秋桜に癒しを求め昭和記念公園に行く(その173)
10月7日、朝9時50分、JR市川発の総武線に乗り、お茶の水で中央線に乗り換えて、西立川にある「昭和記念公園」に行った。...
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10月7日、朝9時50分、JR市川発の総武線に乗り、お茶の水で中央線に乗り換えて、西立川にある「昭和記念公園」に行った。
お目当ては、今盛りと咲く、秋桜であった。
ゲートをくぐり早速、電車ともバスともつかない乗り物に乗って「花の丘」駅まで行った。
そこで下車し、少し歩くと薄いピンクの花が咲く、広大な秋桜畑に出た。
しかし、残念ながらピンクの秋桜がびっちり咲き誇る光景にはお目にかかれなかった。
毎週やってくる大型台風に、痛めつけられた秋桜のぐったりした姿が、そこにはあった。
それでも、秋桜畑全体では、薄いピンクの花が、健気にも咲いていた。
一つ一つのコスモスよりも、畑全体を表現するには、動画を撮りながら、歩き続ける方が良いと思い、早速道順を想定し、障害物を頭に入れながら、スマホで長尺撮影を敢行した。
後で、撮影時間を見ると、5分51秒にもなっていて、この丘状の畑の大きさに驚いた。それでも映像に弛みが出ないように途中で、撮影を止めたほどであった。
写真でも、撮ってみた。その日の真っ青な空と白い雲を背景に咲き、揺らぐコスモスの花は、「初秋の贈り物」を感じさせた。
薄い花弁のコスモスは、赤にしても、白にしても、心を和ませてくれる優しさを感じさせた。
そして、その茎が風に揺られて、左右に動くシーンは、いつも安らぎを与えてくる。
花の丘からこもれびの丘に歩いてゆくと、ススキや茶色の小枝が姿を現し、秋の気配を感じさせた。
そこから引きっ返して、「キハダ秋桜」が群生する「原っぱ東花畑」へと向かった。そこには真っ黄色のキハダコスモス畑が平らな地形に広がっていた。
ここでも、動画を主体に歩きながら、その美しさをスマホに収めた。
帰りがけに、道端に咲く名も知らない、緑の茎に赤紫の鮮やかな草木に足を止めた。
その日は、半袖のTシャツに、汗が滲むほどの初秋にしては気温の高い1日であった。
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台風予想の中、日曜の「日本橋界隈」を歩く(その172)
9月30日、その日朝9時半頃、市川駅から総武快速線に乗って新日本橋駅まで行った。...
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9月30日、その日朝9時半頃、市川駅から総武快速線に乗って新日本橋駅まで行った。
新日本橋駅から、メトロの「三越前」駅まで、地下道は拡幅工事で、道幅が狭くなっていた。
三越前で、地上に出ると、閑散とした人通りの中央道りを歩いた。
その日の夜には、東京にも台風が襲ってくると予想され、朝10時過ぎというのに閑散とした人の流れとなっていた。
コレド室町の横を中に入ってみると、赤い鳥居が目に入った。
少し中に入ると、日本橋風の商店が並んでいた。
三越本店の前も、人通りがあまりなかった。
中央通りを挟んだ、向かい側は、「新潟県」「奈良県」等といった各県の展示場が目についた。
更に、ツアーコンダクターを先頭にした団体客が目立った。
あっという間に「日本橋」に着き、日本橋川と高速道路に囲われた日本の道路の発進地のど真ん中にいた。
そこから、高島屋の方角に歩を進めた。
西川の幟の下を歩いていくと、ビルの谷間に「はいばら」の瀟洒な建物が見えた。
中では、煌びやかな和風の扇子や和風のカレンダーや掛物が陳列されたいた。
高島屋の傍に行くと、新館のオープン記念をやっていた。
旧館と新館の間の道を歩くと、パリのカフェ風の新しい店が並んでいた。
ここが日本橋のカフェ通りとして、人気になってゆくような気がした。
それだけ、雰囲気重視の造りとなっていた。
日本橋桜通りから、折り返して、反対側の通りを神田駅まで歩き、新しい雰囲気の日本橋界隈を後にした。
神田駅に差し掛かると、少し来ぬ間に「ポリスボックス」が今風にリニューアルされたていた。
高架下には「上白壁橋通り」という広い東西の抜け道が完成されており、駅構内は日頃の雑踏が嘘の様に静まり、閑散とした様子であった。
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映像と大音響のゲームショウに行く(その171)
9月23日、その日の朝9時半の総武緩行線に乗り、幕張本郷駅まで行き、そこからバスで、東京ゲームショウが行われている「幕張メッセ」に足を向けた。...
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9月23日、その日の朝9時半の総武緩行線に乗り、幕張本郷駅まで行き、そこからバスで、東京ゲームショウが行われている「幕張メッセ」に足を向けた。
その会場に着いたのが、9時20頃であったが、入場まで30分ほど待たされた。日差しが強く半袖のTシャツに汗が滲んでいた。
100人ぐらいの集団が、およそ5つのロットで管理され、我々のロットの順番が来て、会場の中に入れたのは、50分頃であった。
中に入ると、暗がりの中、大音響と大スクリーンが出迎えてくれた。既に来場者の数は半端ではないくらい入っていた。
大スクリーンには、作られた映像やスポーツイベント風の映像が流され、大音響で音楽が鳴り、マイクを持った説明者ががなり立てていた。
立ち止まてみても、その内容は、具体的には分からなかったが、何を見せたいものは、おおよそ想像がついた。
じっくり見るには、ロープが張られた中に並んで、入っていかなければならず、時間がかかることは想像できた。
少し前までのゲームショウよりも、ショー傾向がさらに強くなって、ほとんどイメージを売っているように感じ取れた。
来場者は、日曜日ということもあって、20代から40代ぐらいの人々が大多数の様に感じた。
従来のビジネスショーの様に、女性のモデルを起用しているブースもちらほら見かけた。
入り口付近は、大学や専門学校のブースが多かった。
その奥は、良く名前の知れたゲーム企業のブランドが並んでいた。
演出は、ド派手そのもので、映像と音響によってゲームが展開されている様だった。
「eスポーツ」真っ盛りの中、意外にもその関連の出店が少ないように感じたのは、見方が雑駁過ぎたのかと反省した。
「AR、VR」の館に入ると、客の数がガクッと減った。
一番奥まで入ると、そこには数企業がスポンサードして構築したとりわけ大きなスペースがあり、おまけにかなり大規模な座席付きの観客席が整備され、その中で「eスポーツ」らしい映像やゲーム感覚の映像が、大スクリーンに映し出されていた。
驚いたことに入り口で、その観客一人一人に、暗がりで中身が分からなかったが、ドリンクが配られていた。
後で分かったことであったが、そこで3千万円の懸賞がかかった一連の「試合」が行われていたようだった。
「AR、VR」のコーナーを後にして、外に出ると、青空と白い雲の中に慣れ親しんだ幕張メッセの情景があった。
そこから、海浜幕張駅まで歩き、京葉線に乗り、南船橋で乗り換え、もう一度西船橋で、総武線に乗り換え市川駅まで戻った。
その間「大音響と映像」の残像は頭の中から離れることはなかった。
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