【まいにち!ドラマレビュー】
「罠の戦争」第3話 フジテレビ 1月30日(月)22時
永田町では鷲津亨(草ナギ剛)が虻川(田口浩正)にかわって政策秘書に昇進した。
一方で幹事長の鶴巻(岸部一徳)は幹部たちを集めて次の総選挙が早まりそうだと通達していた。
鷹野(小澤征悦)からその話を聞いた鷲津は犬飼大臣(本田博太郎)から全てを奪うチャンスが来た
と奮い立つ。
犬飼大臣を追い詰めるために外堀を埋めようとする鷲巣。
誰が本当の味方になってくれるかわからない中、立場が近い犬飼大臣の運転手・牛尾(矢柴俊博)を
懐柔し、情報を得ようとしますが裏切られ失敗。...
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永田町では鷲津亨(草ナギ剛)が虻川(田口浩正)にかわって政策秘書に昇進した。
一方で幹事長の鶴巻(岸部一徳)は幹部たちを集めて次の総選挙が早まりそうだと通達していた。
鷹野(小澤征悦)からその話を聞いた鷲津は犬飼大臣(本田博太郎)から全てを奪うチャンスが来た
と奮い立つ。
犬飼大臣を追い詰めるために外堀を埋めようとする鷲巣。
誰が本当の味方になってくれるかわからない中、立場が近い犬飼大臣の運転手・牛尾(矢柴俊博)を
懐柔し、情報を得ようとしますが裏切られ失敗。
党の食事会の席で頭からシャンパンをかけられ裏切り者とののしられます。
なんてひどいー!本田博太郎さんはお人が良さそうなイメージですが演じておられる犬飼大臣は
器が極小の嫌なやつです。
しかし鷲津は犬飼に恩を感じているある一件があり、そのために何年も仕えてきたのでした。
しかしその恩も今では捨てて復讐に燃えています。
毎回鷲津の怒りが爆発するシーンはスカッとしますね。
今回も犬飼に向かって結構な言いようでしたが見ている方はスッキリ。
弱いものだと決めつけて見くびるな!と啖呵を切る鷲津はかっこよかったです。
さて前回から鷲津の息子を歩道橋から突き落とした犯人の疑いナンバーワンだった
犬飼大臣の息子・俊介(玉城裕規)ですがどうやら犯人ではなかった???
俊介が上野駅で女性を突き飛ばして怪我を追わせたことを海老沢(杉野遙亮)と蛍原(小野花梨)が
突き止めその件で逮捕されます。クズ男であることは間違いないけど
あの黒いキャップの男ではなかったみたい。
犬飼はついに大臣を解任されそのショックで心筋梗塞になり倒れる・・・
もう復讐はかなりすすんできたのでは?という感じですが
ここまで踏み込んだ鷲津にさらなる人生の急展開が待っている模様。
来週は鷲津が出馬するみたいな予告が・・・!
そして真犯人は誰なの?もっと大物??
犬飼はその大物から命じられて鷲津の口封じをしていただけ?
ジェットコースターな早い展開にワクワクしてきました。
次回からはさらに波乱の展開が待っています。
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「罠の戦争」第2話 フジテレビ 1月23日(月)22時
犬飼大臣(本田博太郎)の第一秘書をつとめる鷲津(草ナギ剛)は
息子の泰生(白鳥春都)が歩道橋から突き落とされた事件を犬飼大臣がもみ消そうとしたことに
激しい怒りの炎を燃やす。
私設秘書の梨絵(小野花梨)、新人秘書の眞人(杉野遙亮)の協力を得て犬飼の失脚を計画。
まずは犬飼大臣の懐刀・蛭田(田口浩正)を排除する作戦に打って出る。
蛭田は犬飼自身も把握しきれていない金の流れを握っているため
容易にクビにならないという。...
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犬飼大臣(本田博太郎)の第一秘書をつとめる鷲津(草ナギ剛)は
息子の泰生(白鳥春都)が歩道橋から突き落とされた事件を犬飼大臣がもみ消そうとしたことに
激しい怒りの炎を燃やす。
私設秘書の梨絵(小野花梨)、新人秘書の眞人(杉野遙亮)の協力を得て犬飼の失脚を計画。
まずは犬飼大臣の懐刀・蛭田(田口浩正)を排除する作戦に打って出る。
蛭田は犬飼自身も把握しきれていない金の流れを握っているため
容易にクビにならないという。
鷲津はなんとか虻川の生命線とも言える裏帳簿を手に入れようと画策するが・・・
忠実な秘書として政治家に仕えてきたにも関わらず
弱いものとして切り捨てられそうだった鷲津の復讐劇。
強いものは弱いものを自分の言いなりにして使い捨てにしていいのか!と
怒りに震える鷲津の鬼気迫る表情がすごい。
本田博太郎演じる犬飼大臣は小物っぽいので早かれ遅かれ失脚しそうですが
したたかな性格と立ち居振る舞いの上手さもあり手強いようです。
蛭田は謝罪会見の失敗やパワハラ現場を女性閣僚に注意されるなど失態続きなのに
裏帳簿を持っていることから最後まで強気に出てきます、
不正な金の流れには犬飼大臣の息子も絡んでるみたいでこれまたやっかいな予感。
壮大な復讐劇というには若干スケール感が小さい気もしますが
キャストは豪華だし、鷲津の執念が半端なくすごいのでつい見入ってしまいます。
まだ物語は序盤ですが飼大臣を失脚させるのは案外早いかも?
