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特集 健康のおはなし
2024年05月19日(日)
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【健康のおはなし】
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第五十二回 マッサージの話
マッサージなどを行う事業所(総務省統計局調べ)は格安の店舗も誕生するなど、店舗数はコンビニよりも多いほどの人気ぶり。マッサージの愛好者が増える一方で、マッサージによる健康被害も増加しているという。

50代の女性は過度の圧迫によって腕が変色してしまうほど内出血してしまった。全治1か月の重傷だという。また1か月にわたり施術を受けたという50代男性は椎間板ヘルニアになり、ほぼ寝たきり状態になり、現在も治療中だという。

喜多整形外科の喜多保文院長は「きちんとした教育を受けていない人や専門的知識や技術が不足している人が繊細な部分を施術することが問題になっている。消費者側の認識不足も被害を拡大させる要因になっている」としている。

マッサージによる健康被害を防ぐには、まずは自分自身の症状に合った施術所を選択することが肝心。治療を求める場合は国家資格有無の確認をしよう。安易な受診は禁物で本当に痛い時や持病など明らかな症状のある場合は医療機関(整形外科)で受診をするようにしよう。


フジ「直撃LIVEグッディ!】」4/26放送分を参照。



第五十一回 善玉コレステロールをUPして突然死を予防
狭心症や動脈硬化など突然死に直結する血管や血液系の病気を誘発させる恐ろしい悪玉コレステロール。これを防ぐために善玉コレステロールが鍵を握っているといい、最近の研究で善玉コレステロール値を増やすにはアオサという海草とシイタケが有効だということがわかってきた。

アオサは多くのアディポネクチンを増やすマグネシウムを含んでいる。これまでマグネシウムはあまり注目されてこなかったが、実はカルシウムよりも大事な働きをしている。アディポネクチンとは様々な生活習慣病を改善するホルモンで悪玉コレステロールを抑制し、傷ついた血管を修復して血管の病気を予防するHDLコレステロールを増加させる働きがある。アオサは味噌汁などにすると食べやすいのでぜひ毎日食べてみてほしい。...
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第五十回 薬のおはなし
日頃から薬をたくさん飲んでいる高齢者は多い。日本老齢医学会では高齢者の安全な薬物療法ガイドラインを出した。今回はこの中から知っておきたい薬の注意点を紹介する。

高血圧、脳梗塞、不眠症、腰痛に悩まされる70代のAさんは高血圧の薬3つ、脳梗塞1つ、不眠症2つ、腰痛1つと合計7種類もの薬を処方され服用しているが、足のふらつきや物忘れがひどくなっているのだという。

東京大学大学院(老年病科)・秋下雅弘教授によると「Aさんのふらつきや、物忘れは薬の副作用によるもの。薬が6種類以上になると副作用を起こす人の割合が明らかに増え、10%~15%ぐらいになるので薬の種類は5種類までに抑えたい。Aさんのようなケースは高齢者にとても多い。また血圧の薬が多すぎることもふらつきに影響している」と語る。

薬で引き起こされる副作用(高齢者)にはふらつき、転倒、物忘れ、うつ、せん妄(考えが混乱したり、興奮したりする)、食欲低下、便秘、排尿障害などがある。

秋下教授は「高齢者は若い人にくらべて薬の副作用が重症になりやすく、様々な臓器に及んでしまう。また、うつやせん妄などの精神的な症状も多く、認知症と間違えられることも少なくない」と語る。...
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第四十九回 腎臓病のはなし
コーラのような黒い尿(血尿)が出たら、日本人に多い慢性腎臓病の1つ「IgA腎症」が疑われる。本来、病気を撃退するはずの体内の免疫物質の一種が腎臓に沈着し腎臓内の細かい血管に炎症を起こす病気だ。一時的に尿の色が治まるケースもあり見落としてしまうことも多いが、この色の尿が出たら迷わず病院に診察に行くことをお勧めする。

体のだるさと共にあわ立つ尿が出た場合は、「ネフローゼ症候群」を疑う。ネフローゼ症候群は腎臓内の細い血管の壁がもろくなり、尿にタンパク質が大量に混ざる病気。尿の泡は細い血管の壁から漏れ出したタンパク質によるもので、この病気が進行すると腎臓が十分に働かなくなり、体の老廃物を外に出せなくなる。くれぐれも尿のあわ立ちを軽く見てはならない。

塩分のとりすぎは腎臓に負担をかけることが知られているが、ここで腎臓を守り腎臓病を予防してくれる健康食材モズクを紹介しよう。モズクのねばねば成分にはアルギン酸という物質(食物繊維の一種)が含まれている。アルギン酸はナトリムをくっけて体の外に出す働きがあり、減塩効果があり、便秘を改善し腸内環境を整える働きもある。

さらにモズクはフコダインという成分があり尿酸の排泄を促進し尿酸値を下げる働きがある。...
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第四十八回 DIY健康診断
今回は東海大学医学部客員教授・久保明先生の監修のもと自分でできる怖い病気の事前チェック方法を紹介する。

脳卒中が早期発見できる腕出しテスト。まず、背筋を伸ばし立つ。場所は問わない。続いて両手を肩まで持ち上げる。さらに手のひらを上にして目を閉じ10秒間キープする。10秒後片手が下がったら要注意だ。脳卒中の疑いがある。

脳卒中が起きると脳細胞が損傷し、神経細胞がおかされる。するとその神経が持っていた体を動かす機能が損なわれ、手足に力が入らなくなるという症状が起きる。

これ以外にも顔の半分が下がってきたり、表情に差が出たり、しゃべりが流暢ではなくなるなどが脳卒中に特有の状態で、これらの要素も合わせてみておくとよい。これらの症状が見られたら病院での検査をお勧めする。

続いて肺の病気COPD(慢性閉塞肺疾患)。この判別にはあまり使われなくなったがマッチが必要だ。まず、火のついたマッチを片手で持つ。その際、口から15センチぐらいの距離を保つこと。その状態で口をあけたまま炎に息を吹きかけ、炎が消せるかどうかをチェックする。この時、口をすぼめてはならない。炎が消せない場合は息の速度が低下しており、COPDの疑いがある。...
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