【スポーツの神様】
渡邊雄太がNBAラプターズとの本契約を締結(4月20日)
アメリカでプロバスケットボールリーグ・NBAとその下部リーグの両チームとの2WAY契約を結んでいた渡邊雄太が、トロント・ラプターズと本契約を結んだことが発表された。2WAY契約を結ぶ資格はNBA経験が4年以下の選手に限られているが、3年目にしてついに初の正式契約を果たした形だ。
バスケの世界最高峰・NBAで本契約を結んだ日本人は田伏勇太、八村塁に続いて3人目の快挙となる。今季は39試合に出場して1試合平均4・0得点、3・3リバウンド。...
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アメリカでプロバスケットボールリーグ・NBAとその下部リーグの両チームとの2WAY契約を結んでいた渡邊雄太が、トロント・ラプターズと本契約を結んだことが発表された。2WAY契約を結ぶ資格はNBA経験が4年以下の選手に限られているが、3年目にしてついに初の正式契約を果たした形だ。
バスケの世界最高峰・NBAで本契約を結んだ日本人は田伏勇太、八村塁に続いて3人目の快挙となる。今季は39試合に出場して1試合平均4・0得点、3・3リバウンド。16日のマジック戦では自己最多となる21得点をマークするなどしっかりと実績を積み上げてきた。前日の試合では途中出場し、3ポイントやダンクシュートを決める活躍。3試合連続となる二けた得点と自己最多の4アシストを決めてみせた。
本契約に際して渡邊は自身のツイッターで「努力し続けたかいがありました!更に上を名指してもっともっと頑張ります!今後も応援よろしくお願いします!」(原文ママ)と喜びのコメントを発表した。
実家の香川では一昨日、2人とも元バスケ選手の両親が東京五輪の聖火ランナーを務めたばかり。飛び込んできた朗報に父・英幸さんはスポーツ紙の取材で「息子から努力を教えられました」と喜びのコメント。母親の久美さんも「自分の夢だったオリンピック出場は雄太に託しています」とエールを送った。
傘下の下部リーグとの間を行き来する2WAY契約では、NBAでの出場は最大45日間に制限されていたが、NBAに主戦場を移すことでこれからますます活躍の機会が増えそうだ。日本代表としての東京五輪凱旋にも期待がかかる。
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体操・五輪代表切符を賭けたサバイバルレース(4月19日)
東京オリンピック代表選考会を兼ねた体操の第75回全日本選手権が群馬県の高崎アリーナで18日まで行われた。種目別の鉄棒で4大会連続の五輪出場を目指す内村航平は予選をトップで通過し、最終日の決勝に臨んだ。
予選では4つ全ての離れ業を成功させ、先行の目安となる現在の世界ランク1位の14.933を上回る15.166高得点をマーク。着地はやや崩れた。内村の代名詞である着地の美しさが出せなかったことに、「点数的にも内容も全然納得していない」と不満を漏らしていた。...
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東京オリンピック代表選考会を兼ねた体操の第75回全日本選手権が群馬県の高崎アリーナで18日まで行われた。種目別の鉄棒で4大会連続の五輪出場を目指す内村航平は予選をトップで通過し、最終日の決勝に臨んだ。
予選では4つ全ての離れ業を成功させ、先行の目安となる現在の世界ランク1位の14.933を上回る15.166高得点をマーク。着地はやや崩れた。内村の代名詞である着地の美しさが出せなかったことに、「点数的にも内容も全然納得していない」と不満を漏らしていた。決勝の試技では再びH難度のブレットシュナイダー、G難度カッシーナ、E難度コールマンを次々と決め、予選をさらに上回る15.466で全体1位となった。「次に生きていくと思うのでそれはすごく良かったと思う(内村)」東京五輪代表選考は今大会に加えて5月のNHK杯、6月全日本種目別選手権(予選・決勝)での順位を換算した合計ポイントによって決定される。「(選考大会が)あと3回もあるんですね」と屈託のない笑顔を見せた内村。最大2枠の五輪代表に向け大きく前進した32歳の挑戦は続く。
男子個人総合では波乱が。予選をトップ通過した18歳の北園丈琉が最終種目の鉄棒で演技中に落下。ひじを痛め演技続行が不可能となるアクシデントに見舞われた。代わって予選7位から決勝に臨んだ橋本大樹が6種目中3つの種目でトップに立ち、逆転での初優勝を果たした。
一方の女子の総合では村上茉愛が2年連続5度目の全日本選手権優勝。良いスタートが切れたという村上は「次は完璧な演技を目指して優勝して代表選考に入りたい」と抱負を述べた。
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田中将大、2ホーマーを浴び国内復帰戦飾れず(4月18日)
2722日ぶりとなる国内公式戦は東京ドームのマウンドだった。17日、楽天イーグルスに復帰した田中将大が日本ハムファイターズとの試合でついに初登板を迎えた。当初開幕2戦目での先発が予定されていたが、開幕直前に右ふくらはぎを痛め(右ヒラメ筋損傷)3週間登板を回避して満を持しての登板だったが…。
大きな注目が集まった1回裏、田中は先頭バッターの西川遥輝から空振りの三振を奪う上々の立ち上がり。簡単に2アウトを奪ったが、その後ストレートのフォアボール。...
