アップルのメッセージアプリ「iMessage」で、Androidユーザーからのメールの背景の色がiPhoneユーザーとは違うことが注目を集めている。グーグルは、iPhoneからのメッセージとAndroidスマートフォンからのメッセージを差別化していることで、若者の間で流行を生み出すだけでなく、社会的排除につながる言動を助長していると非難している。

米技術系ニュースサイト『ザ・ヴァージ』によると、米国の若者の間で人気の高い「iMessage」は、iPhoneの場合、Androidスマートフォンから送信されたメールは緑色の吹き出しで表示し、Appleデバイス間でやり取りされたメールは青色の吹き出しで表示される。一見大したことのないように見えるこの違い。グーグルは、アップルがiMessageサービスでAndroidユーザーを二流市民にする意図的な戦略を取っているとして非難している。...

米技術系ニュースサイト『ザ・ヴァージ』によると、米国の若者の間で人気の高い「iMessage」は、iPhoneの場合、Androidスマートフォンから送信されたメールは緑色の吹き出しで表示し、Appleデバイス間でやり取りされたメールは青色の吹き出しで表示される。一見大したことのないように見えるこの違い。グーグルは、アップルがiMessageサービスでAndroidユーザーを二流市民にする意図的な戦略を取っているとして非難している。

仏メディア『BFMTV』によると、青い吹き出しは、スマートフォンの選択に影響を与えるための手段となっており、顧客が忠誠心を持ち続けるように促すというアップルの戦略を裏付けていると伝えている。アップルはかつてiMessageを、Android端末でダウンロード可能なアプリとして提供することを検討していたが、その後、差別化する方針に切り替えた。

その結果、アメリカのティーンエイジャーの間では、色の区別はステータスシンボルとなっており、時には差別的な言動を招くようになっているという。例えば、グレースという学生は、ウォールストリート・ジャーナル紙の取材に対して、Androidを使用しているためiMessageを持っていないことを謝る人が出てきていると語っている。そして、「アップルの宣伝なのか、それとも特定のグループに所属していないからなのか分からないが、人々は緑の吹き出しを好ましく思わず、否定的な反応をしている」と指摘している。

別の24歳の学生は、気になる相手との会話で、相手の吹き出しが緑色で表示されているという理由だけで、友人や妹から「メッセージが緑色！気持ち悪い」と言われたという。

こうした現象はティーンエイジャーにとどまらない。30歳以上を対象としたデートアプリのある男性ユーザーは、女性から「ああ、あなたは緑の吹き出しの使用者ね」と、何度か言われたことがあり、「その後、何人かは返事をしなくなった。」と体験談を語っている。

ソーシャルネットワークでは、緑の吹き出しのユーザーは、時代遅れの人だという見方がされるようになっている。若い世代ではiPhoneを持っていないことが社会的な排除にもつながっている。長年Android携帯を所有していたマイルス・フランクリンさんは、高校時代に、iMessage専用のモバイルゲーム「ゲームピジョン」が流行っていたという。友人たちが全員参加していた中、スマートフォンがAndroidだったという理由で「初めて」グループから排除されたという。数年後、iPhoneを購入したと述べている。

アップルの独占的機能は吹き出しの色だけではない。幅広い層から支持されているオプション機能を提供しており、ユーザーの顔の動きを反映するアニメーションキャラクターを作成する機能「メモジ」などが人気を集めている。また、iMessage独自の機能として、複数のiPhoneユーザー間でチャットグループを作成することができるが、Androidユーザーは参加することができない。

こうした機能は、特に若い世代に人気が高く、今やiphoneは若いユーザーにとって不可欠なものとなっている。一方で、アンドロイドユーザーにとっては排他的なものとなっている。1月初旬、アメリカのティーンエイジャーを対象に行われた調査の結果、87%がiPhoneを所有していることが明らかになった。

仏誌『レゼコー』は、このようなユーザー間の差別化戦略が、若年層における圧倒的なiPhone購入率に貢献したと伝えている。Consumer Intelligence Research Partners社の最新の調査によると、米国の消費者の40％がiPhoneを使用している一方で、18歳から24歳の若者では、iphoneのスマートフォンユーザーは70％以上を占めていることが判明した。

グーグルのヒロシ・ロックハイマー副社長は、「iMessageによる囲い込みは、アップルの戦略を証明している。同調圧力や脅迫を製品販売の手段として利用することは、人間性と公正さをマーケティングの中心に据える企業にとって不誠実なことだ。これを改善するための基準は現在、存在している」とツイートしている。

『NBCニュース』は2017年2月17日のNBCの報道番組「ミ ート･ザ･プレス」の内容を紹介している。2016年、民主党の米大統領候補選でヒラリー・クリントン前国務長官に敗れた出演者のバーニー・サンダース上院議員が、米大統領選時のスタッフ・メンバーたちで進められている新党設立の運動を拒否している。また同じ番組に出演したジム･ウェッブ上院議員は最近の民主党の左傾化と2018年の中間選挙を気にしてトランプ米大統領の政策に警鐘を鳴らしている。

ワシントン ： 日曜日の「ミート・ザ・プレス」でバーニー・サンダース上院議員は、自分をかついだ新政党設立の動きを拒否し、現在は全体的に民主党のことに取り組んでいると述べている。

「今、私は民主党の扉を開くために、また民主党の根本的な改革のために努力している。」とサンダースは述べた。彼は2016年、民主党の米大統領候補選でヒラリー・クリントン前国務長官に敗れている。

サンダースの米大統領選時のスタッフ・メンバーとその代表は先週、“人民党のためにバーニーをかつごう”と呼ばれる運動を開始した。...

