ロシア・プーチン大統領さらに一方的主張・人権団体“抗議の４５００人余拘束”（3月6日）
ロシア・プーチン大統領は国際女性デーを前に女性たちとの会合に参加、今回の軍事作戦について「間違いなく厳しい決断だった」と述べ、ウクライナに核兵器疑惑もあると一方的に主張した。
ロシア国内では抗議活動の締め付けが強化されている。参加者は次々と治安当局に拘束される。ロシアの人権監視団体によると６日の抗議活動は６３都市で行われ、４５００人余が拘束されたという。
ロシア「ウクライナが核兵器・取得しようとしている」と主張（3月6日）
ロシアのプーチン大統領はウクライナ側との交渉を巡りウクライナが核兵器を取得しようとしていると一方的に主張したうえで非軍事化などが不可欠だと強調した。
双方は停戦に向けた３回目の協議を７日にも行う見通しを示したが、プーチン大統領は強硬な姿勢を崩さず、依然厳しい交渉が続くと見られる。
プーチン大統領は５日、女性たちとの会合に参加し今回の軍事作戦についてウクライナが欧米側から軍事支援を受けロシアの脅威となってきたからだとして理解を求めた。...
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ロシアのプーチン大統領はウクライナ側との交渉を巡りウクライナが核兵器を取得しようとしていると一方的に主張したうえで非軍事化などが不可欠だと強調した。
双方は停戦に向けた３回目の協議を７日にも行う見通しを示したが、プーチン大統領は強硬な姿勢を崩さず、依然厳しい交渉が続くと見られる。
プーチン大統領は５日、女性たちとの会合に参加し今回の軍事作戦についてウクライナが欧米側から軍事支援を受けロシアの脅威となってきたからだとして理解を求めた。そのうえでウクライナ側との交渉では非軍事化などが不可欠だと強調した。
ロシアの複数の国営メディアは６日、情報筋の話としてロシア軍が掌握した北部のチェルノブイリ原子力発電所で放射性物質をまき散らすいわゆる汚い爆弾を製造しようとしていたなどと一斉に報じている。
ロシアとしては国際社会で批判の声が高まる原発への攻撃や掌握を正当化するとともに、核兵器疑惑を持ち出して要求を強める可能性があると見られる。双方の代表団は停戦に向けた３回目の協議について７日にも行う見通しを示したが、プーチン大統領は強硬姿勢を崩さず、依然厳しい交渉が続くと見られる。
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ウクライナ・ロシア各地で攻撃継続・民間人の犠牲者増加（3月5日）
ウクライナ・チェルニヒウでは空爆で３３人が死亡した。キエフ州では多くの建物が破壊されている。道路にはロシア軍の車両が残骸となって残されている。
ロシアは首都キエフ、第２の都市ハリコフなどを攻撃し民間人の犠牲も広がっている。国連人権高等弁務官事務所はこれまでに確認された民間人の犠牲者は３３１人に上ると発表。ウクライナから国外退避した人は１２０万人以上（ＵＮＨＣＲまとめ）。
ウクライナ側代表団は会見で週末にも３回目の交渉を再開したいとの意向を示した。...
