ウクライナ“国連から追放すべき” (12月27日)
ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領は26日から旧ソビエト諸国の首脳会議を開催し、欧米との対立が深まる中で各国の結束を呼びかけた。一方、ウクライナは国連安全保障理事会の常任理事国としての地位をロシアからはく奪し、国連からも追放すべきだと訴えた。
ロシアのプーチン大統領は26日、第2の都市サンクトペテルブルクで旧ソビエト諸国で作るCIS(独立国家共同体)の非公式の首脳会議を開催した。そして「CISの国々は共通の歴史や精神的なルーツを持ち、ロシア語が多民族の国々を結束させる力となっている」と述べた。...
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ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領は26日から旧ソビエト諸国の首脳会議を開催し、欧米との対立が深まる中で各国の結束を呼びかけた。一方、ウクライナは国連安全保障理事会の常任理事国としての地位をロシアからはく奪し、国連からも追放すべきだと訴えた。
ロシアのプーチン大統領は26日、第2の都市サンクトペテルブルクで旧ソビエト諸国で作るCIS(独立国家共同体)の非公式の首脳会議を開催した。そして「CISの国々は共通の歴史や精神的なルーツを持ち、ロシア語が多民族の国々を結束させる力となっている」と述べた。
侵攻を続けるロシアに対して、ロシアが勢力圏と見なす中央アジアの国からも距離を置く姿勢が見られる中、プーチン大統領は各国の温度差を認めたうえで結束を呼びかけた形。
またプーチン大統領は27日まで続く首脳会議などで盟友のベラルーシのルカシェンコ大統領に対して侵攻を巡る一層の協力を求めるものと見られる。
一方、ウクライナ外務省は26日、声明を発表し、「国連安全保障理事会の常任理事国としての地位をロシアからはく奪し、国連からも追放すべきだ」と訴えた。声明では「ロシアは旧ソビエトが崩壊したあと正当な手続きが行われないまま常任理事国としての地位を受け継いだ」と訴え、「国連への加盟が認められるのは平和愛好国だけだ」と指摘している。
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ロシア・米国武器供給をけん制・プーチン大統領“パトリオットを破壊”(12月23日)
ロシア・プーチン大統領は、来年も軍事侵攻を継続する考えを改めて強調するとともに、米国がウクライナへの供与を表明した地対空ミサイルシステムパトリオットについて「われわれはそれを破壊する」とけん制した。
ロシア・プーチン大統領は「特別軍事作戦に関連することは絶対に必要な措置だと信じている。われわれの軍や兵士がロシアの利益や主権、そして国民を守っていることに感謝すべきだ」と述べた。その上で、特別軍事作戦に関連することは絶対に必要な措置だと信じている、われわれの軍や兵士がロシアの利益や主権、そして国民を守っていることに感謝すべきだと述べ、改めて軍事侵攻を正当化し、来年も継続する考えを強調した。...
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ロシア・プーチン大統領は、来年も軍事侵攻を継続する考えを改めて強調するとともに、米国がウクライナへの供与を表明した地対空ミサイルシステムパトリオットについて「われわれはそれを破壊する」とけん制した。
ロシア・プーチン大統領は「特別軍事作戦に関連することは絶対に必要な措置だと信じている。われわれの軍や兵士がロシアの利益や主権、そして国民を守っていることに感謝すべきだ」と述べた。その上で、特別軍事作戦に関連することは絶対に必要な措置だと信じている、われわれの軍や兵士がロシアの利益や主権、そして国民を守っていることに感謝すべきだと述べ、改めて軍事侵攻を正当化し、来年も継続する考えを強調した。
また、米国がウクライナへの供与を表明した地対空ミサイルシステム、パトリオットについて、パトリオットは古いシステムでロシアの地対空ミサイルシステムS300のようには機能しない、このような兵器の供与は紛争を長引かせるだけだと批判した。
一方、プーチン大統領は、内政や外交の基本方針を示す年次教書演説をことしは見送ったことについて、状況が劇的に動いていた、来年の早い時期に必ず実行すると釈明した。
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ロシア・中国への天然ガス供給拡大(12月22日)
ロシアの政府系ガス会社ガスプロムは21日、東シベリアのイルクーツク州にあるコビクタガス田の操業開始にあわせてサンクトペテルブルクで記念式典を開催した。
オンラインで出席したプーチン大統領は「ロシアのガス業界、経済全体にとって特別で記念すべき出来事だ」と成果を強調し操業開始を指示した。
ガスプロムによると、このガス田の採掘可能な埋蔵量は約1兆8000億立方メートルとロシア東部最大で、3年前に供給を開始した中国向けのパイプライン「シベリアの力」につなげられる。...
