【ウクライナ情勢】
ウクライナ・ロシア軍の攻撃各地で続く・停戦めぐる交渉難航(3月4日)
ロシア軍の攻撃は各地で続いている。ウクライナの非常事態庁は3日、北部のチェルニヒウでロシア軍による空爆で少なくとも33人が死亡したと発表。集合住宅と見られる建物が大きく壊れ、学校の窓ガラスも割れている。
クリミア半島に隣接するウクライナ南部のヘルソン州の知事は3日、ヘルソン州の庁舎が完全に占領されたとフェイスブックに投稿。フランスのAFP通信はロシアの侵攻によるウクライナの主要都市の陥落は初めてだとして州都ヘルソンが陥落したと伝えている。...
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追加制裁など協議の見通し・G7外相・緊急会合・今夜開催へ(3月4日)
ロシアの軍事侵攻が続くウクライナ情勢をめぐり、日本時間の今夜G7(主要7か国)の外相による緊急会合がベルギー、ブリュッセルで開かれることになった。
林外務大臣もオンラインで出席し、追加の制裁措置も含めた今後の対応などについて協議が行われる見通し。 G7の外相会合は年に一度議長国で開かれるのが通例だが、ことしはウクライナ情勢の緊迫化を受けて今回で4回目の開催となる。 米国“プーチン政権に近い富豪などに経済制裁”(3月4日)
米国のホワイトハウスは3日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けて追加の経済制裁を発表した。
それによると資産凍結の対象となったのはモスクワにあるSMP銀行の取締役を務めるボリスローテンベルクとその兄で大手建設会社モストトレストの所有者アルカジーローテンベルク、ロシアの政府系金融機関VEBの会長で4年前まで第1副首相を務めていたシュワロフ、国営軍事企業ロステクのチェメゾフCEOやその家族らで、プーチン政権に近いオリガルヒと呼ばれる富豪。...
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ロシア侵攻・停戦に向け2回目の交渉・住民避難ルート設置の方針で合意(3月4日)
ロシアがウクライナの軍事侵攻して1週間となった3日、ロシア、ウクライナによる2回目の停戦交渉がベラルーシ西部のポーランド国境付近で行われた。
協議後、双方の代表団は戦闘地域の住民を退避させるための避難ルートを設置する方針で合意したことを明らかにした。 またウクライナ側の代表団は住民避難する地域で一時的に停戦する可能性があるとしているが期待した結果は得られなかったと述べていて、3回目の協議を近く行うという。
政権に批判的な放送・ロシアのラジオ局・放送停止し会社解散決定(3月4日)
ロシアで政権に批判的な放送を行ってきたラジオ局モスクワのこだまが3日、30年以上続いた放送を停止し会社の解散を決定したと発表した。
プーチン政権は先月26日モスクワのこだまなど一部の独立系のメディアに対してウクライナでの軍事作戦を侵攻とか戦争などと表現しているとして政府発表以外の情報を削除するよう指示し、従わない場合はウェブサイトへのアクセスの制限や多額の罰金を科す可能性があると警告していた。...
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