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2024年05月20日(月)
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【Globali】
 

世界が見るイラン核交渉大枠合意(2015/04/03)

ぎりぎりの交渉が続いていた主要6か国(中国、フランス、ドイツ、英国、ロシア、米国)とイランによる、イラン核協議の大枠の合意が成立(イランは10年間核開発を制限、欧米は段階的に制裁を解除など)した。最終的な合意は6月までにまとめられる予定。合意を受けてオバマ大統領が演説し、「今回の枠組みはイランの核開発につながるあらゆる道を断つことにつながる」と述べ合意の成立を歓迎、その模様はイランにも実況中継された。このところ外交で失点続きだったオバマ外交だが、"イラン核問題解決の最良の道は外交"と一貫して主張してきたオバマ外交を評価する声も出ている。ただ合意後にイラン側が”制裁はなくなる”と主張したのに対し、米国は”段階的に制裁を解除し違反があれば制裁を元に戻す”としているなど解釈の違いも表面化しており、6月の最終合意まではまだまだ楽観視できない。 各国はイラン核交渉大枠合意について、以下のように報じた(一部NHKBSワールドニュースを参照した)。

4月3日付『BBC』(英国)は「今回、オバマ大統領のスピーチがイランではめずらしく実況中継された」とした上で、「オバマ大統領は”最終的な包括合意が実現できるのならば世界はより安全になり、今回の了解事項が歴史的なものとして記憶されるだろう”として、今回の大枠合意を歓迎した」と報じた。また「イランとの核交渉は、イスラエルの生存を脅かすものだと主張しているネタニヤフ首相のスポークスマンが、”(イランとの妥協は)核拡散のリスクを高め、聖戦のリスクを高めるものだ”との声明を発表した」と報じた。...
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世界が見るネタニヤフ首相の米議会での演説(2015/03/04)

イスラエルのネタニヤフ首相が米国の上院・下院合同議会で演説し、「現在、米国が進めているイランとの核協議ではイランの核開発を防ぐことはできないし、イランが大量の核兵器を持つことにもつながりかねないものだ」と述べ、イランとの対話路線を推進するオバマ大統領を非難した。ネタニヤフ首相の演説はオバマ大統領も含め56人の民主党議員が欠席し、ネタニヤフ首相の演説に対し、オバマ大統領は「建設的な提案はひとつもなかった」と批判し、首脳会談も開かれないことになった。ネタニヤフ首相の米議会での演説は、米国とイスラエルの溝を浮き彫りにしただけでなく、米国自身も内部に分裂を抱えていることを内外に露呈した恰好となった。各国はネタニヤフ首相の米議会での演説について、以下のように報じた(一部『NHKBS』ワールドニュースを参照した)。

3月4日付『ワシントンポスト』(米国)は、「ネタニヤフ首相がイラン核問題での自国の立場を主張するも、米国の選択肢は限られている」との見出しで、「ネタニヤフ首相の演説は米国が主導するイランとの合意について影響力を持つものではないが、この問題の解決をこじらせ、遅らせる可能性はある」と報じた。
3月4日付『BBC』(英国)は、「オバマ大統領がネタニヤフ首相の演説に反論」との見出しで、「ネタニヤフ首相の演説はイランと米国の核問題交渉の妨害を目論むものであり、米国の外交政策に対する直接的な干渉だった。...
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