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ゼレンスキー大統領・英国首相と合意・追加の軍事支援など
英国・ジョンソン首相の予告なしにウクライナ・キーウを訪問した。厳重な警備のなか、ウクライナ軍が破壊したロシアの戦車などが展示されている広場をゼレンスキー大統領とともにおとずれた。
会談後、共同で記者会見を行った両首脳。追加の軍事支援などで合意したことを明らかにした。
英国・ジョンソン首相は「私たちはウクライナが必要な装備を提供し続ける。そして、これからは装備とともに必要になるであろう訓練も提供する」と話し、ウクライナ・ゼレンスキー大統領は「特に兵器の供給を増やす必要性を離した。...
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英国・ジョンソン首相の予告なしにウクライナ・キーウを訪問した。厳重な警備のなか、ウクライナ軍が破壊したロシアの戦車などが展示されている広場をゼレンスキー大統領とともにおとずれた。
会談後、共同で記者会見を行った両首脳。追加の軍事支援などで合意したことを明らかにした。
英国・ジョンソン首相は「私たちはウクライナが必要な装備を提供し続ける。そして、これからは装備とともに必要になるであろう訓練も提供する」と話し、ウクライナ・ゼレンスキー大統領は「特に兵器の供給を増やす必要性を離した。大事なのは防空手段の提供でその方向で動き始めた」と話した。
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EU加盟国に勧告“ウクライナを加盟候補国に”(6月18日)
EU・ヨーロッパ連合への加盟を申請したウクライナについて、EUの執行機関・ヨーロッパ委員会は交渉開始の前提となる「加盟候補国」の立場を認めるよう加盟国に勧告した。
EU・フォンデアライエン委員長は「ウクライナはヨーロッパの価値観と基準を守るという国家の念願と決意を明確に示した」と話した。ゼレンスキー大統領はツイッターで「歴史的な決定だ」として歓迎。加盟候補国として認められるには全ての加盟国の同意が必要で今後の焦点となる。...
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EU・ヨーロッパ連合への加盟を申請したウクライナについて、EUの執行機関・ヨーロッパ委員会は交渉開始の前提となる「加盟候補国」の立場を認めるよう加盟国に勧告した。
EU・フォンデアライエン委員長は「ウクライナはヨーロッパの価値観と基準を守るという国家の念願と決意を明確に示した」と話した。ゼレンスキー大統領はツイッターで「歴史的な決定だ」として歓迎。加盟候補国として認められるには全ての加盟国の同意が必要で今後の焦点となる。
ウクライナでは戦闘が続いており16日公開されたルハンシク州の映像では空爆されたと見られる建物からケガ人が運び出されていた。戦闘が長期化する中、市民で編成される領土防衛部隊に志願する人が今もあとを絶たない。ウクライナ・プチャ近郊の森林地帯では新たな隊員の戦闘訓練の様子が公開された。
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ドイツ・フランス・イタリア首相・キーウを訪問(6月17日)
フランス・マクロン大統領、ドイツ・ショルツ首相、イタリア・ドラギ首相が16日、そろって列車でウクライナの首都キーウに入った。ルーマニア・ヨハニス大統領と共にイルピンを訪れ、戦闘被害を視察した。
ゼレンスキー大統領との会談後の会見でフランス・マクロン大統領は新たに兵器を供与する方針を示し、停戦に向けてウクライナ側の要求を全面的に支持する考えを示した。
各国首脳はウクライナが求めるEU加盟に前向きな姿勢を示した。...
