「純愛ディソナンス」第2話 フジ 7月21日(木)22時ー
正樹(中島裕翔)の大学時代の先輩で桐谷高校を突然辞任したまま行方がわからなくなっていた小坂由希乃(筧美和子)が遺体で発見された。
殺人事件を視野に捜査を開始した警察は桐谷高校を訪れて教職員から話を聞くとともに
残されたままだった由希乃の私物を押収してゆく。
2年3組の担任、加賀美(眞島秀和)は冴(古川愛)や慎太郎(高橋優斗)ら生徒に
由希乃のことを伝えた。
兄の恋人でもあった由希乃が殺されてもどこか冷めている正樹の態度に冴は理解ができなかった。...
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正樹(中島裕翔)の大学時代の先輩で桐谷高校を突然辞任したまま行方がわからなくなっていた小坂由希乃(筧美和子)が遺体で発見された。
殺人事件を視野に捜査を開始した警察は桐谷高校を訪れて教職員から話を聞くとともに
残されたままだった由希乃の私物を押収してゆく。
2年3組の担任、加賀美(眞島秀和)は冴(古川愛)や慎太郎(高橋優斗)ら生徒に
由希乃のことを伝えた。
兄の恋人でもあった由希乃が殺されてもどこか冷めている正樹の態度に冴は理解ができなかった。
そんなある日、三者面談が行われるが冴の母親・静(富田靖子)は冴の進学に乗り気ではない。
そこに正樹の助け舟が入り、指定校推薦枠に入れそうだという話をされ、冴は喜ぶ。
しかし後日、正樹と冴が2人で会っている写真がまた流出、静が学校に乗り込んできて…
まさかの殺人事件で前回は終了しました。
由希乃先生の死に直面しても正樹は冷静に周りの反応を見て、表面的に取り繕い
周りに求められる自分を演じていさえすれば
心の中でどう感じていても文句はないだろう、というような冷めた感情を持ち続けていました。
でも冴と接することでその感情にも少し揺らぎが見えたり、弱い自分を見せられる人を得た安心感、喜びを感じたりできるようになったのでしょうか、
2人だけのシーンでは心を開いた様子も見せる正樹でした。
そんな2人をなぜか付け狙い写真を撮っている人がいます。
一体だれなんででしょう?
そして由希乃先生はなぜ亡くなったのか・・・
今回は学校に冴の母親、静が乗り込んでくるシーンが抜群でした。
富田靖子さんの鬼気迫る演技は鳥肌モノでしたね。
中島裕翔さんも鬼のような形相で一歩も引かない演技、素晴らしかったです。
またラストに衝撃的な事実が・・・
どうなっちゃうの?パート2です。
来週もジェットコースターな展開が待っているのでしょうか。
静と動のコントラストがたまらないこのドラマから目が離せません。
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「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」第1話 TBS 7月15日(金)22時-
石田硝子こと石子(有村架純)は父・綿郎(さだまさし)が営む「潮法律事務所」で働くパラリーガル。
ある日ぎっくり腰になった父のところに代理でやってきた羽根田佳男こと羽男(中村倫也)が
強気な発言と独特のテンションで依頼人に接するのを見て「訴えられるのでは」と不安に思う。
二度と会う事はないと思った矢先、綿郎の差配で羽男が潮法律事務所に採用されたと聞く。
そんな中、カフェで携帯電話を充電していたら訴えられたという会社員・大場蒼生(赤楚衛二)
の話を聞き石子と羽男はカフェを訪れるが・・・
日常の些細なトラブルが大きくなることもある。...
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石田硝子こと石子(有村架純)は父・綿郎(さだまさし)が営む「潮法律事務所」で働くパラリーガル。
ある日ぎっくり腰になった父のところに代理でやってきた羽根田佳男こと羽男(中村倫也)が
強気な発言と独特のテンションで依頼人に接するのを見て「訴えられるのでは」と不安に思う。
二度と会う事はないと思った矢先、綿郎の差配で羽男が潮法律事務所に採用されたと聞く。
そんな中、カフェで携帯電話を充電していたら訴えられたという会社員・大場蒼生(赤楚衛二)
の話を聞き石子と羽男はカフェを訪れるが・・・
日常の些細なトラブルが大きくなることもある。
そんな時弁護士に頼んでいれば・・・
そんな人々が抱える問題や人間関係を描いたドラマです。
舞台となる潮法律事務所はいわゆる町弁と呼ばれる小さな事務所で
気軽に法律相談ができるところ。
初回は最近日常でもよく聞かれる「パワハラ」の問題をピックアップ。
その相談者として登場した大場(赤楚衛二)がこれから法律事務所のアルバイトとして
仲間入りするまで、というお話でした。
さだまさしさんが俳優としてドラマに出演されているのを初めて見た気がするのですが
本当に本格的に出演されるのは初のようでこれは意外でした。
そして今まで出たことがないことが不思議なくらいしっくりきています。
そして近所のお蕎麦屋さん役でおいでやす小田さんが出演。
小田さんも良くドラマに出られてますよね。
キャストがなんともステキで魅力いっぱい。
中村倫也さんは不思議な人物の造形を作るのがうまい。
うさんくさい雰囲気、頭がキレる雰囲気、両方を兼ね備えた人物を
魅力的に演じていました。
赤楚衛二さんは小動物っぽい雰囲気を出しつつ、屈折した青年を好演しています。
有村架純さんは独特のふんわりした感じが随所に出てドラマ全体をまとめています。
このキャストたちのコントラストが素晴らしい。
弁護士が主役の法律ドラマですがソフトな雰囲気で見やすかったです。
とはいえ法律用語連発で役者さんは大変かもしれませんが・・・
今後赤楚さんも仲間に加わるということでさらに来週が楽しみに。
可愛い雰囲気の法律ドラマという新しいジャンルのドラマが爆誕!?かもしれません。
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「純愛ディソナンス」第1話 フジ 7月14日(木)22時ー
勤めていたピアノ教室が倒産した新田正樹(中島裕翔)。
正樹が職を探していると
若くして亡くなった兄の恋人・小坂由希乃(筧美和子)から連絡が入る。
私立桐谷高校で音楽教師をしていた由希乃はもうすぐ学校を辞めるため
正樹に後任を任せたいというのだ。
気乗りしない正樹だったが折り合いの合わない実家の父(神保悟志)が理事長をつとめる学校に
勤めさせられるのを逃れるため音楽教師の話を受けることに。...