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ロシアの政府系ガス会社ガスプロムは21日、東シベリアのイルクーツク州にあるコビクタガス田の操業開始にあわせてサンクトペテルブルクで記念式典を開催した。
オンラインで出席したプーチン大統領は「ロシアのガス業界、経済全体にとって特別で記念すべき出来事だ」と成果を強調し操業開始を指示した。
ガスプロムによると、このガス田の採掘可能な埋蔵量は約1兆8000億立方メートルとロシア東部最大で、3年前に供給を開始した中国向けのパイプライン「シベリアの力」につなげられる。
計画では2026年以降、年間270億立方メートルを生産するとしている。ロシアによるとウクライナへの軍事侵攻を巡りヨーロッパがロシア産の天然ガスの依存を減らす中、ロシアは中国への供給を拡大し関係をいっそう強化している。
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ロシア・プーチン大統領・新型ICBM・近く実戦配備(12月22日)
ロシア・プーチン大統領は21日、国防省の会合で演説し核戦力の向上を進めていることを強調した。
そのうえで複数の核弾頭を搭載できる新型のICBM大陸間弾道ミサイルを近く実戦配備する考えを明らかにした。また、来月上旬には海上発射型の極超音速ミサイル、ツィルコンを、フリゲート艦に搭載して実戦配備することも表明した。
そして、ロシアの前の大統領で安全保障会議のメドベージェフ副議長は、中国の北京を訪問し習近平国家主席と会談。...
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ロシア・プーチン大統領は21日、国防省の会合で演説し核戦力の向上を進めていることを強調した。
そのうえで複数の核弾頭を搭載できる新型のICBM大陸間弾道ミサイルを近く実戦配備する考えを明らかにした。また、来月上旬には海上発射型の極超音速ミサイル、ツィルコンを、フリゲート艦に搭載して実戦配備することも表明した。
そして、ロシアの前の大統領で安全保障会議のメドベージェフ副議長は、中国の北京を訪問し習近平国家主席と会談。自身のSNS上にはウクライナの紛争についても議論し非常に有益だったと書き込み、プーチン大統領の親書を渡したことを明らかにした。
一方、中国国営の新華社通信によると習主席は対立する米国を念頭にロシアとの関係を重視する姿勢を示したが、ウクライナ情勢については、対話による解決が重要だとの考えを示した。
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ロシア・プーチン大統領・軍事侵攻続ける姿勢・改めて示す(12月18日)
ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアのプーチン大統領は16日、軍の作戦本部を訪問し、軍事侵攻を続ける姿勢を改めて示した。プーチン大統領は、ショイグ国防相やゲラシモフ参謀総長など軍の幹部を激励した上で、当面の行動や中期的な行動について提案を聞きたいなどと述べた。
ロシア大統領府は、クリスマスや新年に合わせて停戦する可能性を否定していて、プーチン大統領みずから作戦本部を訪れ、軍事侵攻を続ける姿勢を改めて示した形。...
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ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアのプーチン大統領は16日、軍の作戦本部を訪問し、軍事侵攻を続ける姿勢を改めて示した。プーチン大統領は、ショイグ国防相やゲラシモフ参謀総長など軍の幹部を激励した上で、当面の行動や中期的な行動について提案を聞きたいなどと述べた。
ロシア大統領府は、クリスマスや新年に合わせて停戦する可能性を否定していて、プーチン大統領みずから作戦本部を訪れ、軍事侵攻を続ける姿勢を改めて示した形。
ウクライナでは16日、首都キーウのほか東部や南部の各地でミサイル攻撃があり、ウクライナのハルシチェンコエネルギー相は9つの発電施設が被害を受け、電力需要の50%が供給できない状況に陥ったと明らかにしている。
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