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フランス・マクロン大統領、ドイツ・ショルツ首相、イタリア・ドラギ首相が16日、そろって列車でウクライナの首都キーウに入った。ルーマニア・ヨハニス大統領と共にイルピンを訪れ、戦闘被害を視察した。
ゼレンスキー大統領との会談後の会見でフランス・マクロン大統領は新たに兵器を供与する方針を示し、停戦に向けてウクライナ側の要求を全面的に支持する考えを示した。
各国首脳はウクライナが求めるEU加盟に前向きな姿勢を示した。3か国はエネルギー分野など経済面でロシアとのつながりも深く、プーチン大統領と会談も続けているが、そうした姿勢がウクライナ側の反発を招くこともあっただけに今月下旬からのEUやG7(主要7か国)の首脳会議などを前にEUの結束を示し、ウクライナ側の懸念の払拭に努める狙いもあったとみられる。
ゼレンスキー大統領は支援をためらわないよう促し、会談は3か国に強い決意を迫るものになった。
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米国など・追加の軍事支援を発表(6月16日)
ロシア国防省はゼベロドネツクのアゾト化学工場にいる市民を避難させる「人道回廊」を15日に設置すると発表したが、前例のない措置を講じたにもかかわらずウクライナは皮肉なことに人道的活動を妨害したと一方的に主張した。依然として市民の避難は困難とみられる。
ロシア軍がウクライナ東部で攻勢を強める中、ウクライナ側は欧米に対して兵器の供与を加速するよう求めている。これに対して米国などはウクライナへの追加の軍事支援を発表した。...
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ロシア国防省はゼベロドネツクのアゾト化学工場にいる市民を避難させる「人道回廊」を15日に設置すると発表したが、前例のない措置を講じたにもかかわらずウクライナは皮肉なことに人道的活動を妨害したと一方的に主張した。依然として市民の避難は困難とみられる。
ロシア軍がウクライナ東部で攻勢を強める中、ウクライナ側は欧米に対して兵器の供与を加速するよう求めている。これに対して米国などはウクライナへの追加の軍事支援を発表した。ロシアは強く警戒している。
ホワイトハウスはバイデン大統領がゼレンスキー大統領と電話で会談し“10億ドル相当の追加の軍事支援を行うことを伝えた”と発表した。具体的には砲撃のための兵器や砲弾、沿岸防衛のための兵器やロケットシステムなどを供与するとしている。ゼレンスキー大統領は“この支援に感謝している。ドンバス地域の防衛にとって特に重要だ”と話した。
またウクライナを支援する国が参加する会合が開かれた。NATO(北大西洋条約機構)加盟国など約50か国の関係者でウクライナ・レズニコフ国防相も出席し、各国から新たな支援が相次いで表明された。ドイツは多連装ロケットシステムを、スロバキアはヘリコプター、ロケットを供与する方針をそれぞれ示したということ。
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ロシア「人道回廊」設置へ“兵士の投降必要”と主張(6月15日)
ロシア軍はウクライナ東部ルハンシク州の完全掌握を目指していて、激戦地のセベロドネツクをめぐる攻防が続いている。
激戦が続く東部ルハンシク州、ロシア軍はセベロドネツクを包囲しようと攻勢を強めている。セベロドネツクではアゾト化学工場に取り残されている市民をめぐり新たな動きが。ロシア国防省は市民を避難させるための人道回廊を15日午前8時から設置すると声明を発表。セベロドネツクから北に50キロ余離れたスバトボに市民を避難させる計画だとする一方、ウクライナ側の兵士の投降が必要と圧力を強めている。...
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ロシア軍はウクライナ東部ルハンシク州の完全掌握を目指していて、激戦地のセベロドネツクをめぐる攻防が続いている。
激戦が続く東部ルハンシク州、ロシア軍はセベロドネツクを包囲しようと攻勢を強めている。セベロドネツクではアゾト化学工場に取り残されている市民をめぐり新たな動きが。ロシア国防省は市民を避難させるための人道回廊を15日午前8時から設置すると声明を発表。セベロドネツクから北に50キロ余離れたスバトボに市民を避難させる計画だとする一方、ウクライナ側の兵士の投降が必要と圧力を強めている。
また、ウクライナではロシア軍の戦争犯罪を立証するための捜査が続けられている。ロシア軍が一時占拠したキーウ近郊の町、ホストメリ、侵攻が始まった2月24日、アントノフ空港が襲撃、近くの集合住宅も大きく破壊された。検察によるとこれまで86人の死亡が確認、多くの人の行方がわからないまま。この集合住宅で見つかったのはロシア兵が残した食料の容器。銃弾のケースも見つかり証拠品として回収。さらに住宅の敷地内では車両を隠した跡も見つかった。首都キーウの警察は近郊の町の捜査態勢を強化している。
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