JCCテレビすべて
スペシャル Globali
2024年05月17日(金)
最新TV速報
【Globali】
 

プーチン大統領;平昌冬季大会からの排除通告、米大統領のイスラエル擁護の一方的決定、及び来春の大統領選出馬それぞれについての対応【米・フランスメディア】(2017/12/08)

11月23日付GLOBALi「プーチン大統領、米国を尻目にトルコ・イラン首脳と連携してシリア内戦終結に向け邁進」で報じられたロシア大統領の対応について、トランプ大統領は苦々しく思ったのかも知れない。イラン核合意から離脱すると発言している同大統領が、突然イスラエルの首都はエルサレムだと宣言したからである。プーチン大統領もこれには黙っておられず、トルコとともに米側主張に真っ向から反対を表明した。一方、国際オリンピック委員会(IOC)から突き付けられた、平昌(ピョンチャン)冬季大会からのロシア締め出し決議に対しては、ドーピング疑惑を西側諸国の陰謀として全否定してきた政府見解を翻し、IOC決定に従うとの従順さを示した。そして更に、ロシアとして同冬季大会をボイコットするのではなく、ロシア選手の個人としての参加を容認するとの柔軟な対応を見せた。これについては、来春のロシア大統領選に向けて、ロシア選手やその支援者等を敵に回すことを避けた人気取りが透けて見えるとのメディア報道もある。

12月7日付フランス『France 24』オンラインニュース(『AFP通信』配信):「プーチン大統領、米国大使館をエルサレムに移設するとの動きに“深刻な懸念”を表明」
  ウラジーミル・プーチン大統領は12月7日、ドナルド・トランプ大統領が発表した、イスラエルの首都はエルサレムであるとの宣言に“深刻な懸念”を表明した。

  ロシア大統領府の発表では、同大統領はトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と電話会談し、パレスチナとイスラエル両国には、“事態を冷静に捉えて”新たな対話を始めることを提案していくことで一致したという。...

全部読む

 

トランプ大統領が北朝鮮及び通商問題を優先している陰で中国が南シナ海制圧を着々と促進【米・英・中国メディア】(2017/11/17)

11月12日付GLOBALi「南シナ海問題:習・ドゥテルテ両首脳が対話路線を強調すれば、トランプ大統領はベトナム首脳に仲介の申し出」で触れたとおり、本家のドナルド・トランプ大統領はもとより、フィリピンのトランプことロドリゴ・ドゥテルテ大統領も、習近平(シー・チンピン)国家主席のいない所でないと、強気の姿勢を見せられないようである。一方、習指導部は、トランプ大統領が北朝鮮及び通商問題にかかずらっている間に、南シナ海の軍事拠点化拡充並びに東南アジア諸国連合(ASEAN)抱き込みを着々と進めている。

11月16日付米『フォリン・ポリシー』オンラインニュース:「トランプ大統領が北朝鮮問題にかかずらっている間に中国が南シナ海制圧を着々と促進」
  ドナルド・トランプ大統領は、直近12日間に及ぶアジア初歴訪の間、北朝鮮及び通商問題に焦点を当て、一方で、南シナ海問題に関わり中国を直接批判することを避けた。

  これを千載一遇の機会と捉えてか、習近平指導部は、南シナ海に建設した人工島の軍事拠点化と、一部の国と領有権問題を抱えるASEAN諸国の抱き込みを着々と進行させている。...

全部読む


その他の最新記事
▲画面のトップへ
ランキング 注目パーソン
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
人気ランキング