捜査チームがマレーシア航空17便撃墜事件捜査で進展を報告(2019/06/20)
マレーシア航空17便撃墜の犯人捜査のために構成された国際捜査チームは水曜日、捜査の進展について報告を行った。紛争に引き裂かれたウクライナ東部上空でマレーシア航空機が爆破されてから5年が経過している。
『YAHOO!ニュース』『WSB-TV』(ともに米国)などが報じた。
2014年7月17日、アムステルダム発クアラルンプール行に搭乗した298人の乗客および乗員の全員が死亡したこの事件では、ミサイルがボーイング777機を空中で破壊し、瓦礫と遺体が農場やひまわり畑に降り注いだ。
ウクライナ外務省のオレナ・ゼルカル副大臣は、捜査官は4人の容疑者の名前を挙げるとインテルファクス通信 ウクライナに火曜日語った。
検察官をこの発言へのコメントを控えた。
犠牲者の家族は捜査官の記者会見に先立ち、非公開の会合で捜査の進展について伝えられる予定だ。...
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2014年7月17日、アムステルダム発クアラルンプール行に搭乗した298人の乗客および乗員の全員が死亡したこの事件では、ミサイルがボーイング777機を空中で破壊し、瓦礫と遺体が農場やひまわり畑に降り注いだ。
ウクライナ外務省のオレナ・ゼルカル副大臣は、捜査官は4人の容疑者の名前を挙げるとインテルファクス通信 ウクライナに火曜日語った。
検察官をこの発言へのコメントを控えた。
犠牲者の家族は捜査官の記者会見に先立ち、非公開の会合で捜査の進展について伝えられる予定だ。
オランダ、マレーシア、オーストラリア、ベルギーおよびウクライナの刑事、検察官で構成された捜査チームは昨年、ロシアの都市クルスクに基地を置く第53対空ミサイル旅団が発射したブク・ミサイルがマレーシア航空機撃墜に使用されたと確信していると述べた。
ロシアは常に航空機撃墜の責任を否定し、昨年、ブク・ミサイルはウクライナ軍の兵器庫のものだと主張した。
オランダとオーストラリアは、撃墜に使用されたブク・ミサイル提供はロシアに責任があるとしている。
犯罪捜査の進展は遅かった。合同捜査チーム(JIT)は2016年9月、傍受された会話の中で、攻撃の数日前に輸送について話している2人の男を特定する証拠の提供を訴えた。
当時JITは「その会話が直接撃墜事件に関連する証拠はない」と語った。
訴えでは、1人はアンドレイ・イワノビッチという名前で会話中、「オリオン」というコールサインを使っていた。もう1人は「デルフィン」として会話しており、名前はニコライ・フィオドロビッチであった。
ロシア人容疑者がオランダで告訴された場合、出廷するかは定かではない。
ロシア憲法は外国での裁判のためのロシア国籍者の引き渡しを禁じており、海外でのロシア人の犯罪でもロシア国内で裁かれるとしている。
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ロシアのジャーナリスト、麻薬容疑で自宅監禁となる(2019/06/11)
著名なロシアの捜査記者が麻薬取引容疑で逮捕され、自宅監禁となったことで、ジャーナリストの間では広範な警戒の声が上がった。
『YAHOO!ニュース』、
『ニューヨーク・タイムズ』(ともに米国)などが報じた。
イワン・ゴルノフ氏は、彼が警察の拘置所で具合が悪いと訴えたため医師の診断を受けた後、土曜日遅くモスクワの法廷に連れて行かれた。
ゴルノフ氏は、8月7日まで自宅監禁の決定が出た後、法廷を去った。法廷での審問で、彼は麻薬に関わっていることを否定し、捜査官に協力する意思があると述べた。
ロシアの法廷で被告人が収容されている檻からジャーナリストたちに話している間、ゴルノフ氏は涙を流した。...
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『YAHOO!ニュース』、
『ニューヨーク・タイムズ』(ともに米国)などが報じた。
イワン・ゴルノフ氏は、彼が警察の拘置所で具合が悪いと訴えたため医師の診断を受けた後、土曜日遅くモスクワの法廷に連れて行かれた。
ゴルノフ氏は、8月7日まで自宅監禁の決定が出た後、法廷を去った。法廷での審問で、彼は麻薬に関わっていることを否定し、捜査官に協力する意思があると述べた。
ロシアの法廷で被告人が収容されている檻からジャーナリストたちに話している間、ゴルノフ氏は涙を流した。
モスクワ警察は土曜日の午後に緊急医療隊がゴルノフ氏のために呼ばれて、彼が診察のために病院に連れて行いく必要があると決まったという。
ゴルノフ氏の病状ははっきりしていない。人権団体アゴラの長、パベル・チコフ氏は、ゴルノフ氏が脳震盪を起こし、肋骨を骨折したのではないかとロシアの報道機関に言った。
ゴルノフ氏の発表媒体の独立系ウェブサイト「メドゥーザ」は、彼が木曜日の逮捕の後に殴打されたと伝えている。
警察は彼のバックパックに4グラムの合成興奮剤が見つかったと主張している。しかし多くのジャーナリストは、逮捕はゴルノフの捜査活動に対する報復であると疑ってる。
ゴルノフ氏の最近の取材対象は、住居から債務者を追い出す悪質な金貸しとロシアの葬儀業界を乗っ取ろうとしている組織についての記事を含んでいる。
ゴルノフ氏は、後者に関連した脅しを受けていると言ったと、メドゥーザの編集者イワン・コルパコフ氏はインテルファクス通信社に語った。
ゴルノフ氏の支持者はモスクワ裁判所の外に集まり、何十人もの人々がサンクトペテルブルクで逮捕に反対してデモを行った。
サンクトペテルブルク議会の副議長であるボリス・ビシュネフスキー氏は、次のように述べている。「私は人はその政治的見解から迫害されてはならないと思っている。我々が黙っていれば、彼らは明日、私に麻薬を仕込むかもしれない、あなたにかもしれない。だれでもあり得る」
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