の制度が緩和されたこともあり、期日前投票が急増している。
大統領選挙の投票状況を分析しているフロリダ大学の集計によると、2日正午の時点で、前回選挙の投票総数の約7割にあたる9600万人が、既に投票を済ませている。
投票率が過去100年で最も高くなる可能性があるとの指摘も出ている。
閉じる
コロナ禍での米国大統領選(11月3日)
今回の大統領選はコロナ禍での選挙戦となった。
ニューヨークの街は閑散とした状態が続き、投票日を前に異様な雰囲気が強まっている。
新型コロナウイルスの影響で海外からの旅行客が殆どいないニューヨークでは、ショーウィンドーを板で囲む作業をする人達の姿が見られた。
選挙の結果に関わらずデモが起き、混乱に便乗して略奪などの行為が起きるのではと懸念されている。「トランプタワー」には近づけないような措置が取られた。...
全部読む
今回の大統領選はコロナ禍での選挙戦となった。
ニューヨークの街は閑散とした状態が続き、投票日を前に異様な雰囲気が強まっている。
新型コロナウイルスの影響で海外からの旅行客が殆どいないニューヨークでは、ショーウィンドーを板で囲む作業をする人達の姿が見られた。
選挙の結果に関わらずデモが起き、混乱に便乗して略奪などの行為が起きるのではと懸念されている。「トランプタワー」には近づけないような措置が取られた。
多くの州で郵便投票の制度が緩和された今回の大統領選挙。推計で6200万人余りが郵便投票で投票したとみられている。
郵便投票については民主党支持者の方がより積極的に利用しているという推計もあり、バイデン候補側は3日の投票日の後も消印が間に合っていれば受け付けるべきと主張した。
一方トランプ大統領は「郵便投票を巡り不正が起きている」と主張し、訴訟も辞さない構えを示している。
米国大統領選挙は現地時間の3日朝、日本時間の3日夜8時から各州で順次投票が始まり、日本時間の4日午前から開票作業が始まる。
閉じる
米国大統領選・激戦州で最後の追い込み(11月1日)
米国大統領選挙を前に、最後の週末となった31日、トランプ大統領とバイデン候補の両陣営は、激戦州で最後の追い込みをかけた。
トランプ大統領は激戦州のペンシルベニア州で集会を開いて演説をした。
再生可能エネルギーの推進などを掲げるバイデン候補を批判することで、現地で盛んなエネルギー産業に関わる有権者の支持を取り込もうとしていて、31日も州内の4か所で立て続けに集会を開くなど、ペンシルベニア州が勝敗を大きく左右するとみて、運動に力を入れている。...
全部読む
米国大統領選挙を前に、最後の週末となった31日、トランプ大統領とバイデン候補の両陣営は、激戦州で最後の追い込みをかけた。
トランプ大統領は激戦州のペンシルベニア州で集会を開いて演説をした。
再生可能エネルギーの推進などを掲げるバイデン候補を批判することで、現地で盛んなエネルギー産業に関わる有権者の支持を取り込もうとしていて、31日も州内の4か所で立て続けに集会を開くなど、ペンシルベニア州が勝敗を大きく左右するとみて、運動に力を入れている。
バイデン候補は、同じく激戦となっているミシガン州で、今回の選挙戦で初めてオバマ前大統領とそろって集会を開いた。
閉じる
米国大統領選挙・トランプ大統領最後の追い上げ(10月31日)
米国大統領選挙まであと3日となるが、“激戦6州”のうち、東部・ペンシルベニア州の最新の世論調査ではバイデン候補が3.6ポイントリードしているが、バイデン候補のある発言がきっかけでトランプ大統領が最後の追い上げをはかっている。
26日、ペンシルベニア州内を3か所を回ったトランプ大統領はバイデン候補のエネルギー政策をめぐる発言について「フラッキングを禁止しペンシルベニアのエネルギー産業を殺そうとしている許されないことだ」と訴えた。...
全部読む
米国大統領選挙まであと3日となるが、“激戦6州”のうち、東部・ペンシルベニア州の最新の世論調査ではバイデン候補が3.6ポイントリードしているが、バイデン候補のある発言がきっかけでトランプ大統領が最後の追い上げをはかっている。
26日、ペンシルベニア州内を3か所を回ったトランプ大統領はバイデン候補のエネルギー政策をめぐる発言について「フラッキングを禁止しペンシルベニアのエネルギー産業を殺そうとしている許されないことだ」と訴えた。
フラッキングとはペンシルベニアで盛んな天然ガスの掘削方法の1つである。
全米2位を誇るペンシルベニア州は天然ガス産業とそこで働く数万人の生活を支えている。
一方で環境保護団体からは地下水、大気汚染につながると問題視されてきた。最後のテレビ討論会で共和党・トランプ大統領は「石油産業を潰せば経済は破綻する、フラッキングについてはどう考えている?」と問われ、バイデン候補は「フラッキングによる排出を抑えていく、それに向けて取り組んでいく」とフラッキングを制限すると取れる発言をした。
トランプ支持者は「この発言でトランプ支持に回った人が多い」などと話した。トランプ陣営幹部・ジェイソンミラーは「バイデンはペンシルベニアで墓穴を掘った」とコメントした。
一方のバイデン候補は釈明に追われており「ペンシルベニアでもどこでもフラッキングは禁止しない」と発言した。
バイデン陣営は発言の趣旨が捻じ曲げられていると強調し、バイデン陣営事務所スタッフは「共和党は話をゆがめ人にそう信じ込ませている」と発言した。
閉じる
米感染拡大投票に影響か(10月30日)
来月3日の投票が迫る米国大統領選挙だが、GDPが大幅に改善したことについてトランプ大統領は集会で自らの実績だと強調した。
民主党のバイデン候補は新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかっていないとして批判した。選挙は大詰めだが感染拡大が続いている。
別の激戦州でも深刻な状況で大統領選挙に大きな影響を与えかねないと懸念されている。
「米国バイデン政権」内の検索