第七回 最近注目の健康関連ニュースから
10月26日付「おはよう日本」(NHK)では笑いが健康に役立つ可能性があるというニュースを報道した。全国の65歳以上の高齢者2万人余りを対象に調査し、普段ほとんど笑わない高齢者はよく笑う高齢者と比べて健康状態が悪いと感じる人が1.5倍以上に上ることが、千葉大学や東京大学などの研究グループの調査で分かった。
千葉大学予防医学センター・近藤克則教授は「笑わないと答えた人ほど健康状態が悪い人の割合が高いという関係がはっきりと出てきた。ぜひ笑いながら生活してほしい」と語った。
10月27日付「Nスタ」(TBS)はWHO世界保健機関の専門組織である、国際がん研究機関による、加工肉によるがんのリスクを報じた。それによると加工肉を毎日50g食べると、大腸がんになるリスクが18%増えるという。
ウィンナーは3本、ベーコンでは6枚で50gを超え、大きなフランクフルトに至ってはほぼ1本で100gを超えてしまうという。肉好きには悲報である。
こうしたデータは全面的には信用することはできないが、バランスのとれた食生活を心がけていくべきことだけは確かだろうし、毎日笑うことは精神衛生上は確実に健康にいいと感じるので実行していきたいと思う。...
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10月26日付「おはよう日本」(NHK)では笑いが健康に役立つ可能性があるというニュースを報道した。全国の65歳以上の高齢者2万人余りを対象に調査し、普段ほとんど笑わない高齢者はよく笑う高齢者と比べて健康状態が悪いと感じる人が1.5倍以上に上ることが、千葉大学や東京大学などの研究グループの調査で分かった。
千葉大学予防医学センター・近藤克則教授は「笑わないと答えた人ほど健康状態が悪い人の割合が高いという関係がはっきりと出てきた。ぜひ笑いながら生活してほしい」と語った。
10月27日付「Nスタ」(TBS)はWHO世界保健機関の専門組織である、国際がん研究機関による、加工肉によるがんのリスクを報じた。それによると加工肉を毎日50g食べると、大腸がんになるリスクが18%増えるという。
ウィンナーは3本、ベーコンでは6枚で50gを超え、大きなフランクフルトに至ってはほぼ1本で100gを超えてしまうという。肉好きには悲報である。
こうしたデータは全面的には信用することはできないが、バランスのとれた食生活を心がけていくべきことだけは確かだろうし、毎日笑うことは精神衛生上は確実に健康にいいと感じるので実行していきたいと思う。
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第六回 両陛下も実践!スロージョギングとは
81歳の誕生日を迎えられた皇后美智子さま。日課の朝の散策でジョギングをされているお姿がひときわ目を引いた。両陛下は2年前から健康維持のため朝の散策の中に300メートル程度の“スロージョギング”という新しいジョギングを取り入れられているそう。
最近耳にすることの多い“スロージョギング”。幅広い世代で実践している人が増えているという。スロージョギングとはどんなスポーツなのか?
一見、歩いているのとたいして変わりがないように見えるが、歩くこととどう違うのだろうか?
日本スロージョギング協会認定アドバンスインストラクター・讃井智子氏に話を聞いた。
讃井氏は「スロージョギングは生活習慣病の予防、ダイエットをしたい方、認知症の予防、体力をつけたい方など誰でも簡単に出来るジョギング方法」と説明してくれた。
歩くのではなく、あえて走ることで
脂肪の燃焼量が2倍になるのだという。
スロージョギングのポイントは、
歩く速さで走ること。人と話ができるぐらいのスピードであればよい。
足の指の付け根で着地、前に倒れる力を利用して進む。...
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81歳の誕生日を迎えられた皇后美智子さま。日課の朝の散策でジョギングをされているお姿がひときわ目を引いた。両陛下は2年前から健康維持のため朝の散策の中に300メートル程度の“スロージョギング”という新しいジョギングを取り入れられているそう。
最近耳にすることの多い“スロージョギング”。幅広い世代で実践している人が増えているという。スロージョギングとはどんなスポーツなのか?
一見、歩いているのとたいして変わりがないように見えるが、歩くこととどう違うのだろうか?