与党幹事長の鶴巻(岸部一徳)、竜崎総理(高橋克典)も犬飼を切る寸前まで行っています。
でもまだその先に息子を歩道橋から突き落とした犯人の存在や、もっと大きな悪が待っているのでは?
第2章、3章と展開がありそうですが・・・どうでしょう。
社会派ドラマですがエンタテインメント性が高く、勧善懲悪のスカッとドラマなので
途中から見ても十分ついていけると思います。
犬飼役の本田博太郎さんはダメっぽいキャラを演じさせたら日本一ですね。
若手の杉野遙亮さんも実直な青年を好演していて今後も楽しめそうです。
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「どうする家康」第2話 NHK 1月15日(日)
織田信長(岡田准一)に包囲され、絶対絶命の松平元康(松本潤)。
しかし織田軍はなぜか兵を引く。
元康はあわてて瀬名(有村架純)がいる駿府に帰ろうとするが家臣団は
故郷の三河に戻りたいと猛反対する。
元康は渋々三河に戻ろうとするがその道中、元康が判断を誤り敵の罠にはまり
重臣の鳥居忠吉(イッセー尾形)が重傷を負うなど松平軍は壊滅状態になる。
なんとか岡崎の大樹寺に逃げ込んだ一行だが軍はボロボロ。...
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織田信長(岡田准一)に包囲され、絶対絶命の松平元康(松本潤)。
しかし織田軍はなぜか兵を引く。
元康はあわてて瀬名(有村架純)がいる駿府に帰ろうとするが家臣団は
故郷の三河に戻りたいと猛反対する。
元康は渋々三河に戻ろうとするがその道中、元康が判断を誤り敵の罠にはまり
重臣の鳥居忠吉(イッセー尾形)が重傷を負うなど松平軍は壊滅状態になる。
なんとか岡崎の大樹寺に逃げ込んだ一行だが軍はボロボロ。
元康は責任を感じて自害しようとします。
たしかに家臣たちに味方のフリをした松平昌久を信じてはいけないと散々言われたのに
信じてしまって、そのせいで味方が大きな傷を負ってしまったのですが
ここで自害はいささか無責任なのでは?
本多忠勝(山田裕貴)も家臣の立場からこんな殿に命がけで仕えることはできない
と自害の介錯をかって出ます。
しかし元康にはまだ生きたい欲があった。
織田信長と過ごした幼少時、地獄のような日々の中で獰猛な目を得た自分を思い出します。
そして元康は刀を収め、生きて行こうと決意するのでした。
さらに追い打ちをかけてきた昌久軍を前に元康は大演説をぶち
軍を退散させます。
家臣たちは人が変わったように頼もしさを見せる殿に満足そう。
しかし皆がいなくなると元康は腰を抜かして「これからどうしよう・・・」と
へたれこむのでした。
戦国武将らしからぬ元康がビビりながらもなんとか戦国の世を渡っていく姿が
親しみやすくわかりやすい。
戦国武将も人間、ビビることもあったでしょう。
いつも勇猛果敢だとは限らない。
弱音吐きまくりの元康がとっても可愛く見えて応援したくなる、そんな第2話でした。
大河ドラマらしからぬ展開で画面もCG使いまくりで安っぽく見えるとの指摘もあるみたいですが
個人的にはこれくらいでちょうどいいのかなと思いました。
とてもおもしろかったです。
あまり仰々しくやられても見るのに疲れて途中脱落しては元も子もないですからね。
時代に沿った大河のあり方を模索していくのもいいのではないでしょうか。
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「Get Ready!」第2話 TBS 1月15日(日)21時
ジョーカー(藤原竜也)を元妻・千秋(市川由衣)が訪ねてくる。
1人息子を城和大学医学部に裏口入学させるため2億円を用意してほしいというのだ。
なんとか金を工面したジョーカーは理事長の坊城(柄本明)を訪ねるが
副理事長の息子・康之(三浦貴大)が裏口入学はさせられないとジョーカーを帰す。
裏口入学者から金を取ることを非難しやめさせようとする息子の康之だが
そのうちに坊城理事長が苦しみ出す。...
