東京ドームで「らん展」を鑑賞し、亀戸天神で梅の花を(その192)
2月17日、その日の朝9時過ぎに、JR総武緩行線で水道橋へと向かった。...
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2月17日、その日の朝9時過ぎに、JR総武緩行線で水道橋へと向かった。
予報に反し、その朝も風が冷気を運んでいた。
10時15分前頃、東京ドーム前に並んだが、既に来場者の長い列が出来ていた。
知人から入場券を貰い、「世界らん展2019」を鑑賞しようとその列に並んだ。
久しぶりに東京ドームに入り、観客席を下り、会場に入ると、「トロフィー賞」や「日本大賞」のコーナーを目指し、4Kビデオカメラで撮影した。
日常、「らん」に接するのは、開店などの時にお目にかかる「胡蝶蘭」がほとんどである。
どれほど美しい蘭に会えるのかと期待に胸を膨らませて、鑑賞すると、意外にもか細いものや、こじんまりした花も受賞していた。
満員の会場の中は、熱気にあふれ、花の美しさに観客は圧倒されていた。
蘭の美しさは、なんといっても、その花びらの繊細さにあるのではないか思っていたが、様々な花を見ると、そうでもないような気がした。
兎に角、バリエーションが様々で、どの花も丹精に育てられて、そこに展示されていた。
日本三大流派の生け花コーナーもあり、日本人伝統の花文化がそこに感じられた。
日比谷花壇も店を出しており、そこで小さな「蘭の花」を買い求めて、その華やかな会場を後にした。
JR水道橋駅から総武線に乗り、途中亀戸駅で下車し、「亀戸天神」に梅の花を見に行った。
独特の赤い橋を渡り、梅の花を探すと、まだ2、3分咲きの様子であった。
妙に、東京スカイツリーだけが、にょきっと立ち、その存在感が目立った。
池には、大きな鳥が1羽戯れていたが、その名前は誰も分からないようだった。
帰りに、亀戸駅前で餃子を食そうと考えていたが、長い列が出来ていて果たすことが出来なかった。
その日は、亀戸駅からそのまま総武線に乗り、市川駅へと帰宅の途にについた。
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雪はすでに消え・菜の花と梅が対称的な色合いに(その191)
2月10日、その日窓の外を見ると、白銀の世界が広がっていた。...
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2月10日、その日窓の外を見ると、白銀の世界が広がっていた。
気温も低く、JR市川駅に着いたのは9時半頃と、出発がいつもより遅くなった。
総武快速線で、新橋駅まで行き、そこから浜離宮まで地下街を歩いた。
電通ビルから日通本社を通り過ぎ、国道を突っ切ると、「中の御門」に辿り着いた。
駅から10分は歩いた感じであった。
浜離宮には、数度来たことがあるが、その門から入るのは初めてであった。
内堀から、菜の花畑が見えたので、先ずはそこをめがけて歩いた。
空気は想像していたほど冷たくなく、雪の欠片も見つからなかった。
黄色く染まった菜の花畑の周りには、赤と白の梅の木があり、蕾に混じって、花も咲いていた。
よく見ると花札が掛けられていて「八重寒紅(やえかんこう)」と書いてあった。
他の木には「満月枝垂」との掛札もかかっていた。
まだ満開とはいかなかったが、時折目に入る白と赤の花の姿は、なかなか美しいものであった。
菜の花畑を背景に、梅の木を撮る為、三脚を立てて、4Kビデオでじっくりと撮影した。
三脚を立てると、動きが制約されるので、今度は三脚からカメラを外して、手に持ち歩きながら菜の花畑を撮影した。
周りでは、カメラやスマホで撮影している人々が多かった。その中には外国人もかなりいた。
ひとしきり撮影をすると、正面の門から出て、工事中の道路を渡って、地下街に入った。
すると都営地下鉄の大江戸線「汐留」駅が目に入ってきた。
その駅のホームへと降りると、直ぐに両国経由都庁行きの電車がやってきたので、飛び乗った。
7つ目の両国駅で下車し、JRの方に向かった。
一度JRのホームを経て、国技館方面に出た。
そこではいろいろなイベントが行われ、結構な人出があった。
国技館の入り口方向に歩くと、「相撲トーナメント」が行われている様子で、切符売り場に行ってみると、まだ切符は買えるようであった。
相撲とりが歩き、観戦客が行きかい、警備員が整理をするなど、大賑わいの周辺であった。
ひとしきり国技館周辺の賑わいを楽しむと、JR両国駅に向かい、その日の帰路へと着いた。
市川駅に帰ってきたのは、12時15分頃で、3時間弱の行程であったが、東京の一端を見たような気がした。
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温かな陽気に誘われて新宿御苑に「梅の花」を探しに行った(その190)
2月3日、その日朝9時ごろ、JR市川駅から総武緩行線に乗って千駄ヶ谷の新宿御苑に向かった。...
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2月3日、その日朝9時ごろ、JR市川駅から総武緩行線に乗って千駄ヶ谷の新宿御苑に向かった。
天気予報通り、空は晴れて初春のような温かさだった。
40分ほどで、千駄ヶ谷門から新宿御苑の中に入り、旧御涼亭に向かい、そこから拡がる池を眺めた。
少し歩くと、池に氷が張っている光景が目に入ってきた。平年より気温が高いと言っても「まだ、冬なんだ」と感じた。
この季節の花は、なんといっても「梅の花」である。
少し歩くと、その花は咲いていた。まだ一角で、やっと見つけたという状態であった。
三脚を立てて、4Kビデオカメラで、その花をじっと撮影した。
紅い梅の花、即ち紅梅であったが、その花びらをミツバチが盛んに蜜を吸おうとチャレンジしていた。
少し、歩くと「白梅」を見つけた。
この公園では「白梅」よりも「紅梅」の方が、目についた。
更に少し歩くと、水仙の花が咲いていた。結構な広さを占有していた。
人だかりがしているところには、大抵なにがしかの「花」が咲いていた。
特に、梅や寒桜の咲いているところには、多くの人が寄ってきて、盛んにスマホやカメラでその美しさを撮っていた。
そういった人々の中には、結構外国人が多く混ざっていた。
しかも、複数人でグループ化していた。
広い新宿御苑でも、この時期花が咲いている場所はそう多くはなさそうであった。
気が付いてみると「温室」の辺りにまで、来てしまっていた。
この園の特徴の一つは、巨木である。
樹齢数百年と思われる大木も目につく。
休憩所の呼び込みが上手く、そこで、つい「甘酒」を頼んでしまった。
例年よりも暖かいと言っても、まだまだ冬の中、暖かいそれは、体に心地よい飲み物であった。
親切なその呼び込みから、見どころなどを聞き、暫らく散策を続け、千駄ヶ谷門に向かって帰路に就いた。
ガラッとした電車の中で、撮影したビデオ映像を再生し、発色の良い「赤い花びら」に感動しながら、市川駅へと向かった。
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