【中国情勢】
ロシア・プーチン大統領・習主席と対面で首脳会談へ(9月8日)
ロシア・プーチン大統領は今月半ばに中国・習近平国家主席と対面で首脳会談を行う見通しを明らかにした。ロシアがウクライナ侵攻を開始して以降、対面で首脳会談を行うのは初めてで、プーチン大統領としては欧米などから厳しい制裁を科される中、中国への接近を加速させるとみられる。
プーチン大統領はきのう極東・ウラジオストクで開かれた国際経済会議で演説後、現地を訪問した中国共産党の序列3位で全人代の栗戦書委員長と会談した。...
全部読む
ロシア・プーチン大統領は今月半ばに中国・習近平国家主席と対面で首脳会談を行う見通しを明らかにした。ロシアがウクライナ侵攻を開始して以降、対面で首脳会談を行うのは初めてで、プーチン大統領としては欧米などから厳しい制裁を科される中、中国への接近を加速させるとみられる。
プーチン大統領はきのう極東・ウラジオストクで開かれた国際経済会議で演説後、現地を訪問した中国共産党の序列3位で全人代の栗戦書委員長と会談した。
プーチン大統領はモンゴルのフレルスフ大統領と習主席との3者会談が行われる予定であることも明らかにした。プーチン政権はきのうまで極東地域などで行われた合同軍事演習でも中国との連携を強調。
閉じる
中国・四川省の地震・死者65人に(9月6日)
中国内陸部の四川省で発生したマグニチュード6.8の地震。これまでに65人が死亡し、200人以上がけがをした。1万戸以上の住宅が損壊して停電や断水が続き、5万人余りが避難している。
中国政府は軍の部隊を出動させるなどして、救助活動を急いでいる。
新疆ウイグル自治区“深刻な人権侵害”(9月1日)
国連人権高等弁務官事務所が1日、公表した報告書ではウイグルの人たちなどイスラム系住民への中国政府の対応について、テロ対策や過激派対策を名目に深刻な人権侵害が行われていると指摘している。
その上で関係する法令の曖昧さが解釈の幅を与えているとして、当局が法令を恣意的に解釈できることが人権弾圧につながっていると批判している。
さらに中国政府が職業訓練場だとする施設に収容されている人たちについては、施設内で拷問などが行われているとする主張には信憑性があるとしている。...
全部読む
国連人権高等弁務官事務所が1日、公表した報告書ではウイグルの人たちなどイスラム系住民への中国政府の対応について、テロ対策や過激派対策を名目に深刻な人権侵害が行われていると指摘している。
その上で関係する法令の曖昧さが解釈の幅を与えているとして、当局が法令を恣意的に解釈できることが人権弾圧につながっていると批判している。
さらに中国政府が職業訓練場だとする施設に収容されている人たちについては、施設内で拷問などが行われているとする主張には信憑性があるとしている。
報告書ではこうした人権の侵害は人道に対する罪に該当する可能性があると指摘している。
報告書では中国政府に対し拘束されているウイグルの人たちなどを解放することや拘束された家族などを探す人に行方不明者の所在を公表すること、それに差別的な法律を撤廃することなどを求めている。
閉じる
5年に1度・中国共産党10月16日から党大会(8月31日)
中国共産党の新しい指導部の人事などを決める5年に1度の党大会が10月16日から開かれることになった。
習近平国家主席が、党のトップとして異例の3期目入りするかが最大の焦点。貧富の格差解消の実現を目指す「共同富裕」を着実に推進する方針が示され、習主席が掲げてきた政策を今後も継続することが強調された。
党大会では、現在7人いる最高指導部の「政治局常務委員」などの人事を決める。新指導部のメンバーをめぐっては習主席がかつて地方で勤務していたときの部下などの抜てきがあるのか注目されている。...
全部読む
中国共産党の新しい指導部の人事などを決める5年に1度の党大会が10月16日から開かれることになった。
習近平国家主席が、党のトップとして異例の3期目入りするかが最大の焦点。貧富の格差解消の実現を目指す「共同富裕」を着実に推進する方針が示され、習主席が掲げてきた政策を今後も継続することが強調された。
党大会では、現在7人いる最高指導部の「政治局常務委員」などの人事を決める。新指導部のメンバーをめぐっては習主席がかつて地方で勤務していたときの部下などの抜てきがあるのか注目されている。
このほか、対立が長期化する米国との関係や、台湾をめぐる情勢などについて、どのような方針が示されるかも注目される。
閉じる
ロシア・大規模軍事演習「ボストーク」中国も参加・あさってから(8月30日)
ロシア極東地域などで4年に1度行なっている大規模な軍事演習「ボストーク」、明後日から来月7日までの日程で行われる。中国やインドなど13か国の部隊が参加するとのことで公開された映像ではマスクを着けた中国軍兵士が次々と到着している。
ロシアとしては軍事的な連携をアピールして米国、日本などけん制する狙いもあるとみられる。参加する兵士は5万人以上、前回の30万人から大幅に減っている。ウクライナへ極東からも部隊を派遣する中、規模縮小を余儀なくされたとの見方がある。...
全部読む
ロシア極東地域などで4年に1度行なっている大規模な軍事演習「ボストーク」、明後日から来月7日までの日程で行われる。中国やインドなど13か国の部隊が参加するとのことで公開された映像ではマスクを着けた中国軍兵士が次々と到着している。
ロシアとしては軍事的な連携をアピールして米国、日本などけん制する狙いもあるとみられる。参加する兵士は5万人以上、前回の30万人から大幅に減っている。ウクライナへ極東からも部隊を派遣する中、規模縮小を余儀なくされたとの見方がある。
一方、演習は北方領土の択捉島、国後島にある演習場の名前も含まれている。
閉じる
「中国情勢」内の検索
Copyright (C) 2013 JCC Corp. All Rights Reserved.