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2722日ぶりとなる国内公式戦は東京ドームのマウンドだった。17日、楽天イーグルスに復帰した田中将大が日本ハムファイターズとの試合でついに初登板を迎えた。当初開幕2戦目での先発が予定されていたが、開幕直前に右ふくらはぎを痛め(右ヒラメ筋損傷)3週間登板を回避して満を持しての登板だったが…。
大きな注目が集まった1回裏、田中は先頭バッターの西川遥輝から空振りの三振を奪う上々の立ち上がり。簡単に2アウトを奪ったが、その後ストレートのフォアボール。4番の中田翔を迎える。2ストライクまで追い込んだ5球目。高めに浮いたストレートをレフトスタンドまで運ばれる2ランホームラン。いきなり2点を先制された。続く2回は先頭バッターの石井一成に今度はライトスタンドに豪快なソロホームランを浴び3失点目。3回以降は変化球を駆使し得点を与えなかったが、5回75球を投げ被安打4の3失点で降板した。日本でのシーズンをまたいだ連勝記録も28でストップ。国内では実に3163日ぶりの敗戦投手になった。
「全然良くなかったですね。制球の面で色々と手を加えていかないといけない」試合後もリモートのインタビューでも反省の言葉が口をつく。ボールが先行し若干制球に苦しんだが、序盤から一発を浴びる場面はオープン戦でも見受けられたところだ。「今までのオープン戦と違ってシーズン入れば勝った、負けた、そこが一番重要。どんな形であれ抑えるのが重要なので(田中)」と、さらに修正を図っていく決意を語った。
次の登板は本拠地仙台でのライオンズ戦が有力だが、NPB通算100勝目となる復帰勝利を地元ファンの前で見せられるか。
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今季最終戦のフィギュア国別対抗戦・日本は3位に(4月18日)
大阪市・丸善インテックアリーナ大阪に世界の強豪6か国が集結した世界フィギュアスケート国別対抗戦。17日には女子シングルフリーの演技が行われ、日本は総合でロシア、アメリカに次ぎ銅メダルを獲得した。
「笑顔で終わりたい」と話していた坂本花織は序盤から3回転の連続ジャンプを成功。SPに続いて自己ベストを更新する150.29をマーク。女子シングルSP3位から順位を一つ上げて2位となり、シーズン最終戦に大きな成長を見せた。...
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大阪市・丸善インテックアリーナ大阪に世界の強豪6か国が集結した世界フィギュアスケート国別対抗戦。17日には女子シングルフリーの演技が行われ、日本は総合でロシア、アメリカに次ぎ銅メダルを獲得した。
「笑顔で終わりたい」と話していた坂本花織は序盤から3回転の連続ジャンプを成功。SPに続いて自己ベストを更新する150.29をマーク。女子シングルSP3位から順位を一つ上げて2位となり、シーズン最終戦に大きな成長を見せた。大会前の練習で腰を痛めてしまった紀平梨花は得意のトリプルアクセルは封印。フリーで5本のジャンプを成功させ5位に入った。
男子は羽生結弦が前日のSPに続き、フリーでも躍動。冒頭の4回転ループ、4回転トゥーループ+2回転トゥーループでしっかりと着氷を決め加点を獲得。4回転サルコウはジャンプが抜けて不発に終わったもののシーズンベストとなる193.76の高得点をたたき出した。演技終了後、「最後の最後に天を見上げた時に自分の気持ちや思いが天まで届けられるようにいい演技がしたいと思った」両手を突き上げて祈るように目を閉じていたのが印象的だった。「世界選手権を終えて2週間。正直普通の生活ではなかったですし、そんななかでも良くやったと言ってあげたい内容だったと思います」と大会を振り返った。
今大会は新型コロナウイルスの新規感染者が連日1000人を超える大阪での開催。感染対策として、選手とスタッフが外部と接触せず、隔離状態を保つ「バブルシステム」などが採用されるなど、これまで以上に厳戒態勢が取られた。18日にはエキシビションが行われる。
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東京五輪まで100日・アスリートたちの思い(4月15日)
東京オリンピック開幕まで100日となった14日、都内各地でイベントが行われた。八王子の高尾山山頂には多摩地域で初の「オリンピックシンボル」が設置。北京五輪競泳男子400mメドレーリレーの銅メダリスト・宮下純一らが除幕に参加した。同時刻に都庁でも五輪とパラリンピックのマスコット像がお披露目された。また夜には国立競技場や日本武道館、東京ゲートブリッジなど都内24か所がライトアップされ、オリンピックムードを盛り上げた。...
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東京オリンピック開幕まで100日となった14日、都内各地でイベントが行われた。八王子の高尾山山頂には多摩地域で初の「オリンピックシンボル」が設置。北京五輪競泳男子400mメドレーリレーの銅メダリスト・宮下純一らが除幕に参加した。同時刻に都庁でも五輪とパラリンピックのマスコット像がお披露目された。また夜には国立競技場や日本武道館、東京ゲートブリッジなど都内24か所がライトアップされ、オリンピックムードを盛り上げた。
この日、アスリートたちはインタビューに応じ、五輪への思いを語っている。マスターズを制した松山英樹は帰国後オンラインでの会見に応じた。グリーンジャケットに身をまとった松山は激闘を振り返り、最終日について「1番ホールから最終ホールまでずっと緊張しっぱなしだった」と心情を吐露。喜びを語るとともに、出場が確実視される五輪について「金メダルを目指して頑張りたい」と抱負を述べた。
競泳日本選手権で4冠を達成し、リレー2種目で東京五輪の代表に内定した池江璃花子もリモートで会見。「本当に頑張ってきてよかったと、内定してこういう場にこられて思うようになった」と頬を綻ばせた。驚異的な回復力でベストに戻りつつあるタイムについても「(五輪までに)何秒縮まるんだろうっていう、そういうワクワクもあります。あと0.5秒から1秒は必ず縮めたい」と宣言した。
また、15日開幕する国別対抗戦の前日会見を行ったフィギュアスケートの羽生結弦は松山と池江に言及。「池江選手だからこそ感じた苦痛や悲しみ、喪失感、そういったものを感じた日々は絶対に努力につながっていると思う。自信を持ってオリンピックに挑んでほしい」と熱いエールを送っていた。
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