【あの一言】
反撃能力保有へ…どうなる?日本の安保政策
明海大学教授・小谷哲男 米国は少なくとも軍事力をアジアとヨーロッパに分けている。ヨーロッパにはNATOがあり、ロシアに対して十分な優位性を保っている。アジアでは米国だけの通常戦力だけでは中国に負けそうになっている。日本やオーストラリア、アジアの同盟国がそこを補完することでようやく中国と米国の軍事バランスが保てる。そこに今、日本が積極的に貢献しようとしている。
2023/01/29 BS朝日[激論!クロスファイア]
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄 日本が米国を支援するのであれば日本は中国の敵となり、米軍基地と自衛隊基地が攻撃される。(反撃能力がなければ)その時に日本は反撃できないことになる。ある程度の反撃能力を持っていれば多少は突っ張れる。そこで米軍の軍事援助をしなければ日米同盟は終わり、その後の国際関係において日本は中国の強力な影響下に暮らしていくことになる。
2023/01/29 BS朝日[激論!クロスファイア]
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