第一三共・追加接種用ワクチン“有効性確認”(11月15日)
第一三共は独自の技術で国産の新型コロナウイルスのメッセンジャーRNA・mRNAワクチンを開発していて、18歳以上のおよそ5000人を対象に3回目の接種を想定した最終段階の臨床試験を行った。
その結果、ファイザーやモデルナのmRNAワクチンの2回目を接種した後第一三共が開発中のワクチンを接種した人では、接種から4週間の時点で中和抗体の上昇程度がファイザーやモデルナのワクチンを追加接種した人より高かったという。...
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第一三共は独自の技術で国産の新型コロナウイルスのメッセンジャーRNA・mRNAワクチンを開発していて、18歳以上のおよそ5000人を対象に3回目の接種を想定した最終段階の臨床試験を行った。
その結果、ファイザーやモデルナのmRNAワクチンの2回目を接種した後第一三共が開発中のワクチンを接種した人では、接種から4週間の時点で中和抗体の上昇程度がファイザーやモデルナのワクチンを追加接種した人より高かったという。会社ではこれまでのワクチンと同じ程度の有効性を確認でき安全性も問題はなかったとしている。
国は新型コロナのmRNAワクチンを開発する際にはこれまでに使われているものと同じ程度の有効性を確認することや、少なくとも3000人を対象に安全性を確認することなどを求めていて、第一三共は今回の結果を踏まえて追加接種用として来年1月に国に承認申請を行えるよう準備を進めているとしている。
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新型コロナ・抗原検査キット無料配布“積極的な利用を”・東京・墨田区(11月15日)
厚生労働省はきょう都内で新たに1万1196人が感染していることを確認したと発表した。1万人を超えるのはおよそ2か月前のことし9月14日以来で、1週間前の火曜日より2531人増えた。
専門家が感染拡大の第8波に入りつつあると認識を示す中、政府は医療ひっ迫を防ぐため、発熱などの症状が出ても重症化リスクが低い人はまずは自分で抗原検査キットで検査を行い、自宅療養をお願いするとしている。
薬局では検査キットを買い求める動きも出ている。...
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厚生労働省はきょう都内で新たに1万1196人が感染していることを確認したと発表した。1万人を超えるのはおよそ2か月前のことし9月14日以来で、1週間前の火曜日より2531人増えた。
専門家が感染拡大の第8波に入りつつあると認識を示す中、政府は医療ひっ迫を防ぐため、発熱などの症状が出ても重症化リスクが低い人はまずは自分で抗原検査キットで検査を行い、自宅療養をお願いするとしている。
薬局では検査キットを買い求める動きも出ている。千葉県印西市にある薬局では、抗原検査キットの売れ行きが1週間前は1日5個程度だったが、最近は1日およそ20個のペースで売れているという。
東京・墨田区では薬局などを通じて検査キットを無料で配付している。墨田区では区内35か所の薬局で発熱などの症状があり感染が疑われる人や、濃厚接触疑いがある人を対象に検査キットを配っている。取材した薬局では今月に入って受け取りに来る人が少しずつ増えているという。
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新型コロナウイルス・感染再増加・インフルと同時感染も(11月12日)
都内のクリニックでは、このところ新型コロナの陽性患者が目に見えて増えてきたという。さらに、新型コロナとインフルエンザの同時感染も。同時感染は、重症化や死亡リスクが高まるとする報告もある。
英国の医学雑誌に発表された論文によると、新型コロナにのみ感染していた人と比べて、重症化して人工呼吸器による治療を受けるリスクは4.14倍、死亡するリスクは2.35倍高かったという。
厚生労働省によると、新型コロナのきょうの感染確認は、東京で8021人。...
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都内のクリニックでは、このところ新型コロナの陽性患者が目に見えて増えてきたという。さらに、新型コロナとインフルエンザの同時感染も。同時感染は、重症化や死亡リスクが高まるとする報告もある。
英国の医学雑誌に発表された論文によると、新型コロナにのみ感染していた人と比べて、重症化して人工呼吸器による治療を受けるリスクは4.14倍、死亡するリスクは2.35倍高かったという。
厚生労働省によると、新型コロナのきょうの感染確認は、東京で8021人。最も多い北海道は8932人で、先週の土曜日より1400人余増えた。全国では7万9486人の感染、95人の死亡が発表された。重症者は224人で、きのうより14人増えている。
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全国で感染増加傾向・“医療機能不全回避を”(11月11日)
政府分科会の会合後の会見で政府分科会・尾身茂会長は「緊急事態宣言、重点措置を発出しない形で、医療器の不全を避けるべきという意見になった」と述べ、「第8波で医療が機能不全に陥る事態を回避するための対応が必要」と強調。
北海道で7911人、東京で7899人など、全国で7万4093人の感染が確認された。重症者はきのうより22人増えている。
新型コロナ感染者・東日本中心に増加・専門家“第8波近づく兆候” (11月8日)
新型コロナの新規感染者数が47都道府県すべてで増加し、特に東日本を中心に増加のペースが上がっている。専門家は、第8波が近づいている兆候が強まっていると危機感を募らせている。
全国知事会会長・鳥取県・平井知事は「第8波に近づいている」と話し、全国知事会はワクチン接種の促進や、検査キットの十分な確保などを国に求める緊急提言をまとめた。懸念される感染拡大の第8波。新規感染者数をきのうまでの1週間平均で前の週と比較すると、すべての都道府県で増加している。...
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新型コロナの新規感染者数が47都道府県すべてで増加し、特に東日本を中心に増加のペースが上がっている。専門家は、第8波が近づいている兆候が強まっていると危機感を募らせている。
全国知事会会長・鳥取県・平井知事は「第8波に近づいている」と話し、全国知事会はワクチン接種の促進や、検査キットの十分な確保などを国に求める緊急提言をまとめた。懸念される感染拡大の第8波。新規感染者数をきのうまでの1週間平均で前の週と比較すると、すべての都道府県で増加している。
特に東日本を中心に増加のペースが上がっている。東京都の検査の陽性率の推移は、先月中旬あたりから上昇し、今月4日の時点で27.3%となっている。
今、流行の主流になっているオミクロン株のBA.5に対応するワクチンの接種は先月から始まっている。ただ、BA.1も含むオミクロン株対応のワクチンの接種を受けた人は国内で858万人余りで割合は6.8%。
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