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ウクライナ支援・ドイツ・戦車供与を発表(1月26日)
ドイツ政府は25日、ウクライナに対してドイツ製の戦車レオパルト2を供与すると発表した。
第1段階としてドイツ軍から14両をウクライナに供与する方針で、ピストリウス国防相は25日、最初の戦車を3か月後に届けられるという考えを示した。さらに発表ではポーランドなどヨーロッパ各国が保有するレオパルト2についても、ウクライナに供与することを認める方針をあわせて示した。
ウクライナへの供与についてドイツは慎重姿勢から転じた形で、ショルツ首相は議会の演説で「われわれは国際社会と連携し、戦車の供与がドイツにとってリスクにはならないよう行動している」と、国民に理解を求めた。...
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ドイツ政府は25日、ウクライナに対してドイツ製の戦車レオパルト2を供与すると発表した。
第1段階としてドイツ軍から14両をウクライナに供与する方針で、ピストリウス国防相は25日、最初の戦車を3か月後に届けられるという考えを示した。さらに発表ではポーランドなどヨーロッパ各国が保有するレオパルト2についても、ウクライナに供与することを認める方針をあわせて示した。
ウクライナへの供与についてドイツは慎重姿勢から転じた形で、ショルツ首相は議会の演説で「われわれは国際社会と連携し、戦車の供与がドイツにとってリスクにはならないよう行動している」と、国民に理解を求めた。
ウクライナのゼレンスキー大統領はSNSで、ショルツ首相と電話で会談したと明らかにし「主力戦車や防衛支援と訓練のさらなる拡大、それに同様の兵器の供与をパートナーに許可するといった話があった、ショルツ首相やドイツの友人には、心から感謝している」として謝意を示した。
これに対してロシアは強く反発していて、ドイツに駐在するネチャエフ大使は声明を出し、極めて危険な決定は紛争を新たな対立のレベルにまで引き上げるものだと主張した。
戦車供与の動きは米国でも。戦車は新たに調達する必要があるため、実際にウクライナに届くのは数か月後になるとしていて、それまでの間、ウクライナ側に対し戦車の運用や維持のための訓練などを行うとしている。
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ウクライナ軍事支援・海外メディア“ドイツ政府「レオパルト2」供与の方針固めた”(1月25日)
ウクライナのゼレンスキー大統領は24日公開した動画で欧米諸国に戦車の供与を求めていることについて各国に対して速やかに決断するよう訴えた。
ドイツの有力誌「シュピーゲル」など複数のメディアは24日、ドイツ政府が攻撃能力が高いドイツ製の戦車レオパルト2をウクライナに対して供与する方針を固めたと伝えた。
米国の有力紙「ウォールストリートジャーナル」など複数のメディアは24日、バイデン政権が米国の主力戦車エイブラムスをウクライナに供与する方向で検討していると伝えた。...
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ウクライナのゼレンスキー大統領は24日公開した動画で欧米諸国に戦車の供与を求めていることについて各国に対して速やかに決断するよう訴えた。
ドイツの有力誌「シュピーゲル」など複数のメディアは24日、ドイツ政府が攻撃能力が高いドイツ製の戦車レオパルト2をウクライナに対して供与する方針を固めたと伝えた。
米国の有力紙「ウォールストリートジャーナル」など複数のメディアは24日、バイデン政権が米国の主力戦車エイブラムスをウクライナに供与する方向で検討していると伝えた。
ドイツ・ショルツ政権は戦闘が激化することに世論が反発するのを懸念しこれまで慎重な姿勢を取ってきた。戦車の供与について米国などとの協議も踏まえたうえでどのような決断をするのかが焦点となっている。
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日本円で700億円余・EU・ウクライナへ追加の軍事支援(1月24日)
EU(ヨーロッパ連合)の外相にあたるボレル上級代表はブリュッセルで「われわれはウクライナへの支援を続ける。ウクライナはこの戦争で勝たねばならない。最良の方法で支援する」と述べた。軍事支援は装備品の供与などにあてられるという。
EU外相会議ではウクライナが求めるドイツ生の戦車「レオパルト2」の供与についても話が出たという。ボレル上級代表は「私の理解ではドイツは戦車を保有するEU加盟国が希望すれば輸出禁止にするつもりはない」と述べ、ドイツはほかの国が供与することには反対しないという見方を示した。...
