※2022年2月、更新を終了しています
米国・トランプ大統領・中国に農産物の関税撤廃を要求(3月2日)
米国・トランプ大統領は、中国との貿易問題を巡る交渉で米国産の農産物に対する関税を直ちに撤廃するよう中国に求めていることを明らかにした。
今月中の開催を目指す米中首脳会談を前に要求を公表し、中国側への圧力を強める狙いがあると見られる。
トランプ大統領は1日のツイッターに「牛肉や豚肉を含む米国の農産物に対する関税をすべて直ちに撤廃するよう中国に求めている。
これは私にとっても米国の農家にとっても非常に重要なことだ」と投稿した。...
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米国・トランプ大統領は、中国との貿易問題を巡る交渉で米国産の農産物に対する関税を直ちに撤廃するよう中国に求めていることを明らかにした。
今月中の開催を目指す米中首脳会談を前に要求を公表し、中国側への圧力を強める狙いがあると見られる。
トランプ大統領は1日のツイッターに「牛肉や豚肉を含む米国の農産物に対する関税をすべて直ちに撤廃するよう中国に求めている。
これは私にとっても米国の農家にとっても非常に重要なことだ」と投稿した。
トランプ政権は今月1日までとしてきた中国との交渉期限を延長し、中国からの2000億ドルの輸入品にかける関税を今の10%から25%に引き上げる追加の制裁措置を先送りした。
米国側は今月中にトランプ大統領の別荘に習近平国家主席を招き、両首脳による会談で最終的な合意を目指すことにしている。
トランプ大統領としては、首脳会談に先立って米国側の要求を公表し圧力を強めるねらいがあると見られる。
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トランプ大統領に反論・北朝鮮“一部の制裁解除しか求めず”(3月1日)
2回目の米朝首脳会談をめぐり北朝鮮の李容浩外相がきょう未明、異例の記者会見を開き、米国のトランプ大統領の主張に反論した。
トランプ大統領が、北朝鮮から制裁の全面解除を求められたため折り合えなかったと主張したのに対して、北朝鮮側は一部の制裁の解除しか求めていないと真っ向から反論した。
きのうまでの2日間、ベトナムの首都ハノイで開かれた米朝首脳会談だが、両首脳が目指していた合意文書の署名には至らないまま終了した。...
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2回目の米朝首脳会談をめぐり北朝鮮の李容浩外相がきょう未明、異例の記者会見を開き、米国のトランプ大統領の主張に反論した。
トランプ大統領が、北朝鮮から制裁の全面解除を求められたため折り合えなかったと主張したのに対して、北朝鮮側は一部の制裁の解除しか求めていないと真っ向から反論した。
きのうまでの2日間、ベトナムの首都ハノイで開かれた米朝首脳会談だが、両首脳が目指していた合意文書の署名には至らないまま終了した。
その理由についてトランプ大統領は「北朝鮮は制裁の全面解除を求めたが、受け入れられなかった」と述べ、北朝鮮が一部の核施設の廃棄を受け入れたとする一方で、制裁の全面解除を求めたため折り合えなかったと主張した。
李外相は、この全面解除という点に真っ向から反論した。
北朝鮮は、国連安全保障理事会で決議された制裁のうち、国民経済と国民生活に影響する項目の解除を求め、これと引き換えに寧辺の核施設の完全な廃棄を提案したとしている。
李外相は米国が非核化に向けた追加の措置を求めたため、合意に至らなかったという認識を示した。
トランプ大統領は今回の会談で、北朝鮮から寧辺の核施設の廃棄を提案されたものの、それだけでは十分ではなかったとしていて、非核化の措置で折り合えなかったという点では、両者の説明は一致している。
しかし、両者の主張は大きく食い違っている。
米国と北朝鮮の交渉では、これまでも、非核化の措置とその見返りを巡って大きな立場の隔たりがあり、今回の制裁の解除をめぐる食い違いは、改めて両者の歩み寄りの困難さを浮き彫りにした形だ。
北朝鮮・チェソニ外相は金党委員長が会談を行うのは難しいとしているが、制裁解除は喫緊の課題のため、両外相は引き続き会談を行っていくとしている。
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米朝首脳会談・“非核化”“見返り”めぐり2日目(2月28日)
米国・トランプ大統領と北朝鮮・金正恩朝鮮労働党委員長の2回目の首脳会談はきょう2日目を迎える。
きのうの会談で金委員長は「再びすばらしい出会いがあったことは大統領のおかげ」、トランプ大統領は「北朝鮮の経済発展の実現に向け、私たちが手助けする」と述べた。
会談を終え両首脳は夕食を共にした。きょうは北朝鮮の非核化とその見返りをめぐって本格的に意見が交わされる見通しである。
両首脳は会談の成果を共同声明にとりまとめることを目指しており、非核化の進展につなげられるのか注目される。...