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勤めていたピアノ教室が倒産した新田正樹(中島裕翔)。
正樹が職を探していると
若くして亡くなった兄の恋人・小坂由希乃(筧美和子)から連絡が入る。
私立桐谷高校で音楽教師をしていた由希乃はもうすぐ学校を辞めるため
正樹に後任を任せたいというのだ。
気乗りしない正樹だったが折り合いの合わない実家の父(神保悟志)が理事長をつとめる学校に
勤めさせられるのを逃れるため音楽教師の話を受けることに。
正樹は2年3組の副担任を任されることになった。
雅紀の赴任前夜、夜の職員室に忍びこみ、あるものを盗もうとしていた生徒たちが逃げて来た。
その中の1人、和泉冴が音楽室のピアノの下に隠れたところに偶然出くわす正樹。
次の日、正式に着任した正樹は由希乃が学校に「辞職します」と1通メールを学校側に送っただけでその後一切連絡が取れなくなっていることを知る。
教頭(手塚とおる)は由希乃は病気ということで押し通すよう教師たちに指示していた。
しかし元気にしていた由希乃が病気とは到底信じられないと騒ぎ出す朝比慎太郎(高橋優斗)ら 2年3組の生徒たち。
正樹は生徒たちに対し何の躊躇もなくウソを言って納得させるのだった。
毒親の母親(富田靖子)に育てられている冴は母に振り回され、苦しい日々を送っていた。
自立しようとバイトに明け暮れていたがその金も母親の恋人に盗まれてしまう。
金を取り戻そうと男に詰め寄るが逆に首を絞められ「あんな親に育てられているお前の人生なんかクソだ」と暴言を吐かれる。
共に心に空虚なものを抱えていた正樹と冴は徐々に惹かれ合うようになるが
何者かにより2人が会っているところを写真に撮られ学校にリークされる事件が起こる。
一体だれが写真を撮ったのか・・・?
そして行方不明の由希乃の遺体が見つかったという衝撃ニュースが学校に伝えられ・・・!
正樹と冴の禁断のラブストーリーかと思いきや
それだけではない盛りだくさんの内容。
学園ものだと思ってみていた人の予想は次々裏切られどんどんハマってしまうでしょう。
優秀で父にひいきされていた兄の死をきっかけに周囲が喜ぶ自分を演じるようになるが
心の中では全てを冷めた目で見るようになった正樹。母親に依存され閉塞感の中で生きて来た冴。
2人は互いに安寧を得るようになりますが高校教師と生徒という関係が邪魔をします。
ドラマ全体は正樹の諦念が漂いアンニュイな、暗めな雰囲気。
しかしその反面、暗い現実を破りたい正樹と冴のパワーがみなぎっています。
なんとか光を掴みたい2人ですが周囲に起こる事件がかなりハードな感じ。
登場人物のほとんどが心に闇を抱えているようです。
その人物たちが織り成す物語はまさに不協和音(ディソナンス)を奏でています。
誰一人として本心を言っていないような、かみ合っていないような雰囲気が見るものを引き付けるドラマです。
1話の最後は衝撃的な結末に終わりましたが来週はどうなってしまうの?
この事件は解決するんでしょうか。
1話たりとも目が離せないドラマです。
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「六本木クラス」第1話 テレ朝 7月7日(木)21時ー
「父子家庭で育った高校生の宮部新(竹内涼真)は父・宮部信二(光石研)からの教えである
「信念をもって生きろ」という言葉を胸に警察官になることを夢に仲良く暮らしていた。
そんなある日、信二が栄転することになり新は転校することに。
転校初日、クラスメイトの桐野雄大(矢本悠馬)が長屋龍河(早乙女太一)に使い走りにされている光景を目にする。しかしクラスメイトも先生も知らん顔。
実は龍河は巨大飲食産業「長屋ホールディングス」の会長、長屋茂(香川照之)の息子で
権力を振りかざし傍若無人に振る舞っていたのだ。...
