※2022年2月、更新を終了しています
焦点はロシアゲートへ(6月2日)
米国のトランプ大統領に解任されたFBI連邦捜査局のコミー前長官が来週8日、議会の公聴会で証言することになった。トランプ大統領が元側近への捜査をやめるようコミー長官に求めていたと伝えられる中、証言の内容次第では大統領に対する批判がさらに強まる可能性もある。
去年の大統領選挙でのトランプ陣営とロシアの関係を調査している、議会上院の情報委員会の委員長は、FBI・コミー前長官が来週8日、委員会の公聴会で証言することを明らかにした。...
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米国のトランプ大統領に解任されたFBI連邦捜査局のコミー前長官が来週8日、議会の公聴会で証言することになった。トランプ大統領が元側近への捜査をやめるようコミー長官に求めていたと伝えられる中、証言の内容次第では大統領に対する批判がさらに強まる可能性もある。
去年の大統領選挙でのトランプ陣営とロシアの関係を調査している、議会上院の情報委員会の委員長は、FBI・コミー前長官が来週8日、委員会の公聴会で証言することを明らかにした。
コミー前長官の公の場での発言は、解任後初めて。米国では、トランプ陣営とロシアの関係をめぐる疑惑の捜査を指揮していたコミー前長官をトランプ大統領が解任したのは、捜査妨害が狙いだったとの批判が出ている。
またトランプ大統領はコミー前長官に対し、ロシアとの関係をめぐり辞任した側近のフリン元大統領補佐官の捜査をやめるよう求め、コミー前長官がその際の会話をメモに残していると伝えられている。
ウォールストリートジャーナルなど一部メディアは、コミー前長官がトランプ大統領からフリン元大統領補佐官への捜査をやめるよう求められたと証言する見通しと報じている。
コミー前長官の証言内容次第で、トランプ大統領に対する批判がさらに強まる可能性もあり、大きな注目を集めそうである。
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80人が死亡した大規模テロ事件(6月1日)
アフガニスタン・カブール中心部にあるドイツ大使館の近くできょう午前8時半ごろ(日本時間午後1時ごろ)、大きな爆発があった。
アフガニスタン保健省によると80人が死亡、300人以上がけがをした。ドイツ大使館から100mほど離れた日本大使館でも窓ガラスが割れて、中にいた大使館職員とJICA(国際協力機構)関係者の日本人2人が軽いけがをした。日本の外務省によると、ほかの職員や在留邦人全員の無事を確認した。...
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アフガニスタン・カブール中心部にあるドイツ大使館の近くできょう午前8時半ごろ(日本時間午後1時ごろ)、大きな爆発があった。
アフガニスタン保健省によると80人が死亡、300人以上がけがをした。ドイツ大使館から100mほど離れた日本大使館でも窓ガラスが割れて、中にいた大使館職員とJICA(国際協力機構)関係者の日本人2人が軽いけがをした。日本の外務省によると、ほかの職員や在留邦人全員の無事を確認した。
爆発があったのは各国の大使館が集まる地区で日本、ドイツ、英国、インドの大使館もある。現地駐留の国際部隊によると、爆弾を積んだ車が地区に侵入しようとしたところ地元の治安部隊が制止し爆発が起きた。
アフガニスタン内務省によると、大量の爆発物を積んだし尿をくみ取るバキュームカーが爆発したということで、警察は検問などで怪しまれずに大量の爆発物を運ぶためにバキュームカーを使った疑いがあるとみている。
80人が死亡した大規模テロ事件が、またもや発生してしまった。対策をどう進めるのか。
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北朝鮮・日本に対する軍事行動仄めかす(5月31日)
北朝鮮が新型弾道ミサイルの発射実験とする映像を公開した。また北朝鮮の報道官は談話で“日本に対する軍事攻撃の目標を在日米国軍基地以外にも拡大する”と威嚇している。
朝鮮中央テレビでは視察した金正恩委員長の言葉として「あれほどの命中・正確性ならば敵の目もえぐることができる」と伝えた。
また精密な誘導システムにより敵の艦船などをピンポイントで攻撃できると主張している。
現在西太平洋に展開している米国の空母を威嚇する狙いもあるとみられる。...
