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自民党総裁選めぐり・二階幹事長ら・菅官房長官と会談(8月30日)
自民党総裁選挙をめぐっては、これまでに岸田政調会長、石破元幹事長、野田聖子元総務相が立候補に意欲を示している。
こうした中、二階幹事長や森山国対委員長、林幹事長代理などが昨夜、都内で菅官房長官と会談。出席者によると会談では総裁選への対応をめぐって意見が交わされた。
菅官房長官は党の派閥に所属はしていないが、複数の派閥の幹部から”新型コロナウイルスへの対応など政策の継続性を重視すべき”などとして立候補に期待する声が出ている。...
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自民党総裁選挙をめぐっては、これまでに岸田政調会長、石破元幹事長、野田聖子元総務相が立候補に意欲を示している。
こうした中、二階幹事長や森山国対委員長、林幹事長代理などが昨夜、都内で菅官房長官と会談。出席者によると会談では総裁選への対応をめぐって意見が交わされた。
菅官房長官は党の派閥に所属はしていないが、複数の派閥の幹部から”新型コロナウイルスへの対応など政策の継続性を重視すべき”などとして立候補に期待する声が出ている。
菅官房長官に近い議員は明日、会合を開いて立候補の要請に向けて対応を協議することにしていて、菅官房長官の動向が選挙の構図に影響することも予想される。
一方、小泉環境相は自らは”総裁選に立候補しない”とした上で、「河野防衛相が出るというのであれば応援したいと思う」と述べた。小泉環境相は”防衛省と環境省の連携を深める中で省庁や永田町の難しい壁を越えなければできない改革も一緒に突破できる可能性を感じた”と述べた。
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自民党次期総裁と今後の行方(8月29日)
安倍首相は会見を開き、「持病の潰瘍性大腸炎が悪化し、国民の負託に自信をもって応える状態ではなくなった」として、辞任する意向を正式に表明した。安倍首相は今後の治療として現在の薬に加え、新しい薬の効果も確認されたと説明するなど、今後の健康に自信を持っいるかのような発言もあった。しかし安倍首相としては新型コロナ対策に一定のメドがついたタイミングでもあり、スケジュール的に辞任は今しかないと判断したものとみられる。...
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安倍首相は会見を開き、「持病の潰瘍性大腸炎が悪化し、国民の負託に自信をもって応える状態ではなくなった」として、辞任する意向を正式に表明した。安倍首相は今後の治療として現在の薬に加え、新しい薬の効果も確認されたと説明するなど、今後の健康に自信を持っいるかのような発言もあった。しかし安倍首相としては新型コロナ対策に一定のメドがついたタイミングでもあり、スケジュール的に辞任は今しかないと判断したものとみられる。
安倍首相は「次の首相が選ばれるまでは引き続き職務にあたる」としているが、既に自民党の新たなトップがどうなるのかについて大きな関心が高まっている。
後継者を決めるにあたって、党員投票を伴う「党大会」を行うのか、あるいは「両院議員総会」の形で選出するのか、2つの選択肢がある。党大会をフルパッケージで行う場合、12日以上の時間がかかる。これはデメリットでもあるが、それぞれの候補者が議論をつくすことができ、党員党友の票を反映させることができるため、地方票を多く取り込むことができるというメリットもある。具体的には国会議員394票、党員党友394票と同じ票にしてドント方式で数えていくというやり方になる。
もうひとつのやり方は「両院議員総会」である。こちらはスピードが売り物であり、総裁を短期間で決めることができるというメリットがある。国会議員が394票で、47都道府県連による票が141票となり、地方票のボリュームが小さくなるため、国会議員に支持されている候補が有利になる。どちらの方式にするのか、具体的な日取りは9月1日の自民党の総務会で決定される。
総裁選は岸田政調会長と石破元幹事長の一騎打ちとなる公算が高い。今は新型コロナウイルスの対応に緊急性を要する緊急時にあたるため「両院議員総会」になる可能性が高いと言われており、この場合は国会議員に強い岸田会長が有利だと言われている。
例え、誰が後継者になろうとも、後継政権にとっては安倍首相が7年8か月にわたって築いてきた基盤を今後、どのように生かしていくかが問われることになる。また安倍首相は強い影響力を維持したままであるので当然、政権の外から影響力を行使していこうという思惑もあるのかもしれない。
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安倍総理辞任の意向表明・米国・トランプ大統領“最大の敬意表したい・とても残念”(8月29日)
安倍総理大臣はきのう、持病の潰瘍性大腸炎が再発したことを明らかにしたうえで総理大臣を辞任する意向を表明した。
米国・トランプ大統領は28日、専用機の中で記者団に対し「私の偉大な友人である安倍晋三総理大臣に最大の敬意を表したい。私たちの関係はとてもよく、辞任は彼にとって非常につらいはずなのでとても残念だ」と述べた。
さらにトランプ大統領は「彼は国をとても愛している。偉大な紳士であり最大の敬意を払いたい」と強調した。...