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「父子家庭で育った高校生の宮部新(竹内涼真)は父・宮部信二(光石研)からの教えである
「信念をもって生きろ」という言葉を胸に警察官になることを夢に仲良く暮らしていた。
そんなある日、信二が栄転することになり新は転校することに。
転校初日、クラスメイトの桐野雄大(矢本悠馬)が長屋龍河(早乙女太一)に使い走りにされている光景を目にする。しかしクラスメイトも先生も知らん顔。
実は龍河は巨大飲食産業「長屋ホールディングス」の会長、長屋茂(香川照之)の息子で
権力を振りかざし傍若無人に振る舞っていたのだ。
居てもたってもいられなくなった新は龍河を殴ってしまい…
校長は新を退学処分にすると言ったが茂は新が土下座すれば許すと言い出す。
しかし新は土下座を拒否、信二も長屋ホールディングスを辞職し心機一転、父子で居酒屋を開店しようとスタートするが…
韓国の人気ドラマの日本版。
冒頭は新、新と出会う養護施設の少女・優香(新木優子)ら主要キャラが
中学生~高校生のため、若干の違和感をぬぐえませんでしたが
終盤になるにつれ慣れてきました。
初回、展開が早く、飽きる間がなかったと感じました。
韓国版を見ていないのでどういう話か全く知らずに見たのですが
話の核心に行くのが早く、もっと先を見たくなる展開でした。
これはけっこうい感じなのでは?
香川照之さん演じる茂のアクが強く、わかりやすい。
今後対立していくんだなぁというのが嫌というほど伝わってきました。
これくらいしてくれる方が見ている側はひきつけられますよね。
いよいよ次回から舞台が現代に移り本格的に物語が動き出すようです。
初回としては大変よい感じで滑り出したのでは?
次回からも楽しみにしています。
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「金田一少年の事件簿」File7・オペラ館ファントムの殺人・解決編 日本テレビ 7月3日 22時30分ー
怪人ファントムの殺人を匂わせる殺人が続く中
湖月レオナ(山本舞香)を襲った犯人がかぶっものとものと同じ仮面が
劇団員の城(増田昇太)の部屋から見つかった。
犯人の疑いがかけられた城は1人鍵のかかった劇場にいることになった。
劇場の鍵は持ち出す人がいないように交代で鍵置き場を見張ることに。
しかし一(道枝駿佑)と左木(岩崎大昇)がレオナと一緒に食事を持って
劇場に入った時にはすでに城は何者かに殺されていた・・・
生還した剣持(沢村一樹)がファントムに襲われた「離れの塔」を訪れた
一はあるトリックに気付いたのだった。...
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怪人ファントムの殺人を匂わせる殺人が続く中
湖月レオナ(山本舞香)を襲った犯人がかぶっものとものと同じ仮面が
劇団員の城(増田昇太)の部屋から見つかった。
犯人の疑いがかけられた城は1人鍵のかかった劇場にいることになった。
劇場の鍵は持ち出す人がいないように交代で鍵置き場を見張ることに。
しかし一(道枝駿佑)と左木(岩崎大昇)がレオナと一緒に食事を持って
劇場に入った時にはすでに城は何者かに殺されていた・・・
生還した剣持(沢村一樹)がファントムに襲われた「離れの塔」を訪れた
一はあるトリックに気付いたのだった。
先週の続き、解決編。
そして5代目金田一の最終回でした。
オペラ座館の殺人のトリックを解き明かす一。
ファントムの存在をちらつかせながら効率よく3人の人間を殺害した
大がかりなトリックを解明していきます。
到底現実には無理だろうと思われるトリックなんですが
非現実的かつ、耽美的な世界観が江戸川乱歩の世界に通じて
フィクションを存分に楽しむことができました。
このちょっと古臭い雰囲気が金田一の魅力なんですよね。
全体を通しての感想は、せっかく22時半とやや遅めの時間帯だったのだから
もうちょっとエグ味があっても良かったかな、というものでした。
道枝駿佑くんの美貌を活かして耽美的な、暗い世界をもっとはっきり打ち出しても良かったかな。
もうすこし特徴が欲しかったというところです。
とは言え、楽しめなかったわけでは全然なくて
毎回楽しみに視聴していました。
特に原作ファンというわけではなかったのですが充分魅力は伝わりました。
今回は哀しい愛の果ての殺人でしたね。
ただ犯人を明らかにするだけでなく、その背景が明かになることで
3人の被害者たちがむしろ加害者だったのではないか、と思わされました。
ファントムの遠くから見守る愛が切なかったです。
毎週楽しみにしていたので金田一ロスな感じですが
同枠で新たに始まるドラマも面白そうですし
また新しい楽しみを見つけていきたいと思います。
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