新型コロナ・感染確認・東京1149人・第4波のピーク上回る(7月15日)
新型コロナウイルス感染の再拡大が止まらない。
東京のきのうの感染確認は1149人で、5月の第4波のピークを上回った。
五輪開幕は8日後に迫っている。
安全、安心な大会を実現できるのか、感染拡大を抑え医療提供体制を確保できるかが鍵となる。
選手村にはソフトボール米国代表チームが到着。日本やトルコなどの選手団の関係者が出入りする姿も見られた。
菅首相はIOC・バッハ会長と会談。...
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新型コロナウイルス感染の再拡大が止まらない。
東京のきのうの感染確認は1149人で、5月の第4波のピークを上回った。
五輪開幕は8日後に迫っている。
安全、安心な大会を実現できるのか、感染拡大を抑え医療提供体制を確保できるかが鍵となる。
選手村にはソフトボール米国代表チームが到着。日本やトルコなどの選手団の関係者が出入りする姿も見られた。
菅首相はIOC・バッハ会長と会談。臨海部に設置される聖火台について大会組織委員会は、都内の緊急事態宣言を受けて現地での観覧を自粛するよう呼びかける方針を固めた。
臨海部のイベントなどはほぼ中止される見通しである。
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イスラエル選手団の1人・感染確認(7月9日)
東京オリンピックのためにきょう来日したイスラエルの選手団の1人が羽田空港の検査で新型コロナウイルスへの感染が確認されたことが分かった。
検疫所が管理する宿泊施設で待機してもらうことになっているほか利用した飛行機の座席の位置情報などをもとに濃厚接触した人がいないかを調べるということだ。
先月以降、来日した海外の選手団で感染が確認されたのはウガンダとセルビアに続いて3か国目になる。
東京・4度目の緊急事態宣言へ・酒類提供停止・要請で調整(7月8日)
感染が拡大する新型コロナウイルスについて。政府は、東京都に今月12日から来月22日までの期間、4回目となる「緊急事態宣言」を出す方針である。
宣言のもとでは飲食店に酒類の提供停止を要請する方向で調整していて、きょう専門家に諮った上で決定することにしている。
コロナの今後の行方(7月3日)
新型コロナウイルスは今後どのようになるのか。感染力は強まっても、徐々に弱毒化していき将来的にはインフルエンザの病原体の様にヒトや動物の間を循環するようになるという見立てがある。
鍵となるのはワクチン接種や抗体カクテルのような新薬の投与である。ワクチンによってコロナを終息させるためには日本人の約7割が抗体を持つことが必要だが、それを達成できるのは早くても来年以降となる。
例え7割を達成したとしてもウイルスがなくなる事を意味するものではなく、感染症は大なり小なり必ず続いてゆくであろう。...
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新型コロナウイルスは今後どのようになるのか。感染力は強まっても、徐々に弱毒化していき将来的にはインフルエンザの病原体の様にヒトや動物の間を循環するようになるという見立てがある。
鍵となるのはワクチン接種や抗体カクテルのような新薬の投与である。ワクチンによってコロナを終息させるためには日本人の約7割が抗体を持つことが必要だが、それを達成できるのは早くても来年以降となる。
例え7割を達成したとしてもウイルスがなくなる事を意味するものではなく、感染症は大なり小なり必ず続いてゆくであろう。インフルエンザのように毎年ワクチンを打つ必要が出てくるかもしれない。
現段階で、コロナ収束のためにわれわれができることは三密を避け、ワクチンを打ち、できるだけ感染率を低い状態に保ち、コロナへの抗体ができることを辛抱強く待つこと事だけである。
そもそもコロナは中国に生息するキクガシラコウモリが自然宿主であることがわかっており、SARSもMersもこのコウモリが起源である。
キクガシラコウモリが絶滅でもしない限りは、これからもこのコウモリからハクビシンやセンザンコウなどを経て第二、第三のコロナが出てくることは確実である。
今後の新たなコロナパンデミックを防ぐためにはキクガシラコウモリを特定管理動物に指定するなどして、WHOで管理していくなどといった奇策も必要かもしれないと感じるほどである。
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各国選手団続々と入国、メディアからは・・・(7月3日)
五輪に対する批判も根強い中、選手団が続々と来日している。
1日はドイツ、ギリシャのボート選手団を含む10の国・地域から約130人が来日した。ドイツ選手団40人は兵庫県豊岡市、ギリシャは富山県南砺市でそれぞれ事前合宿を行う。
2日にはガーナ、グアム、アルゼンチン、カナダ、オーストラリア、ロシア、南アフリカなどから97人が来日、カナダは神奈川県相模原市で事前合宿を始める予定である。
3日にはセルビア、スペイン選手団が来日し、4日までにフランス、アフリカ、南米、ロシア、アジアからの選手団計400人が来日する。...
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五輪に対する批判も根強い中、選手団が続々と来日している。
1日はドイツ、ギリシャのボート選手団を含む10の国・地域から約130人が来日した。ドイツ選手団40人は兵庫県豊岡市、ギリシャは富山県南砺市でそれぞれ事前合宿を行う。
2日にはガーナ、グアム、アルゼンチン、カナダ、オーストラリア、ロシア、南アフリカなどから97人が来日、カナダは神奈川県相模原市で事前合宿を始める予定である。
3日にはセルビア、スペイン選手団が来日し、4日までにフランス、アフリカ、南米、ロシア、アジアからの選手団計400人が来日する。
コロンビア50人、ニュージーランド、米国、カメルーン、シンガポールも来日する。7日に来日するスイス選手団20人は兵庫で合宿を行う。
懸念されている変異株「ガンマ株」が広がるブラジルから700人、「ラムダ株」が広がるペルーから30人も来日する。
この後、変異株「デルタ株」が広がるインド、スリランカ、パキスタン、ネパール、モルディブ、アフガニスタンの選手団の来日が控えている。
選手らは少なくとも入国時の空港検疫を含め、抗原検査を毎日受けるほか、外部との接触を遮断する「バブル方式」に従った行動が要求され、これを破った場合には参加資格はく奪など、厳しい措置がとられるため、ルールを破ることはないとみられている。
問題なのはむしろメディアである。厳しい制限に反対し、海外メディアが声をあげた。全米の有力メディアのスポーツ部門責任者らが連名で抗議し書簡を組織委員会に送った。この文書の中で「外国人ジャーナリストを標的とした措置は行き過ぎたものである」とし、GPSによる監視を見直すことなどを求めている。
こうした声が選手や関係者にも広がった場合には大会が大混乱する可能性もあり、コロナ感染者の増加の動きと合わせて注視していく必要がある。
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