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安倍総理大臣はきのう、持病の潰瘍性大腸炎が再発したことを明らかにしたうえで総理大臣を辞任する意向を表明した。
米国・トランプ大統領は28日、専用機の中で記者団に対し「私の偉大な友人である安倍晋三総理大臣に最大の敬意を表したい。私たちの関係はとてもよく、辞任は彼にとって非常につらいはずなのでとても残念だ」と述べた。
さらにトランプ大統領は「彼は国をとても愛している。偉大な紳士であり最大の敬意を払いたい」と強調した。
安倍総理大臣は次の総理大臣が任命されるまでの間、職務を続けることにしていて週明け31日にはトランプ大統領との日米首脳電話会談を行う方向で調整している。
一方、野党民主党の大統領候補・バイデン前副大統領はみずからのツイッターに「安倍さんの友情と指導力に敬意を表したい。辞任されるのは悲しいが日米の強力な同盟関係は今後も続くと信じている」と投稿した。
韓国では主要な新聞が“電撃辞任”などの見出しで1面で大きく取り上げている。保守系の東亜日報は「悪化の一途をたどってきた日韓関係に弾みをつけることになるのか関心が集まっている」としたうえで、「ひとまず政府や外交関係者からは両国の関係に肯定的な影響を与えるだろうという期待が出ている」としている。
一方、革新系のハンギョレ新聞は「太平洋戦争中の徴用を巡る問題など、日韓間の懸案について両国の立場は根本的に異なっていて、次の総理大臣が政策を転換しようとしても、かなりの時間がかかる」として関係改善は容易ではないとする慎重な見方も伝えている。
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安倍晋三総理・辞任の意向固める(8月28日)
安倍晋三総理が辞任する意向を固めた。
慶応大学病院で検査を受けるなど深刻な体調不良との見方が広まっていた。
自民党では直ちに後継の総裁選挙を実施するとみられる。
安倍首相きょう会見“来年前半までに全国民のワクチン”説明へ(8月28日)
新型コロナウイルス対応で政府は来年前半までにすべての国民に提供できるワクチンの確保を目指すなととした今後の取り組みをきょう決定し安倍首相が記者会見を行う。
首相官邸での記者会見はおよそ2カ月半ぶりである。
自らの健康状態にも言及するとみられる。
政府はきょう新型コロナ対応をめぐり、午後に対策本部で今後の取り組みを決定し、午後5時から安倍首相が記者会見を行う予定である。
今後の取り組みでは、インフルエンザとの同時流行が懸念される冬を見据え、医療提供体制の確保、検査体制の拡充に取り組む方針を打ち出すことにしている。...
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新型コロナウイルス対応で政府は来年前半までにすべての国民に提供できるワクチンの確保を目指すなととした今後の取り組みをきょう決定し安倍首相が記者会見を行う。
首相官邸での記者会見はおよそ2カ月半ぶりである。
自らの健康状態にも言及するとみられる。
政府はきょう新型コロナ対応をめぐり、午後に対策本部で今後の取り組みを決定し、午後5時から安倍首相が記者会見を行う予定である。
今後の取り組みでは、インフルエンザとの同時流行が懸念される冬を見据え、医療提供体制の確保、検査体制の拡充に取り組む方針を打ち出すことにしている。
ワクチンで健康被害が生じた場合損害賠償による製造販売業者などの損失を国が補填できるよう法的措置を講ずることも盛り込む方向である。
首相官邸での記者会見では約2か月半ぶりで、自らの健康状態にも言及するものとみられる。
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