ウクライナ・EUに加盟申請・大統領・ヨーロッパ議会で支持訴える(3月2日)
EUへの加盟を申請したウクライナ・ゼレンスキー大統領はヨーロッパ議会で演説し「われわれはEUに加盟するためにも闘っている。われわれとともにいることを示してほしい」と述べて支持を訴えた。
EU・フォンデアライエン委員長は「EUとウクライナの関係はかつてなく深まっている」と述べ、ウクライナを支持する立場を示した。
G7などの首脳ら電話会談・強力な制裁措置の必要性確認(3月1日)
米国・バイデン大統領に呼びかけでG7、NATOの首脳ら、岸田総理も参加し電話会議が行われた。
岸田総理はロシアによるウクライナ侵略は国際秩序全体を揺るがすものであり、力による現状変更を試みることへのコストを明確に示していく必要がある、国際社会の全てのメンバーが毅然と対応することが重要と強調した。
G7首脳らはロシアによるウクライナ侵略は武力行使を禁止する国際法の深刻な違反だとし厳しく非難。...
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米国・バイデン大統領に呼びかけでG7、NATOの首脳ら、岸田総理も参加し電話会議が行われた。
岸田総理はロシアによるウクライナ侵略は国際秩序全体を揺るがすものであり、力による現状変更を試みることへのコストを明確に示していく必要がある、国際社会の全てのメンバーが毅然と対応することが重要と強調した。
G7首脳らはロシアによるウクライナ侵略は武力行使を禁止する国際法の深刻な違反だとし厳しく非難。強力な制裁措置の必要性を確認、ウクライナ政府や避難民支援で協力する方針で一致した。
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国連総会・緊急特別会合・ロシア非難の発言相次ぐ(3月1日)
ロシアに対する国際社会の批判が強まっている。日本時間きょう未明から始まったのは国連総会・緊急特別会合。
国連・グテーレス事務総長は「今すぐ戦闘を止めなければならない」、ウクライナ・キスリツァ国連大使は「多くの市民が犠牲になっている」としロシアを非難した。
それに対し、ロシア・ネベンジャ国連会議は「責任はウクライナ東部をめぐる停戦合意の履行を怠ってきたウクライナ側にある」と反論。
しかし各国代表からロシアを非難する声明が相次いだ。...
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ロシアに対する国際社会の批判が強まっている。日本時間きょう未明から始まったのは国連総会・緊急特別会合。
国連・グテーレス事務総長は「今すぐ戦闘を止めなければならない」、ウクライナ・キスリツァ国連大使は「多くの市民が犠牲になっている」としロシアを非難した。
それに対し、ロシア・ネベンジャ国連会議は「責任はウクライナ東部をめぐる停戦合意の履行を怠ってきたウクライナ側にある」と反論。
しかし各国代表からロシアを非難する声明が相次いだ。米国はロシアを非難する決議案を採択し圧力を強めたい考え。
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ロシア・ウクライナの代表団・交渉継続で合意(3月1日)
ロシア軍がウクライナに侵攻してから初めてとなるロシアとウクライナの代表団による会談は行われ、双方は交渉の継続していくことで合意した。しかし双方の主張の隔たりは大きく停戦が実現するかは楽観できない情勢。
ウクライナ側は即時停戦と軍の撤退を求めているのに対し、ロシアは非軍事化、中立化を求めていて双方が歩みをみせるかが焦点となっている。
ロシアの代表団トップ・メジンスキー大統領補佐官は「最も重要なのは交渉を継続させることで合意したこと」とし、双方が一旦帰国し、数日以内に再び国境地たちで交渉する見通しを明らかにした。...
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ロシア軍がウクライナに侵攻してから初めてとなるロシアとウクライナの代表団による会談は行われ、双方は交渉の継続していくことで合意した。しかし双方の主張の隔たりは大きく停戦が実現するかは楽観できない情勢。
ウクライナ側は即時停戦と軍の撤退を求めているのに対し、ロシアは非軍事化、中立化を求めていて双方が歩みをみせるかが焦点となっている。
ロシアの代表団トップ・メジンスキー大統領補佐官は「最も重要なのは交渉を継続させることで合意したこと」とし、双方が一旦帰国し、数日以内に再び国境地たちで交渉する見通しを明らかにした。ウクライナ代表団・ポドリャク大統領府顧問はツイッターでロシアから突き付けられていた最後通ちょうはなくなったとし、一定の進展があったことを示唆した。
最初の交渉では何とか決裂は避けられた形で、ロシア側の共通の土台が見いだせたという発言、ウクライナ側の最後通ちょうはなくなったという受け止めは何らかの歩み寄りがあったことをうかがわせている。
しかしロシア側が一貫して求めている非軍事化はウクライナ側は到底受け入れられないもので、今後の交渉が停戦につながるかは楽観できない。
そんな中、ロシア・プーチン大統領は強硬姿勢を崩していない。フランス・マクロン大統領との電話会談でもウクライナの中立化、非軍事化に強くこだわった。さらに核戦力部隊に特別警戒態勢に入るよう指示し核戦略をちらつかせ、国際的な圧力を受けながら強硬姿勢を強めている。
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ロシア最大手銀行傘下の銀行・預金流出で経営破綻の可能性(2月28日)
ヨーロッパ中央銀行は28日、ロシア最大手の銀行、ズベルバンクの傘下にあるヨーロッパの銀行が、預金の流出によって経営破綻する可能性があると明らかにした。
経営破綻の可能性が指摘されたのは、ロシアの政府系銀行、ズベルバンクの傘下でオーストリアのウィーンに拠点を置くズベルバンクヨーロッパとクロアチアとスロベニアにあるその子会社の合わせて3行。
ヨーロッパ中央銀行は28日、この3行について、「地政学的な緊張による風評の影響で、相当な預金流出があった」と指摘したうえで、「近い将来、資金繰りに行き詰まる可能性がある」としている。...
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ヨーロッパ中央銀行は28日、ロシア最大手の銀行、ズベルバンクの傘下にあるヨーロッパの銀行が、預金の流出によって経営破綻する可能性があると明らかにした。
経営破綻の可能性が指摘されたのは、ロシアの政府系銀行、ズベルバンクの傘下でオーストリアのウィーンに拠点を置くズベルバンクヨーロッパとクロアチアとスロベニアにあるその子会社の合わせて3行。
ヨーロッパ中央銀行は28日、この3行について、「地政学的な緊張による風評の影響で、相当な預金流出があった」と指摘したうえで、「近い将来、資金繰りに行き詰まる可能性がある」としている。
ロシアの軍事侵攻を受けてズベルバンクは、ドル建ての取り引きが制限されるなど、ロシアの大手金融機関に対する経済制裁の対象になっている。
さらに、欧米各国などがSWIFTと呼ばれる国際的な決済ネットワークからロシアの特定の銀行を締め出す措置を決めたことで、ヨーロッパでも、ロシアの銀行から預金を引き出そうという動きが相次いでいるものと見られる。
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