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北朝鮮が新型弾道ミサイルの発射実験とする映像を公開した。また北朝鮮の報道官は談話で“日本に対する軍事攻撃の目標を在日米国軍基地以外にも拡大する”と威嚇している。
朝鮮中央テレビでは視察した金正恩委員長の言葉として「あれほどの命中・正確性ならば敵の目もえぐることができる」と伝えた。
また精密な誘導システムにより敵の艦船などをピンポイントで攻撃できると主張している。
現在西太平洋に展開している米国の空母を威嚇する狙いもあるとみられる。ある専門家によると、固定目標に対する命中精度は従来より上がった可能性があるとした上で、空母など移動する目標を弾頭自らが追尾する能力はないと指摘した。
北朝鮮外務省の報道官はG7サミットで安倍首相が「新たな制裁決議の必要性を力説した」などと非難した。
在日米国軍基地以外も軍事攻撃の標的になりえるとした。安倍首相は30日夕方韓国・文在寅大統領と電話会談を行い、相次ぐ挑発行為は断じて容認できないとの認識で一致した。
さらに日米韓で緊密に連携して強力な対応を取っていくとの考えを共有した。
韓国政府の動きも気になるが、日米韓で連携を強化してゆくしかない。
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北朝鮮の狙いは日本のEEZへの着弾か(5月30日)
北朝鮮は、きょう午前6時半すぎ、国営メディアを通じて「金正恩委員長立ち合いの元、精密誘導システムを導入した新しい弾道ミサイルの発射実験に成功した」と写真とともに発表した。
金正恩委員長は「これまでより発射前の準備工程が高度に自動化され発射時間を遥かに短縮できるシステムが完成したことで敵を迅速に制圧、牽制できるようになったことに満足」の意を示したと伝えられる。
またミサイルは予定された目標に7mの誤差で正確に命中したとしている。...
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北朝鮮は、きょう午前6時半すぎ、国営メディアを通じて「金正恩委員長立ち合いの元、精密誘導システムを導入した新しい弾道ミサイルの発射実験に成功した」と写真とともに発表した。
金正恩委員長は「これまでより発射前の準備工程が高度に自動化され発射時間を遥かに短縮できるシステムが完成したことで敵を迅速に制圧、牽制できるようになったことに満足」の意を示したと伝えられる。
またミサイルは予定された目標に7mの誤差で正確に命中したとしている。きのう元山付近から発射され日本の排他的経済水域の中の日本海に落下したミサイルを指しているとみられる。
北朝鮮は着弾地の精度に相当自信を持っていると見えるが、そうすると最初から日本の排他的経済水域への着弾を狙ったものなのか。
そうなると穏やかな事ではない。
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憮然とした表情のトランプ氏・次の手は(5月29日)
初めての外国訪問として9日間に渡って中東やヨーロッパを歴訪していたトランプ大統領であるが、今回の外国訪問ですぐ側にいたのは、ホワイトの上級顧問で大統領の娘婿のクシュナー氏であった。
去年の米国大統領選挙のトランプ陣営の幹部や側近とロシアとの関係をめぐっては有力メディアが政府の当局者の話などとして次々に新たな疑惑を報道されている。
中でもFBI(連邦捜査局)がクシュナーを調べているという報道に注目が集まっている。...
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初めての外国訪問として9日間に渡って中東やヨーロッパを歴訪していたトランプ大統領であるが、今回の外国訪問ですぐ側にいたのは、ホワイトの上級顧問で大統領の娘婿のクシュナー氏であった。
去年の米国大統領選挙のトランプ陣営の幹部や側近とロシアとの関係をめぐっては有力メディアが政府の当局者の話などとして次々に新たな疑惑を報道されている。
中でもFBI(連邦捜査局)がクシュナーを調べているという報道に注目が集まっている。
一連の疑惑について問われても何も答えなかったトランプ大統領は外国訪問から帰国して一夜明けた28日朝、自らのツイッターに投稿した。
この中で“ホワイトハウスからのリークの多くは偽のニュースを流すメディアがねつ造したウソだ”と訴えた。
さらに“メディアがいう匿名の情報源というのは記者が作り上げたもので存在していない可能性がとても高い”として多くが作り話だと主張し強い苛立ちを示した。
トランプ政権とメディアの対立は激しさを増している。
憮然としたトランプ大統領の表情を見ると、内心相当ダメージを受けている様だ。トランプ氏はどんな次の手を打つのであろうか。
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