日本スロージョギング協会認定アドバンスインストラクター・讃井智子氏に話を聞いた。
讃井氏は「スロージョギングは生活習慣病の予防、ダイエットをしたい方、認知症の予防、体力をつけたい方など誰でも簡単に出来るジョギング方法」と説明してくれた。
歩くのではなく、あえて走ることで
脂肪の燃焼量が2倍になるのだという。
スロージョギングのポイントは、
歩く速さで走ること。人と話ができるぐらいのスピードであればよい。
足の指の付け根で着地、前に倒れる力を利用して進む。
たったこれだけ。非常に簡単にできるので皆さんも今日から始めてみてはどうか
TBS「あさチャン!」10/21放送分より抜粋
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第五回 薬を飲むその前に頭痛を元から断つSP
世代を超えて多くの人々を苦しめる病気・頭痛。紀元前のエジプトの頭に包帯を巻いた患者の絵文字に始まり、中世ヨーロッパにおける頭に穴をあける手術を行う人の絵などに見られるように人類の歴史は頭痛との闘いの歴史だった。薬を飲めば一時的には治るが、すぐにまたぶり返す。一体どうしたものか。ただ、最近になって頭痛を起こりにくくし、体質を変えてくれる、全く新しい治療法があることがわかってきた。なんと、この治療法を受けた人達からは“頭痛そのものがなくなり、世界が違って見える”などの声が届いている。
まずは一般的な頭痛である片頭痛がどのようなメカニズムでもたらされるのかを見ていこう。片頭痛とは、なんらかの原因でふくれあがった血管が、周りを取り巻いている神経を刺激し、痛みが生じる症状を言い、一度かかると3日間寝込む人もいるという。この時、脳の内部の視床と呼ばれる部位が神経の刺激を痛みとして受け取り、脳全体に伝える役目を果たしているが、頭痛薬は神経から視床への痛みの伝達をブロックすることで頭痛の痛みを食い止めている。
痛みが何度も繰り返されると、視床がボロボロになり薬のブロックを受け付けなくなり、今まで効いていた薬が効かなくなる。...
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世代を超えて多くの人々を苦しめる病気・頭痛。紀元前のエジプトの頭に包帯を巻いた患者の絵文字に始まり、中世ヨーロッパにおける頭に穴をあける手術を行う人の絵などに見られるように人類の歴史は頭痛との闘いの歴史だった。薬を飲めば一時的には治るが、すぐにまたぶり返す。一体どうしたものか。ただ、最近になって頭痛を起こりにくくし、体質を変えてくれる、全く新しい治療法があることがわかってきた。なんと、この治療法を受けた人達からは“頭痛そのものがなくなり、世界が違って見える”などの声が届いている。
まずは一般的な頭痛である片頭痛がどのようなメカニズムでもたらされるのかを見ていこう。片頭痛とは、なんらかの原因でふくれあがった血管が、周りを取り巻いている神経を刺激し、痛みが生じる症状を言い、一度かかると3日間寝込む人もいるという。この時、脳の内部の視床と呼ばれる部位が神経の刺激を痛みとして受け取り、脳全体に伝える役目を果たしているが、頭痛薬は神経から視床への痛みの伝達をブロックすることで頭痛の痛みを食い止めている。
痛みが何度も繰り返されると、視床がボロボロになり薬のブロックを受け付けなくなり、今まで効いていた薬が効かなくなる。
そこで今回、紹介するのは頭痛の予防薬。痛くなる前に飲み続けることでボロボロになった視床を修復し、痛みを防ぐことができる。ただしこれらの薬は2か月くらい飲み続けないと効果が出ないといわれており、頭痛が出てもいなくても、毎日服用する必要があるという。予防薬は市販されておらず、病院でしか処方してもらえない。薬である程度、回復したら服用をやめてもいいとのこと。予防薬が勧められる人は、かなり強い痛みが月に2回以上起こる人、頭痛のため日常生活に支障が出ている人、頭痛の特効薬であるトリプタンも効きにくいアロディニア(片頭痛によって脳が過敏になり、本来は痛くない刺激を痛みと感じる)のある人。心当たりのある方は一度、病院に行き、予防薬のことを聞いてみるといいだろう。
NHK「ためしてガッテン」10/16放送分より抜粋
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第四回 昭和の生活から学ぶダイエット術
誰しもが思う美しく、健康的なダイエット。循環器内科・秋津医院院長秋津壽男医師は昭和時代の生活にやせる秘訣があると主張。秋津医師は「昭和の生活を送るだけでも運動していることになる」と語る。今の人はわざわざジムに行き、ベルトコンベアーの上を歩いたり、自転車をこいだりしているが、昭和の人は近所にコンビニもなく、配達もしてくれなかったために生活の中で、いやでも歩かねばならなかった。さらにリモコンもなかったためいちいちテレビを消しに行ったりして動く必要があった。秋津医師は昭和の“立ち上がって歩く”という動作を日常生活の中で繰り返すだけで、十分な有酸素運動になると指摘している。
また昭和の食事には太りにくい秘密があり、ある実験結果では特に昭和50年の食事が他の時代の食事に比べて内臓脂肪の蓄積予防や、加齢による脂質代謝の異常が少ないことが証明されている。なぜ昭和50年の食事はこのように優秀なのか。昭和50年にはまだサラダがなかった。日本人がサラダを食べ始めたのは昭和60年代ぐらいからで、当時は酢の物がサラダの代わりだった。酢はドレッシングより低カロリーであり、酢の物に入っている海藻類には豊富な食物繊維が多く含まれダイエットに役立つ。...
