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特集 健康のおはなし
2024年05月06日(月)
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【健康のおはなし】
第五十七回 “前立腺がん”の話
前立腺がんとは膀胱の下にある男性だけが持つ前立腺にできるがん。65歳以上の高齢男性に多くみられ、初期は自覚症状がほどんどなく、進行がゆっくりだが骨に移転しやすい。

骨や肺に転移した場合には5年生存率が50%と言われており、発見が非常に難しいがんだ。国立がん研究センターによる2015年男性が罹患するがんの1位が前立腺がんだった。50歳以上からの検査がよいと言われている。

今年1月、前立腺腫瘍と公表された夫・西川きよしの病気は実は前立腺がんだった。西川は69歳まで病気ひとつしたことがなかったが、異変が起きたのは去年の人間ドック。PSA検査というのは人間ドックでオプションでつけられる検査だが、それをつけたことでがんが発覚した。

ヘレンは「不安と恐怖でいろいろなものが体中をめぐりましたが、ここで私がうろたえてはいけないと思った。わからない間に尿が出てしまい、オムツが必要だけれども、エンジョイできるような過ごし方をしてもらいたいと思っている」とあえてオムツ生活を公表に踏み切った理由を説明した。

JCHO東京新宿メディカルセンター副院長・泌尿器科部長・赤倉弘一郎医師によれば、手術を受けた全員がこうした尿漏れを経験するわけではないが、前立腺がん手術後、1か月~1年ではくしゃみや重いものを持ったときに尿漏れがおきることもあるという。...
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第五十六回 誤えん性肺炎”の話
医師・医療ジャーナリスト・森田豊によれば健康な人、若い人、タバコを吸わない人も誰でも肺炎になる可能性がある。それが誤えん性肺炎だ。水や食べ物を誤って肺に入れてしまうことは誰にでもある。したがって誰もがなる可能性がある肺炎なのだ。

通常、唾液や水を飲むと食道を通って胃に運ばれるが、誤えん性肺炎は食道ではなく気管の中に誤って入ってしまった状態。このため人体はセキをして細菌を外に出そうとするが、気管に口の中の汚い細菌が残ってしまうことがある。この細菌が肺に行って炎症を起こしてしまうのがいわゆる誤えん性肺炎だ。

気管に入らないよう注意深くゆっくりと食事をしよう。特に高齢者は飲み込む力が衰えセキをして細菌を外に出す力も弱くなるので、誤えん性肺炎になる確率が高くなる。...
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第五十五回 肝臓の話
肝臓はみぞおちの斜め右下、右の肋骨あたりに位置している。人間の臓器の中でも大きく重さは1キロぐらいある。血管の塊のような臓器。1分間に1リットルもの血液が流れている。

肝臓は人体の化学工場とも言われ、血液によって運ばれてきたアルコールなどの有害物質を解毒する働きがある。また、食事でとったアミノ酸などの栄養素を原料にして体に必要なたんぱく質などをつくる働きを持つ。このほか脂肪の消化吸収を助ける胆汁をつくる働きなど生命の維持に欠かせない多くの大事な働きをしている。

その一方で肝臓は沈黙の臓器といわれ、異常が起きても自覚症状が出にくい。健康診断を定期的に行い、異常が見つかったら詳しい検査を行うことが大切。

東京大学大学院・國土典宏教授は「肝臓は大事な臓器だからこそ余力が大きく、少しぐらい悪くなっても頑張って働いてしまう。...
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第五十四回 お酢と生姜の話
イシハラクリニック副院長・石原新菜によると発酵食品でもあるお酢と漢方薬にもよく使われている生姜の組み合わせが健康にとてもよいのだという。

例えば、冷え性改善や免疫力アップ、血糖値・高血圧の改善、糖尿病予防、腸内環境改善などに効果があるという。

生姜に含まれるジンゲロールなどが体温を上げ、血流を促進させ、酢に含まれるクエン酸などが血液をさらさらにする。

この健康食品のお酢と生姜を組み合わせた酢生姜の作り方を伝授しよう。

まず、刻んだ生姜100グラムを耐熱容器に入れ、ラップをかけずに電子レンジ(600W)で2分加熱する。こうすることで生姜のジンゲロールがショウガオールに変化し血行促進や免疫力アップ効果がより強力になる。消毒した瓶に加熱した生姜を入れ、お好みのお酢100ml(純米酢、リンゴ酢、黒酢、ワインビネガー)とハチミツ10グラムを加える。

ちなみにハチミツの主成分であるオリゴ糖は腸内で善玉菌のエサになるため整腸作用が期待でき、さらには鉄などのミネラルやポルフェノールも多く含まれているので酢生姜に足りない成分を補ってくれるという。お試しあれ。

今日からぜひ酢生姜を試し、快適な健康ライフをスタートさせてほしい。...
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第五十三回 名医に聞いた健康法・老眼
老眼は、日本人の7000万人がなると言われている。老眼は目の筋肉の衰えに伴い近くのモノが見えにくくなる症状。

高齢者だけでなく若年層にも、スマホ老眼などの症状がみられる。スマホやパソコンの使いすぎで目を酷使し老眼のように近くのものが見えづらくなっているのだ。

稀ではあるが失明に近い状態になることもあるという老眼は目の毛様体筋が目の酷使によって疲弊して働かなくなることで起きる。

日本リバース・今野清志院長によるとなんと老眼は改善することができる。

60度前後のお湯でスプーンを3秒間あたためて目の周辺にあるツボ(眉の内側からこめかみ)を1分間トン、トン、トンとずらしながら刺激するだけで血流が促進され目に酸素が供給される。

これを5セット繰り返す。1度お試しあれ。


TBS「白熱ライブ ビビット】」5/3放送分を参照。



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