ワシントン ： 日曜日の「ミート・ザ・プレス」でバーニー・サンダース上院議員は、自分をかついだ新政党設立の動きを拒否し、現在は全体的に民主党のことに取り組んでいると述べている。

「今、私は民主党の扉を開くために、また民主党の根本的な改革のために努力している。」とサンダースは述べた。彼は2016年、民主党の米大統領候補選でヒラリー・クリントン前国務長官に敗れている。

サンダースの米大統領選時のスタッフ・メンバーとその代表は先週、“人民党のためにバーニーをかつごう”と呼ばれる運動を開始した。これは、サンダースが大統領選期間中に政治的な革命を起こした進歩的な基本方針に根ざした新党を設立してほしいとサンダースに説得するための全国的な運動である。

連邦控訴裁判所が移民に関する大統領令を停止後、ホワイトハウスが取れる選択肢を検討している時、サンダースは現在の難民やその他の人々に関する米国の手続きを改善すべきかどうか尋ねられて答えた。「われわれの事前審査システムは非常に非常に強い。」と彼は語った。しかし彼は、自分はより強い事前審査システムを作れる良い考えを持つ人の話しを聞く耳を持っているとしてこう付け加えた。「あなたが進歩的か、保守的か、あるいは米国の安全を保ちたいと思っているかどうかは議論の余地がないと思う」。

しかし、サンダースは、トランプ政権の移民政策を「人種差別主義者」および「反イスラムのイデオロギーに基づいている」と述べている。その後、自分の前にミート・ザ・プレスに出演したホワイトハウスの上級政策顧問のステファン・ミラー氏の移民に関する大統領令について述べたコメントを「ごまかし」と呼び、「トランプ米大統領が米国民に約束したあらゆる経済に関する約束をなぞったに過ぎない」と述べている。

「トランプ大統領はドロ沼をきれいにしようとする、皆さん覚えてらっしゃいますか？」「誰が今、ドロ沼を運営しているか想像してみてください。」、ゴールドマン・サックスの前社長兼最高経営執行者でありトランプ大統領の最高経済顧問のゲイリー・コーンに特別に言及して、「過去と同じくゴールドマン・サックス出身のまさしく同じウォール街出身の人物が運営しているのです。」と述べている。

バーモント州選出のサンダース上院議員は、トランプ米大統領を「病的な嘘つき」と呼んで更にたたみかけ、病的な嘘つきの大統領と一緒に働くことができるかどうかと問い、「そうすることは暮らしを非常に困難にする・・・・それは非常に厳しい事だが、それが真実だ。」と述べている。

サンダースは、米国中に沸きあがり続ける抵抗を「米国人の間で自発的にかつ草の根の蜂起が起きている。」と呼び、民主党内でますます進歩的な理念を導入する良い機会であると感じたと繰り返している。

一方、党の自由主義的な基盤を提供し真摯な抵抗に注力することは、長期的に見て民主党を支えるものではないとジム・ウェッブD-Va元上院議員は日曜のミート･ザ･プレスで述べている。

ウェッブは、トランプ政権の実績について、非常に楽観的だった。ウォールストリート・ジャーナル紙の「オープン・エド」にウェッブは最近寄稿し、トランプ米大統領が「国の統治プロセスに2つの大きな必要な修正をもたらす立場にある」と述べている。

トランプ米大統領の政策に反対することと2018年の中間選挙での勝利に、民主党はあまりにも心を奪われているが「民主党は、メッセージを受け取っていない。」と、ウェッブは考えている。

「ドナルド・トランプ米大統領だけでなく、彼の周囲の人々の個人的な信用を傷つけるようなキャンペーンが米国議会と学会で行われている。」とウェッブは述べている。そしてそのキャンペーンの最終結果を予想し、行政の運営プロセスを遅らせ、そのキャンペーンの成果は何も生まれないだろう。」と述べている。

ここ数年、民主党は「非常に左翼の方向に動いている。」とウェッブは述べている。ウェッブは日曜日、彼がまだ自分自身を民主党支持者とみているのかどうかは言わなかった。「私は現在民主党の組織内にはない」と彼は語っている。ウェッブは、大統領選挙前にヒラリー・クリントンを支持しなかったことを指摘し、彼が投票した人物について話さず、「私は自分の投票には満足しており、私が誰に投票したかは私にとっては個人的な問題だ」と述べている。