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誰しもが思う美しく、健康的なダイエット。循環器内科・秋津医院院長秋津壽男医師は昭和時代の生活にやせる秘訣があると主張。秋津医師は「昭和の生活を送るだけでも運動していることになる」と語る。今の人はわざわざジムに行き、ベルトコンベアーの上を歩いたり、自転車をこいだりしているが、昭和の人は近所にコンビニもなく、配達もしてくれなかったために生活の中で、いやでも歩かねばならなかった。さらにリモコンもなかったためいちいちテレビを消しに行ったりして動く必要があった。秋津医師は昭和の“立ち上がって歩く”という動作を日常生活の中で繰り返すだけで、十分な有酸素運動になると指摘している。
また昭和の食事には太りにくい秘密があり、ある実験結果では特に昭和50年の食事が他の時代の食事に比べて内臓脂肪の蓄積予防や、加齢による脂質代謝の異常が少ないことが証明されている。なぜ昭和50年の食事はこのように優秀なのか。昭和50年にはまだサラダがなかった。日本人がサラダを食べ始めたのは昭和60年代ぐらいからで、当時は酢の物がサラダの代わりだった。酢はドレッシングより低カロリーであり、酢の物に入っている海藻類には豊富な食物繊維が多く含まれダイエットに役立つ。
もう一度おさらいすると昭和時代の日常生活には適度な運動が隠されている。そのポイントはリモコンや自転車に頼らずに、なるべく立って動き日頃から歩くよう心がけること。さらに昭和50年の食事には内臓脂肪の蓄積を抑制するなどダイエットに役立つ効果があり、そのポイントは一汁三菜を基本とした和食にあること。サラダの代わりに海藻の酢の物をとるのがよい。お金をかけずにダイエットをしたい人はぜひ昭和の生活、昭和の食事を試してみてほしい。
テレ東「解決スイッチ」10/12放送分より抜粋
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第三回 最近注目の健康番組紹介
10月8日付「ごごネタ!くらしにピントTV」(TBS)では毎日の生活で気軽に出来るシェイプアップ法を紹介した。日常生活上での動作を少しだけ変えることによっていつの間にかシェイプアップができてしまう。例えば食器を運ぶときにはひざを上げ下げしながら歩くだけで簡単なシェイプアップが図れる。皿を洗っている時に踵の上げ下げを行うことでも同様の効果が得られる。椅子に座りながらひざ下を組み両足を上下に押し付けあう足組押し合いも効果がある。非常に簡単なので今日からでも始めてみてはいかがか。
10月9日付「日経モーニングプラス」(BSジャパン)はウオーキングプロデューサーのOK和男をゲストに正しいウオーキング方法を紹介した。ウオーキングは認知症予防にも効果があるという。ウオーキングの基本は正しい姿勢。真っ直ぐに地面に対して垂直に立てているかどうかがポイント。肩をリラックスさせ、お腹はすこし引き締める。骨盤の位置も大切。鏡とか壁をうまく活用して姿勢を調整してみよう。ウオーキングは目線が大事。しっかりと目線を前へ真っ直ぐに向けることが重要。また下肢の動かし方も大切で、かかとから地面をしっかりとらえ、体重をしっかりと乗せていくことがコツだという。...
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10月8日付「ごごネタ!くらしにピントTV」(TBS)では毎日の生活で気軽に出来るシェイプアップ法を紹介した。日常生活上での動作を少しだけ変えることによっていつの間にかシェイプアップができてしまう。例えば食器を運ぶときにはひざを上げ下げしながら歩くだけで簡単なシェイプアップが図れる。皿を洗っている時に踵の上げ下げを行うことでも同様の効果が得られる。椅子に座りながらひざ下を組み両足を上下に押し付けあう足組押し合いも効果がある。非常に簡単なので今日からでも始めてみてはいかがか。
10月9日付「日経モーニングプラス」(BSジャパン)はウオーキングプロデューサーのOK和男をゲストに正しいウオーキング方法を紹介した。ウオーキングは認知症予防にも効果があるという。ウオーキングの基本は正しい姿勢。真っ直ぐに地面に対して垂直に立てているかどうかがポイント。肩をリラックスさせ、お腹はすこし引き締める。骨盤の位置も大切。鏡とか壁をうまく活用して姿勢を調整してみよう。ウオーキングは目線が大事。しっかりと目線を前へ真っ直ぐに向けることが重要。また下肢の動かし方も大切で、かかとから地面をしっかりとらえ、体重をしっかりと乗せていくことがコツだという。
10月9日付「先どり きょうの健康」(NHK)では国立がん研究センター・がん予防・検診研究センター長・津金昌一郎ががんを予防する5つの健康習慣を紹介した。この5つ習慣を常に頭に入れておけばガンのリスクを下げられる。5つの健康習慣とは禁煙、節酒、適正体重の維持、体を動かす、食生活に注意することだというが非常にシンプルでわかりやすい。
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