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米国・トランプ大統領と北朝鮮・金正恩朝鮮労働党委員長の2回目の首脳会談はきょう2日目を迎える。
きのうの会談で金委員長は「再びすばらしい出会いがあったことは大統領のおかげ」、トランプ大統領は「北朝鮮の経済発展の実現に向け、私たちが手助けする」と述べた。
会談を終え両首脳は夕食を共にした。きょうは北朝鮮の非核化とその見返りをめぐって本格的に意見が交わされる見通しである。
両首脳は会談の成果を共同声明にとりまとめることを目指しており、非核化の進展につなげられるのか注目される。
北朝鮮に拉致され17年前に帰国した新潟産業大学・蓮池薫准教授は「非常に注目しているし期待もしている」とコメント。すべての被害者を取り返す戦略を練って備えていくことが重要だと話した。
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英国・メイ首相「離脱延期」言及に批判(2月27日)
英国・メイ首相は、EUからの離脱協定案が再び議会で否決されるなどした場合には離脱延期を検討する考えを示した。
メイ首相は26日、来月29日に迫るEU離脱の延期を検討する考えを示した。
離脱協定案について来月12日までに議会で採決を行い、否決された場合には翌日に合意なき離脱の是非を採決する。
議会が合意なき離脱の回避を求めた場合には、14日離脱の延期を議会に諮るとしている。
延期したとしても1回かぎりで、6月を期限にすると明らかにした。...
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英国・メイ首相は、EUからの離脱協定案が再び議会で否決されるなどした場合には離脱延期を検討する考えを示した。
メイ首相は26日、来月29日に迫るEU離脱の延期を検討する考えを示した。
離脱協定案について来月12日までに議会で採決を行い、否決された場合には翌日に合意なき離脱の是非を採決する。
議会が合意なき離脱の回避を求めた場合には、14日離脱の延期を議会に諮るとしている。
延期したとしても1回かぎりで、6月を期限にすると明らかにした。離脱派の議員は強硬姿勢を崩しておらず、離脱延期となれば与党内で反発と混乱は避けられない見通しだ。
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明日から首脳会談・北朝鮮の非核化焦点(2月26日)
トランプ大統領と金正恩朝鮮労働党委員長との2回目の米朝首脳会談は、あすとあさってベトナムの首都ハノイで行われる。会談に向けて、トランプ大統領は日本時間の午前2時半過ぎ、ワシントン近郊の米国軍基地を出発した。
ハノイには日本時間の今夜到着する見通しで、会談はあすと明後日で行われる。会談が行われる歓迎式典の手順を確認するなどベトナム周辺では緊張が高まっている。
そんな中、出国を余儀なくされたのはキム委員長の「そっくりさん」とされる人物も出現している。...
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トランプ大統領と金正恩朝鮮労働党委員長との2回目の米朝首脳会談は、あすとあさってベトナムの首都ハノイで行われる。会談に向けて、トランプ大統領は日本時間の午前2時半過ぎ、ワシントン近郊の米国軍基地を出発した。
ハノイには日本時間の今夜到着する見通しで、会談はあすと明後日で行われる。会談が行われる歓迎式典の手順を確認するなどベトナム周辺では緊張が高まっている。
そんな中、出国を余儀なくされたのはキム委員長の「そっくりさん」とされる人物も出現している。ベトナム政府に出国を促され、ハノイを離れることになった。
日本からは金杉アジア大洋州局長が現地入りし、米国側から進捗などについて説明を受けた可能性がある。
北朝鮮の非核化を巡っては米国が核兵器や関連施設の申告、査察など具体的措置を要求しているのに対し、北朝鮮は一部の核施設の廃棄と引き換えに相応の見返りを求めていて両者の立場には隔たりがあるなど、どのような合意がはかれるか焦点となる。
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