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EU(ヨーロッパ連合)の外相にあたるボレル上級代表はブリュッセルで「われわれはウクライナへの支援を続ける。ウクライナはこの戦争で勝たねばならない。最良の方法で支援する」と述べた。軍事支援は装備品の供与などにあてられるという。
EU外相会議ではウクライナが求めるドイツ生の戦車「レオパルト2」の供与についても話が出たという。ボレル上級代表は「私の理解ではドイツは戦車を保有するEU加盟国が希望すれば輸出禁止にするつもりはない」と述べ、ドイツはほかの国が供与することには反対しないという見方を示した。
レオパルト2をめぐってはこれまでにポーランドが供与に向けドイツに許可を求める考えを表明していて、ウクライナへの供与が実現するか注目されている。
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軍事侵攻まもなく11か月・北朝鮮・ロシアに兵器提供か(1月21日)
ロシア側への兵器提供を巡っても新たな情報。米国・ホワイトハウスが20日公開した衛星写真に写っているのは、ロシアの貨物列車と見られる。
積まれているのは、北朝鮮からロシアの民間軍事会社「ワグネル」に提供された兵器だとされている。米国は、ワグネルが残虐行為や人権侵害を続けているとして、国際的な犯罪組織に指定し、制裁を科すとしている。
ホワイトハウスはこれまでもワグネルが、北朝鮮から歩兵用のロケット弾などを調達していると非難。...
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ロシア側への兵器提供を巡っても新たな情報。米国・ホワイトハウスが20日公開した衛星写真に写っているのは、ロシアの貨物列車と見られる。
積まれているのは、北朝鮮からロシアの民間軍事会社「ワグネル」に提供された兵器だとされている。米国は、ワグネルが残虐行為や人権侵害を続けているとして、国際的な犯罪組織に指定し、制裁を科すとしている。
ホワイトハウスはこれまでもワグネルが、北朝鮮から歩兵用のロケット弾などを調達していると非難。ワグネルは東部ドネツク州のウクライナ側の拠点バフムトではロシア軍と共に、さらなる攻勢に向けた動きを見せている。
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米国“ウクライナに3200億円相当の軍事支援”(1月20日)
米国国防総省は19日、ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナに対し25億ドル、日本円にしておよそ3200億円相当の軍事支援を行うと発表した。
それによると軍事支援では装甲車「ストライカー」を初めて90両供与する。ストライカーは兵士を運ぶ機動性に優れていて、ウクライナ軍の部隊の迅速な展開を後押しするのがねらい。また機動力と火力を兼ね備えた装甲車「ブラッドレー歩兵戦闘車」も59両追加で供与するとしている。...
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米国国防総省は19日、ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナに対し25億ドル、日本円にしておよそ3200億円相当の軍事支援を行うと発表した。
それによると軍事支援では装甲車「ストライカー」を初めて90両供与する。ストライカーは兵士を運ぶ機動性に優れていて、ウクライナ軍の部隊の迅速な展開を後押しするのがねらい。また機動力と火力を兼ね備えた装甲車「ブラッドレー歩兵戦闘車」も59両追加で供与するとしている。
このほかウクライナ各地でロシア軍によるミサイル攻撃が続いている状況を踏まえ防空ミサイルシステム「ナサムス」の追加の砲弾や、移動式の防空システム「アベンジャー」8基なども供与する。米国国防総省によると去年2月にロシアによる軍事侵攻が始まって以降、ウクライナへの軍事支援は日本円にして3兆4000億円余りに上るという。
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