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ウクライナ・チェルニヒウでは空爆で３３人が死亡した。キエフ州では多くの建物が破壊されている。道路にはロシア軍の車両が残骸となって残されている。
ロシアは首都キエフ、第２の都市ハリコフなどを攻撃し民間人の犠牲も広がっている。国連人権高等弁務官事務所はこれまでに確認された民間人の犠牲者は３３１人に上ると発表。ウクライナから国外退避した人は１２０万人以上（ＵＮＨＣＲまとめ）。
ウクライナ側代表団は会見で週末にも３回目の交渉を再開したいとの意向を示した。ロシア・プーチン大統領は４日にドイツ・ショルツ首相と電話会談。ドイツ政府はこの週末に３回目の交渉が行われる見通しを伝えたという。プーチン大統領はウクライナの非軍事化、中立化が必要とし事態打開に向けた糸口を見いだせるか不透明な情勢。
ロシアはザポリージャ原子力発電所を攻撃。ＩＡＥＡは放射性物質の放出はないとしているがウクライナ原子力規制当局は原発がロシア軍によって掌握されたと発表。国連安保理緊急会合で欧米各国はロシアを非難。ロシアはウクライナの工作員が施設に火をつけたと緊急会合を要請した米国などを非難した。
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開会式でＩＰＣ会長“分断ではなく分かち合い”（3月5日）
北京パラリンピックの開会式が行われた。おとといになってロシアパラリンピック委員とベラルーシの選手の参加を認めないことが決まり、今大会に参加する国と地域は４６となった。日本は２番目に登場。２９人の選手が出場する。４番目にはウクライナが入場した。
ＩＰＣ・国際パラリンピック委員会・パーソンズ会長は「今、世界で起きていることに大変な恐怖を感じている。世界は分断ではなく分かち合いの場であるべきだ」と話した。...
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北京パラリンピックの開会式が行われた。おとといになってロシアパラリンピック委員とベラルーシの選手の参加を認めないことが決まり、今大会に参加する国と地域は４６となった。日本は２番目に登場。２９人の選手が出場する。４番目にはウクライナが入場した。
ＩＰＣ・国際パラリンピック委員会・パーソンズ会長は「今、世界で起きていることに大変な恐怖を感じている。世界は分断ではなく分かち合いの場であるべきだ」と話した。
北京パラリンピックは今月１３日まで１０日間の日程で開催される。
昨夜の開会式でパーソンズ会長は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を念頭に“２１世紀は戦争や憎悪の時代ではない”などと強い口調で平和を訴えたが、開会式を中継で伝えた国営・中国中央テレビが、発言の一部を中国語の通訳で伝えない一幕もあった。中国政府はロシアを表立って批判せずロシア寄りの姿勢を示していて、パーソンズ会長の発言の一部が中国の国民向けに不都合な内容と判断した可能性があるとみられる。
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ウクライナ“ロシア軍・原発掌握・一時火災も安全に稼働”（3月4日）
ロシア軍は４日も、ウクライナの首都キエフや第２の都市ハリコフなど、各地で攻勢を続けている。
ウクライナの原子力規制当局は日本時間のきょう午後３時半ごろ、南東部にあるザポリージャ原子力発電所がロシア軍によって掌握されたと発表した。ザポリージャ原発は、ウクライナで最大、ヨーロッパでも最大規模の原発。
ロシア軍の攻撃で発生した火災について、当局は「すでに鎮火した。死傷者についての情報は入っていない」としたうえで、「原発は作業員によって通常どおり管理されていて、安全に稼働している」としている。...
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ロシア軍は４日も、ウクライナの首都キエフや第２の都市ハリコフなど、各地で攻勢を続けている。
ウクライナの原子力規制当局は日本時間のきょう午後３時半ごろ、南東部にあるザポリージャ原子力発電所がロシア軍によって掌握されたと発表した。ザポリージャ原発は、ウクライナで最大、ヨーロッパでも最大規模の原発。
ロシア軍の攻撃で発生した火災について、当局は「すでに鎮火した。死傷者についての情報は入っていない」としたうえで、「原発は作業員によって通常どおり管理されていて、安全に稼働している」としている。
ＩＡＥＡ国際原子力機関は、これに先立って４日、声明で「原子炉に被害が及んだ場合は深刻な危険が生じる」と強い懸念を示していて、ロシアへの非難は一層強まりそう。
一方、３日に行われた停戦を巡る２回目の交渉で、双方の代表団は戦闘地域の住民のための避難ルートを設置する方針で合意した。３回目の交渉についてロシア側は来週にも行われるという見通しを示しているが、停戦につながるかは見通せない状況。
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