※2022年2月、更新を終了しています
米国・トランプ大統領の相手は誰に?民主党指名争い本格化(9月14日)
来年の米国大統領選挙で、共和党のトランプ大統領と戦うのは誰か。野党民主党のテレビ討論会で、主要な候補10人が初めて一堂に会し、指名獲得に向けて激しい論戦を交わした。
議論は、中道穏健派と左派に大きく二分される展開になった。その対立が鮮明になったのが、日本など多くの先進国で導入されている、
国民皆保険を巡る議論。左派の候補たちは、すべての国民を対象にした保険が早急に必要だと主張。これに対し、中道穏健派のバイデン副前大統領は、財源の問題を指摘し、一線を画した。...
全部読む
来年の米国大統領選挙で、共和党のトランプ大統領と戦うのは誰か。野党民主党のテレビ討論会で、主要な候補10人が初めて一堂に会し、指名獲得に向けて激しい論戦を交わした。
議論は、中道穏健派と左派に大きく二分される展開になった。その対立が鮮明になったのが、日本など多くの先進国で導入されている、
国民皆保険を巡る議論。左派の候補たちは、すべての国民を対象にした保険が早急に必要だと主張。これに対し、中道穏健派のバイデン副前大統領は、財源の問題を指摘し、一線を画した。
また、世論調査でトップを走るバイデンの矛盾とも取れる発言を、下位の候補が攻撃する一幕もあった。
有力紙のニューヨークタイムズは、左派のウォーレンに10点満点で最高の7.5ポイント、中道穏健派のバイデンには、辛めの5.9ポイント。一方、CNNテレビは、逆にバイデン氏を勝ち組に。ウォーレン氏を負け組の一人に数えるなど、メディアの評価が分かれ、いずれの候補も決定打に欠ける結果になった。
中道と左派の対立が鮮明になった。
背景には、保守派のトランプ大統領に勝てる候補は誰なのかを巡る主導権争いがある。
左派の2人は急進的な若者や、低所得者を念頭に、国民皆保険という分かりやすいメッセージでバイデンに迫った。
これに対しバイデンは、大統領選を見据え、無党派を含む幅広い層を意識して、中道穏健派という立ち位置を前面に出した。対立を好むトランプ大統領にとって、最も与しにくいのがバイデンとされる。
閉じる
対イラン・米国財務長官“制裁緩和考えず” (9月13日)
米国のムニューシン財務長官は、トランプ政権がイランとの首脳会談を行う考えはあるものの、その条件として、イランへの制裁を緩和することは現時点では考えていないと明らかにした。
イランの核問題をめぐって、トランプ大統領は、今月下旬にニューヨークで行われる国連総会に合わせて、ロウハニ大統領との首脳会談に前向きな姿勢を繰り返し示している。
米国のメディア「ブルームバーグ」は11日、トランプ政権が首脳会談を目指して制裁の緩和を検討していて、これに強く反対したボルトン補佐官が解任されたと報じた。...
全部読む
米国のムニューシン財務長官は、トランプ政権がイランとの首脳会談を行う考えはあるものの、その条件として、イランへの制裁を緩和することは現時点では考えていないと明らかにした。
イランの核問題をめぐって、トランプ大統領は、今月下旬にニューヨークで行われる国連総会に合わせて、ロウハニ大統領との首脳会談に前向きな姿勢を繰り返し示している。
米国のメディア「ブルームバーグ」は11日、トランプ政権が首脳会談を目指して制裁の緩和を検討していて、これに強く反対したボルトン補佐官が解任されたと報じた。
ムニューシン長官は、首脳会談の条件として、イランへの制裁を緩和することは現時点では考えていないと明らかにした。
またフランスのマクロン大統領が経済支援を求めるイランに対し、イラン産の原油を担保にした融資を提案していることについては、フランス側が米国に了承を求めてきているものの、検討していないと強調した。
閉じる
追悼・同時多発テロから18年・米国各地で式典(9月12日)
米国襲った同時多発テロ事件から18年。ニューヨークの世界貿易センタービルの跡地で11日、追悼の式典が開かれ、遺族らが犠牲者に祈りを捧げた。
追悼式典では、最初の旅客機がビルに激突した午前8時46分、日本時間の午後9時46分に合わせて黙とうをささげたあと、テロの犠牲になった人、一人一人の名前が読み上げられた。
現場の周辺には、現地時間の朝早くから大勢の人が訪れ、慰霊碑の前に花を手向けたり、祈りをささげたりする人の姿もあった。...
全部読む
米国襲った同時多発テロ事件から18年。ニューヨークの世界貿易センタービルの跡地で11日、追悼の式典が開かれ、遺族らが犠牲者に祈りを捧げた。
追悼式典では、最初の旅客機がビルに激突した午前8時46分、日本時間の午後9時46分に合わせて黙とうをささげたあと、テロの犠牲になった人、一人一人の名前が読み上げられた。
現場の周辺には、現地時間の朝早くから大勢の人が訪れ、慰霊碑の前に花を手向けたり、祈りをささげたりする人の姿もあった。
また、ハイジャックされた旅客機が衝突し、184人が犠牲になった首都ワシントン郊外の国防総省ではトランプ大統領やエスパー国防長官が出席して追悼式典が行われた。
式典で演説したトランプ大統領はアフガニスタンの反政府武装勢力タリバンによるテロ事件を受けて米国軍の撤退を含む原則合意に達していた和平交渉の中止を改めて表明した。
閉じる
米国・トランプ大統領・ボルトン大統領補佐官を解任(9月11日)
米国・トランプ大統領はツイッターで、ホワイトハウスで安全保障政策を担当する保守強硬派・ボルトン大統領補佐官の解任を明らかにした。
ボルトンは去年、大統領補佐官に起用された後、オバマ前政権が各国との間で結んだイラン核合意からの離脱を推進した。
トランプ大統領が北朝鮮との対話路線に転じる中、北朝鮮政策を巡る意見の違いが指摘され、6月の米朝首脳会談には同行しなかった。
イランやアフガニスタンへの対応を巡っても、トランプ大統領やポンペイオ国務長官と意見の隔たりがあったと伝えられており、今後の安全保障政策に影響を与えるものとみられる。...
全部読む
米国・トランプ大統領はツイッターで、ホワイトハウスで安全保障政策を担当する保守強硬派・ボルトン大統領補佐官の解任を明らかにした。
ボルトンは去年、大統領補佐官に起用された後、オバマ前政権が各国との間で結んだイラン核合意からの離脱を推進した。
トランプ大統領が北朝鮮との対話路線に転じる中、北朝鮮政策を巡る意見の違いが指摘され、6月の米朝首脳会談には同行しなかった。
イランやアフガニスタンへの対応を巡っても、トランプ大統領やポンペイオ国務長官と意見の隔たりがあったと伝えられており、今後の安全保障政策に影響を与えるものとみられる。
閉じる
韓国軍“北朝鮮・直近8度目となる飛しょう体を2回発射”(9月10日)
韓国軍合同参謀本部は北朝鮮がきょう午前、西部から東の方向に飛しょう体を2回発射したと発表した。
韓国軍は米国軍と共に詳しい情報の収集分析を急いでいる。
防衛省関係者は「けさ北朝鮮から飛しょう体が発射された」との情報が入っているという。
いまのところ日本への直接影響はないとみられ、防衛省が情報収集を続けている。
「風の流れ」内の検索