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ジョーカー(藤原竜也)を元妻・千秋(市川由衣)が訪ねてくる。
1人息子を城和大学医学部に裏口入学させるため2億円を用意してほしいというのだ。
なんとか金を工面したジョーカーは理事長の坊城(柄本明)を訪ねるが
副理事長の息子・康之(三浦貴大)が裏口入学はさせられないとジョーカーを帰す。
裏口入学者から金を取ることを非難しやめさせようとする息子の康之だが
そのうちに坊城理事長が苦しみ出す。
検査結果はガンで余命数ヶ月と診断される。
そんな時、覆面姿のジョーカーが坊城と交渉するために現れた。
しかし坊城理事長はたとえ自分が死ぬとしても2億円以上は出せないと突っぱねる。
交渉は決裂し、その後城和医科大学の裏口入学が週刊誌報道され坊城理事長は解任される。
息子の康之は父を厳しく糾弾。母親は坊城理事長の誤診で命を落としていたのだ。
しかも母の命が危うくなっても坊城理事長は金儲けに奔走していた。
康之は父を許していなかった。
しかし父の坊城元理事長は金に固執し続け「金のない理想は無意味だ」と言い放つ。
金の亡者、坊城理事長を柄本明が熱演。
アップになった顔の説得力と迫力は誰にも真似できない域に達しています。
たとえ自分が死んでも2億円しか出さないと突っぱねる坊城。
いくらでもお金を出せるでしょうに、なぜそんなにケチなのか?
エース(妻夫木聡)らが調べるうちに坊城は僻地に病院を建設しようというプロジェクトを進めていたことがわかります。
自分の理想を実現するために金が必要で、そのために自分へ裏口入学1件分の2億円しか出さないとしていたのです。
エースたちは坊城の計画を知り、生きる価値がある人間と判断、オペを行うことにする。
最初は悪党だと思えた人物が実は正義の人物だったとわかり闇医者チームが執刀する
という流れは1話と同じ。このドラマの根幹をなす部分です。
少々悪党が正義とわかるまでが短絡的な気もしますが1時間の枠で完結する構成上
このくらいがいいのかなと思いました。
テンポがよく見やすいので「次回も見よう」という気にさせました。
今回、柄本明さんも素晴らしかったですが息子を演じた三浦貴大さんも素晴らしかったです。
父の不正を正そうとする筋の通った男性をどっしりと演じておられました。
またシンプルな話ですがじっくり味わうとどんどん奥深く感じられ、あとを引くドラマだと感じました。
1話ごとの結末がスマートでめっちゃかっこいい。
最後のシーンの余韻が半端ないです。
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「大奥」第1話 NHK 1月10日(火)22時
若い男にのみ感染し、致死率80%に及ぶ奇病「赤面疱瘡」が蔓延した江戸時代。
男子の多くが種馬としての人生を送っていた。
貧乏な旗本の息子・水野祐之進(中島裕翔)は幼馴染の信(白石聖)との結婚をあきらめようと
大奥入りを決意する。
よしながふみの男女逆転大奥の連続ドラマ化。
この原作は以前にも映画化されたこともあり、話の概要は知っている方も多いのではないでしょうか。
男女を逆転させることでで妖しげかつスリリングな味わいが増し
現代にマッチした面白さがたまらない。...
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若い男にのみ感染し、致死率80%に及ぶ奇病「赤面疱瘡」が蔓延した江戸時代。
男子の多くが種馬としての人生を送っていた。
貧乏な旗本の息子・水野祐之進(中島裕翔)は幼馴染の信(白石聖)との結婚をあきらめようと
大奥入りを決意する。
よしながふみの男女逆転大奥の連続ドラマ化。
この原作は以前にも映画化されたこともあり、話の概要は知っている方も多いのではないでしょうか。
男女を逆転させることでで妖しげかつスリリングな味わいが増し
現代にマッチした面白さがたまらない。
今回のキャスティングは漫画から飛び出したようにピッタリで
これも見どころの一つでした。
冨永愛演じる吉宗のたたずまい、かっこよすぎる。
大女という設定で、その堂々たる振る舞いが大迫力で見入ってしまいました。
お相手となる水野祐之進の中島裕翔も文句なしの美男子ぶりで画面が超豪華。
絢爛な世界を描きつつもコミカルなシーンも万歳で笑い要素がたっぷりなのが嬉しい。
藤波役の片岡愛之助もそのタヌキぶりがよい意味で分かりやすく、重厚さの中にコミカルさもあり
その塩梅はさすがでした。
また風間俊介、貫地谷しほりの安定感は素晴らしいです。
時代劇ですが現代にも通じる内容でスタイリッシュさもあり
美少年たちの競演というお楽しみ要素も盛りだくさんのエンタテインメント作品でした。
難しくなく親しみやすいので毎週楽しみに見られそう。
水野祐之進編はこの1話で完結ですが、次から次に豪華キャストが予定されているので
毎回飽きる事はないでしょう。
映画ばりの豪華な装束やセットも見どころで何度も見返したいくらい。
1話完結なので気負わず見られそうな所もとても嬉しい新ドラマでした。
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