堀米選手は今年の6月にローマでのスケートボードの大会で世界チャンピオンに輝いた後、東京オリンピックの参加を多くのファンから待ち望まれていた。

最終の決勝戦での堀米選手の演技はミスなしで37.18ポイントを獲得し、ケルビン・へフラー選手(36.15ポイント)やジャガー・イートン選手(35.35ポイント)の成績を凌駕した。...

堀米選手は今年の6月にローマでのスケートボードの大会で世界チャンピオンに輝いた後、東京オリンピックの参加を多くのファンから待ち望まれていた。

最終の決勝戦での堀米選手の演技はミスなしで37.18ポイントを獲得し、ケルビン・へフラー選手(36.15ポイント)やジャガー・イートン選手(35.35ポイント)の成績を凌駕した。米国のスケートボードのスーパースター、ナイジャ・ヒューストンは8人のファイナリストの中で7位(26.10ポイント)の成績に終わった。

スケートボードの2人のフランス人選手の1人、アレリアン・ジローは予選で素晴らしい演技を見せたが決勝でミスが重なり、6位の成績に終わった。

ストリート競技は45秒間の走行を2回行った後、5回の選手が障害物を利用して見せる技（トリック）のスコアの良いものを３つ合計したものがポイントとなる。トリックの中の有名なものがオーリーで、選手と板と一緒にジャンプし空中では離れるが着地時に選手と板が一緒になり、これが見どころの一つとなる。

国際オリンピック委員会はスケートボードが若者の間で広く行われているスポーツであることに目をつけ、オリンピックに加え、オリンピックの視聴者の若返りを図りたいと考えている。